ジャージー・ボーイズ ・イン・コンサート2020
公演から早くも1カ月以上が経ち、無事に終了してほっと胸をなでおろす日々です。
やっと仕事がひと段落し、遅ればせながら感想をば!
今回は配信もあったので、配信と劇場とそれぞれ良いところがあってどちらについても書ければと思います。自分ガタリは前記事に書いた!読まなくていいです。
2018年の記事とほぼ同じセトリなので倣って書きます!ボブについてが多いのはご愛嬌!
《出演》中川晃教/藤岡正明 /尾上右近/矢崎広/東啓介/spi/大山真志
《コーラス》加藤潤一/法月康平/畠中洋/綿引さやか/小此木まり/遠藤瑠美子/大音智海/白石拓也/山野靖博/若松渓太
- 《春》
- 《夏》
- Short Shorts [矢崎・東]
- I'm in the Mood for Love / Moody's Mood for Love [中川]
- Cry for me [Bobs]
- An Angel Cried [矢崎]
- I Still Care [東]
- Trance [矢崎]
- Sherry [GREEN]
- Big Girls Don't Cry [BLACK]
- Walk Like a Man [All cast]
- December 1963 (Oh, What A Night) [矢崎]
- My Boyfriend's Back [chorus]
- My Eyes Adored You [東]
- Dawn (Go Away) [All cast]
- Walk Like a Man (リプライズ)
- 《秋》
- 《冬》
- 《アンコール》
《春》
Ces soirées-là [All cast]
最初の3回が配信だったのですが、そのオープニングもめちゃくちゃエモかった!我々が直前に送った応援リプライが各座席の背もたれに印刷されて貼ってある…!前の出演者の応援メッセージが最前に貼ってあってすでにウルウルでした。
フランス語でラップ調に編曲されたこのオープニングは、何回聞いても最高にテンションが上がるー!藤岡トミーの語りが好き大好き。久しぶり。
劇場ではこの曲ですでに号泣して初日はあまり記憶がありません。何見てたんだろ…?多分配信の方がしっかり観ていた気がする(笑)
Silhouettes [Tommys]
藤岡トミーのシルエット久しぶり泣いた。初めましての尾上トミーはSOOOOOOOO CUTEなトミーで度肝を抜かれました。これまでのトミーのイメージと圧倒的に違う。完全に藤岡さんの舎弟のような尾上トミーでした(笑)GREEN本編だとどんな演技構成になるんだろう…?
個人的にこの曲、フランキーが登場して第一声で劇場を掌握する感じが好き。この時のフランキーのキラキラした声にトミーと同じ高揚感を味わえるもん。
You're the Apple of My Eye [Tommys]
この曲の「僕のものになれ」は甘すぎてトミーにリアコになる歌詞だと思ってます。
あとこの曲の手拍子(タン!タタン!ho!)で、思わずペンラ振り上げたくなる人は全員ジャニーズ通ってるという偏見
I Can't Give You Anything But Love [Tommys & 中川]
いつもここのフランキーはまだウブな感じに演じていると思ってるんですが、コンサート版はここからフルスロットルだから良い。かわいいフランキーにも会いたいけどね!!
Earth Angel [Tommys]
藤岡トミーがここのアレンジめちゃくちゃ変えてる日があって大大大正解だった。楽譜的には遊びすぎなんだろうけど、このアレンジもコンサート版だから多めに見て欲しいな♡収録日には多分一切やってなかった…。
Sunday Kind of love [中川&藤岡]
恐らく春の中では1番好きな曲!この曲、2階席から観ると綺麗なマリア様のステンドグラスが床に映っているんですよね。あっきーフランキーの綺麗な声と合わさって、思わずペンライト消してしまうレベルに神々しい場面。
台詞を挟んで後半は藤岡トミーのハモリも聴けるお得ソング。この2人のこの曲でのハモリはコンサートでしか聴けないので、いつも最高だ〜!!!って思ってました。
My Mother's Eyes [中川]
これジップに頼まれて歌うんだけど、ジップがいないしそのくだりもないので、なんで歌ってるか理解できない人いるのでは…?と思ってました。今回のキャスティングで前のコンサートよりも話の流れを知らないで来ている人が圧倒的に多いと思うので、そこはもう少しストーリー補完しても良かったんじゃないかなあ…。まあここはどっちでもいいと思います。あっきーフランキーは何歌わせても上手い🎶って話なので。
I Go Ape [尾上]
本公演演ったことないのに、トミーとしてこの曲を1人で歌うことになった右近さんの心境を知りたい*1…笑
でも右近さんso!so!so!cute!!なので、めちゃくちゃ可愛くて、緑のペンラ振り回しちゃいました♡笑
本公演でもバリバリ踊ってくれると思う!期待!
