sognamo insieme

君を夏の日に例えようか

ジャージーボーイズPVレポート

東宝さんはわたしのダーリンからイベントものにはそこそこ当選させていただけるので本当に感謝です。

それは恐らく私が様々なSNSを駆使して宣伝することを見込んでのことだと(勝手に)思っているのでジャージー・ボーイズのPVをレポートしたいと思います。いつものごとく脳内で再生しているので、誤りがあったらすみません!宜しければご指摘ください。

撮影場所は都内某所のライブハウス。

フロアの真ん中に高さ30cmもないくらいの四角い2畳(矢崎広曰く)のステージが設置されており、外側にマイクが4本。チラシのフライヤーにも使われてるあれです。

お客さんはそのセンターステージの周り、元々設置してある本来のステージの壇上、フロアの段差上(中川さんと向かい合う辺り)に配置されます。

整理番号順に入場し、スタッフの方から場所を指示される形だったので、WOWOWで当たった2人1組の方々以外はほぼ1人で参加している状態でした。

私は終業後ギリギリ参加だったため、藤田さんがフランキー・ヴァリのコンサートに行った感想の後くらいからしかお話を聞けていないのですが、「青春は続いていくのだということをこのPVのラストに皆さんと踊ることで伝えていきたい」と熱く語ってらっしゃいました。

キャストの皆さん、10:30からPV撮影してらしたとか。シェリーとかあと数曲WhiteもRedあるみたいなのでメドレーみたいな感じになるのかな。

私たちが参加するのは"Big girls don't cry "。

多分1分半くらいの長さでした。

藤田さんのお話が終わった後、白石さんと石川さんらが加わって振り付けの講習。

参加者には事前に石川さんが振り付けをしている動画が配られており、皆さんフリは完璧。

動画を見た人ーって訊かれててほぼ9割は手を挙げてたかと思われます。

ギリギリ参加のため、これ以上迷惑はかけられないと動画を繰り返し観ていた私。本当に観ていて良かったです…笑

観客だけのリハを2回ほど行い、「最後のBig〜は跳んで盛り上がってください」とか「歌い終わったら拍手と歓声くださーい!オッケーが出るまでお願いします!」とかややアレンジはあったものの、スムーズに進行し、さあ!ボーイズたちの登場です!と思いきや、予想以上に巻いており、まだ準備中ですとのこと。

藤田さんがお話で繋いでいました。

マイクの調整をしながら、「これで誰がどこに来るのかわかりますねー」とか吉原さんのマイクの前で「ここにあっきーは来ないですもんねー」とか笑

あと、「皆さん振り覚え良すぎです!藤岡より全然!」とか笑

そんなこんなしているうちにようやくフォーシーズンズRedが登場。

矢崎さん藤岡さん吉原さん中川さんの順だったと思うのですが、観客とのあまりの距離感の近さに一旦ハケようとするフォーシーズンズ笑

マイクの位置について、リハーサルです。

中川さんを正面にして左回りに藤岡さん、吉原さん、矢崎さんの順。

私は中川さんと藤岡さんの間くらいにいました。

観客には白石さんと石川さんも混じっていました。

藤田さんか演出助手の方から「踊り子さんには手を触れないでくださーい」と言われる距離感でスタート。

藤田さんからは「テンションはずっと高めでお願いします!!」って言われていたため、エキストラ皆リハーサルからしっかり盛り上がってました。hooooo!とか拍手にびっくりのフォーシーズンズ。

吉原さんは「動物園の動物になった気分だよ!」とおっしゃってました。

藤田さんからは「最後のテンションはいいです!そんな感じで最初の方からお願いします!」と言われて「はいっ」と意気込む私たち。「え、まだ盛り上がるの?」「俺たち呑まれてるんだけど」と怯えるフォーシーズンズ。

吉原さん「ちょっと待って、これ俺たちはどういうスタンスでいればいいの?」と藤田さんに質問。

藤田さんは「この曲はフォーシーズンズが人気アーティストとして地位を確立した時の曲。堂々と歓声に応えて」的なことをおっしゃってた気がします。

リハからそんなテンションだったため、1回目テイクからしっかり盛り上がるエキストラ。「これから何回も撮るので、このテンションを落とさないようにお願いしますー」と藤田さんから指示が入ります。