《夏》
Short Shorts [矢崎・東]
この曲をなんだかんだ踊ってくれたのが、海宝ボブととんボブの違いですね!!!笑
2人ともshort shortsの踊りは可愛いのに、台詞はめちゃくちゃスタイリッシュに登場するからかっこいい〜!ペンライトが広がる客席をバックに話すのがめちゃくちゃ好きでした。
I'm in the Mood for Love / Moody's Mood for Love [中川]
この曲のボブたちの表情が大好きなんです!!!前回のコンサートではぴろボブはここでそんなにお芝居してなかったんですが、今回は本公演並みに芝居してて嬉しかったー!
とんボブは良いビジネスパートナーを見つけた!ってめちゃくちゃ良い顔するんですよねー。品がある坊ちゃんって感じがめちゃくちゃ良き。
ぴろボブはずっとそうなんですけど、宝物見つけたみたいな顔するんですよ。目がキラキラしちゃう。この先自分のキャリアと…ってあんまり考えてない気がする。とにかくこの人と近づきたい!音楽やってみたい!ってピュアなボビーな印象です。
Cry for me [Bobs]
ボブたちのクライフォーミー!!!本公演では絶対叶わない夢の共演です!!!
とんちゃん声量がすごい。ひろしくんは本当に安定したなあと思いました。初演でここ、手に汗握ってたのが嘘みたいだなあ。
An Angel Cried [矢崎]
やっぱりバックコーラスメドレーからは逃れられないんだなあ…(遠い目)
いやでも!こんな難曲を任せてもらえるだけでも嬉しいです!!今雨ぴろさん、公演中雨多すぎて帰り道に1番歌ったかもしれません。
最後の高音、外すことなく歌えてスゴイ!
I Still Care [東]
とんちゃんの声ってあまーーーいですよね!!
息多めボイスで柔らかく歌ってて素敵でした。
ハモリのぴろさんはこの辺で遊んでて、「堕ちる涙〜」のくだりでよく涙を落としてる演技を日替わりでしていました。しかしここも高音ハモリがある…!お疲れ様でした…!
Trance [矢崎]
この曲めちゃくちゃ私の好きな矢崎さんの声!!かっこいい!!
今回は低音のドスが効いててさらに良かったです…!
この辺で印刷工場のくだりやるんですが毎日モノマネをしていて面白かった笑
本人出演のため半沢直樹ネタが後半多めでしたが…笑 こういうところ、上手いよなあと思ってました。
Sherry [GREEN]
sherry前のBob'sの小芝居が毎度可愛かった。
ボブたち、2人とももう1人の自分って感じでよく対話するんですよ笑 他の役は結構相手に誰だお前?って感じだったり、遠くから見守るって感じが多い気がするんですけど。
ここで4人が初めて声を合わせるので、めちゃくちゃ感動しました。本来はcry for meなのですが、敢えてコンサートはsherryに変更してる気がする。観客からすると初めて4人を浴びるので、印象が強く残るんですよね。
Big Girls Don't Cry [BLACK]
新キャスト多めのブラック。ハモリが綺麗だねー!!新キャストのとんちゃんも真志もクセのない柔らかい声質だからかなあ。
ここの振り付けを一緒に出来るのが楽しすぎる!!!声は出せなくても、振り付け出来るのは良いですよね…!
Walk Like a Man [All cast]
最初のCes soirées-là以来の7人。藤岡さんおかえりなさい〜!!!この曲は藤岡さんがいるといないとで音圧が違う気がする…!
大好きな曲なので、めちゃくちゃ拍手しながら叫びたかった…。我慢しました…。
December 1963 (Oh, What A Night) [矢崎]
広くんがまたこの曲をソロで任されるとは思わず、帝国劇場の0番で虹色のスポットライトに照らされながらステージを駆け巡る推しを見る事ができました。夢かな。5年くらい前はめちゃくちゃ立って欲しかったけど、最近はそんなに帝劇にこだわる必要ある?って思い始めてたので、本当ならそんなに思い入れはないはずなんですが。
めちゃくちゃ泣きました。もう降りても後悔はないってくらい満足したし、ここまで連れてきてくれてありがとうって気持ちでいっぱいでした。わたしが描いていた夢はここまでだったので、後は広くんがどんな高みに連れて行ってくれるのか楽しみにしてようと思います。
この前のプロポーズ(?)であっきーが無邪気に毎回ぶっ込んでくるところが好きでした。天然には勝てん。
My Boyfriend's Back [chorus]
THE Angelsの皆さん!今回はまりゑさんの代わりにびびちゃんが加入してました。衣装は黒のワンピースで本公演よりシックだったんですが、3人とも当たり前に歌うまで可愛かったー!
特に色指定なかったんですが、持ち込みペンラ組がピンクにし始めたら日に日にピンクが増えていって、後半会場中がピンク色になってて爆上がりしましたー!公式にはない色なのに(笑)JA最高!(自画自賛)
My Eyes Adored You [東]
私は毎回この曲でわんわん泣いてました。タイミングがあまりにも…で、とんちゃんの心情を慮るとこの曲の歌詞があまりにしんどかった。
本人はあくまでボブとして歌ってると思いますが。とにかく良い声だなーとんちゃん。身長が高くて映えるし今後が期待される役者さんだなあと思います!
Dawn (Go Away) [All cast]
客席をバックにこの曲を歌われるのはずるい。泣かざるを得ない。
私は多分JBでこの曲が1番好きです。歌詞は悲しいけど、夜明けというタイトルの通り曲自体には希望がさしていると思うから。
なんだか今の世の中を鼓舞するような気にもなって泣いてしまいました。私たちが観客として劇場に来る意味。ステージでリアルタイムで彼らが私たちに向かって歌う意味。その全てがぴろボブの台詞とともに込められている気がしました。
後半のあっきーの声が進化していて、この曲の声がホーン楽器のように飛んでくるのでびっくりしました…!どんな発声してるんだろこれ…
Walk Like a Man (リプライズ)
DAWNで泣きすぎていつもこの曲の準備が間に合わない笑
ここ藤岡さんのパワーフルスロットルなので最高!本公演はトミー歌わない(はず)なので、コンサートだけで聞ける音圧…!すごい…!
《秋》
Big Man in Town [BLACK]
縦にも横にもBIGな男たちが「ビッグになーるから♪」って歌うので、笑うの不可避。
地味にここダンスが難しいので、真志が1番ちゃんとしてました。やっぱり踊れる子…!身体は大きいのに…!
すくすく成長してて、同い年ですがニコニコしちゃいますね。
Beggin' [spi]
はいきた。私はこの曲を楽しみにコンサートを待っていたと言っても過言ではありません。
spiさんはその期待もなんのその、めちゃくちゃパワーアップして魅せてくれました…!最高だった。
昨日見た!!!人生の影に囚われてた!!ニックの姿がモニターに重なって、影のようにゆらっとしててぞくぞくした!神演出!!!23日はもっと凄かったらしいから、次に観る時が楽しみ #JBCON2020 https://t.co/68EfKYKEU3
— 🌻めぐたん(壁)🌻 (@k1mg_sub) 2020年7月25日
本日の「人生の影に囚われ」観てきた史上1番長くうねうねしてたー!!!さいこーーー!!!でも「人生の墓場に落ちた」はspiニックのバーン👉を正面アップで観たいですわがままでスミマセン💦#JBCON2020 https://t.co/68EfKYKEU3
— 🌻めぐたん(壁)🌻 (@k1mg_sub) 2020年7月27日
毎回「人生の影に囚われ」の演出に言及してました。いやここ演出込みで大好きすぎて。気が狂ってるな。
Stay [中川 矢崎 spi]
私、未だにBlueの亡霊なんです。芝居がめちゃくちゃ好きだったんですBlue。そのメンバーでstayやってくれて嬉しかった。spiさんは毎日お芝居が違うので、毎回楽しい。
ニックが振り返った先に2人が歌っていて、そのまま去った後にフランキーが居なくなったニックを見ていたのが、すれ違いが切なくて好きでした。
Let's Hang On! (To What We've Got ) [大山]
stayの一部始終を真志ニックも袖から見ていたんですが、これは配信でしか分からないところがめちゃくちゃエモいポイント。客席にいると謎のスポットライトしか見えないんですよね。
それを踏まえて語りとソロに入る真志ニックがなんとも寂しかったです。
後半は原曲キーで歌っていて痺れたー!
《冬》
Opus 17 (Don't You Worry 'bout Me) [中川 矢崎]
今回のコンサートは芝居も結構がっつりしてくれてて、ここもぴろボブがとても素敵なお芝居でした。矢崎さんのボブはニックがいなくなったことへの立ち直りが実はフランキーより遅いんじゃないかって思っていて。それが歌い続けるフランキーの眩しい姿に背中を押されて、「強く立ち向かうよ」の歌詞のタイミングで立ち直る芝居をしていた日があって、それがめちゃくちゃ好みでした。広くんもだいぶ日によって違いがありますけど、私の観た中で印象に残っていたお芝居です。
バイ・バイ・ベイビー Bye, Bye, Baby (Baby Goodbye) [中川]
フランシーヌのくだりは初見さん殺しすぎる…。まあ曲を楽しめば良いんですけどね!
本公演で奥さん役のビビちゃんがフランキーをひたすら見つめてたのが印象的でした。
C'mon Marianne [中川]
私この曲すごく好きなので、夢中になるレコード会社の気持ちがわかる。
Can't Take My Eyes Off You [中川]
本当最高!本場のフランキーこの曲のサビ歌わないで歌わせてくるので(笑)シンプルに全部聴かせてくれるあっきー最高だなってなりました(低すぎるハードル)
欲を言うなら、私はこの場面を上から見つめるボビーが大好きなので、どこからかボブが見てくれる演出が欲しかったです。ボブ推しより。
Working My Way Back to You [中川]
この曲のペンラ芸そこそこ難しいんですけど、わたしそこそこできるんですよ!笑
だからこの曲の振り上げ完璧な人を観ると、ほっこりしてしまう(笑)
みんな次のコンサート(いつだ)はがんばろ!
Fallen Angel [中川]
フランシーヌが死んだこと言わないので、初見殺しNO.1ソング。映画を観てから来てる前提なんだよなー。観てる人も多いと思うけど…。
複数回観てるわたしはあっきーのお芝居に泣いてましたが、観たことない人に伝わらないの勿体ないなあと思ってました。
Rag Doll [ALL cast]
復活のRag Doll。でも私にとってはようやくクリエから帝劇に来たことを感じさせる曲でした。きっと本公演も帝劇でやってくれるって信じてるから、その時改めてまた感動するんだと思います。
Who Loves You [All cast]
泣かざるを得ない。
広くんが前楽の挨拶で言っていたのがまさにこの曲についてだったんですが
「この曲には手を伸ばす振り付けがあって『かけがえない幸せを奪う』という歌詞の先の『探せ』で目の前を掴むんですね。その先にはお客様がいる。色々大変な状況ですけど、僕はこの手の先に向かってこれからも頑張っていきたいと思います」
という感じのニュアンスのお話で。
元々好きだったこの曲が大好きになった瞬間でした。千秋楽、広くんの手の伸ばした遥か先(つまりめっちゃ後方)にいたんですが、がっつり掴まれてしまって号泣しました*2。
この人を応援していて良かったなあと改めて感じました。この前楽挨拶、藤岡さんへの文句とか他にもめちゃくちゃ面白かったので、東宝さんぜひ今からでもアップしてください〜!!
《アンコール》
いつものメドレーでした!
December 1963 (Oh, What A Night)〜Walk like a man〜Sherry〜Can't Take My Eyes Off You〜Big Girls Don't Cry
can't〜での藤岡さんのハモリが最高of最高だった。Blackは和やかに肩とか組んでて、Greenはそれぞれが暴走してた印象です笑
コンサートって本公演ありきだと思うんですが、今回は新キャストの方もそのファンの方も(あと、今回から興味を持って観てくれた方も)大変だっただろうなーと思います。
でも、このやるかやらないかを迫られる状況下でやり遂げたことは大きいし、その希望として相応しい作品だったと思います。
願わくば、この数年のうちに本公演をやって欲しい。そう願って東宝の2021年ラインナップをギリギリ見つめています。
その時には全国からなんの不安もなく来れて、どんなに盛り上がっても安心して声を上げられる状況になっていることを祈っています。
そしてトミー・デヴィート氏について心よりご冥福をお祈りします。