2回目が撮り終わり、3回目の前に「あと3テイクで終わりです!」と言われるフォーシーズンズの方々。「えー!おれ後1回だと思ってたのにー!」という矢崎さんに「おれもー」と乗っかる吉原さん。ねー!とふざけるお二人。中川さんが「面倒くせえって言いながらやるときはやる」って表現されてたのが、まさに!って感じのRedです。

3テイク目に入る前に藤田さんの思いつきでエキストラが隣の人と入れ替わるよう指示されます。だいたい1人参加な会場だったのですが、皆さん隣の方に話しかけてタイミング良く入れ替わるよう打ち合わせます。

振り付けながら盛り上がりながらの入れ替わり。自然と入れ替わることに夢中になりすぎて、終わった後藤田さんから「うちのボーイズたちを忘れないでください!」と言われてしまうエキストラ笑

「そーだよ!俺たちのこと見てなかったでしょー!」って言う中川さん。

…はい。確かに全然見てませんでした。

4テイク目は段上の方達もフロアに降りて上からの撮影。入れ替わりはなしです。

4テイク目終わったところで10分休憩になりました。熱気とライトで暑くて、みんな実はフラフラだったのです。

5テイク目はフロアにいる観客とフォーシーズンズがいるステージの間をカメラがぐるぐると回ることに。一回リハーサルをしてぶつからないように気をつけながら本番です。

6テイク目はご褒美テイク。使われるか分かりませんが、ステージにフロアの観客が全員近づいて振りを踊ります。

「これ踊れます!?」と振りを確認するフォーシーズンズ。

「踊り子さんには手を触れない」が非常に厳しいくらい近い最前列。お客さん同士で「ぶつかっても良いから盛り上がりましょう!」と言い合う素敵なエキストラさんたち。

それを聞いた中川さんから「ぼくマイク傾けたらぶつけちゃうかも」と言われてました笑

まさに毛穴が見えそう(というか見える)距離感でした…!

あんなに近くでフォーシーズンズの面々を見ることはもうしばらくなさそうです。

中川さんがハンドクラップでノッて盛り上げてくれたおかげで1番盛り上がって全員がひとつになった気がした6テイク目。採用されたらいいなあ、と内心思っています。

撮影が全て終わり、ひと言ずつ。

「本番も観に来てください」と中川さん。

「最高の作品にします」と藤岡さん。

「俳優なんで、あんまりこういう場には慣れていないんですが、本番は藤田としっかり作品を作り上げますので。」と吉原さん。

「皆さんの勢いに押されてびっくりしちゃったんですが、皆さんの熱気のおかげで良いPVになると思います。」と矢崎さん。

藤田さんから「これから、つらい稽古をして、良い作品を作っていきますので、皆さん是非本番も観にいらしてください。」とご挨拶があり、〆でした。

本当に自画自賛みたいですが、エキストラがとても優秀で。盛り上がるときは盛り上がる。話を聞くときは静かに聞く。俳優さんたちにキャーキャーするのもカメラが回っている時のみ…といった感じで、どこから連れてきたんだろう?と思うくらいでした。良いPVにしたい、照れがあると見てる方が恥ずかしくなるから、思いっきり盛り上がった方が良い、と知ってる方が多かった印象です。実際人前に立つことに慣れている方が多かったんだろうな、と思っています。「温度下げているのに、熱気で下がらない!」とスタッフさんが言うくらい暑くて水も飲めない状況でしたが、リハ含め毎回フルパワーで頑張りました笑

素敵な仕上がりになっているといいなあ。

最後にフォーシーズンズのメンバーの様子を一人ずつ

中川さん

エキストラに驚きながらも、ひとりひとりを見てくれて一緒に盛り上がって、盛り上げてくれた印象です。

近くの人にすぐ話しかけてくれるし、フォーシーズンズともコミュニケーションを取りつつ、周りも見れる方なんだなあ、と思いました。

その割に気がつくとどこかに居なくなってたりもするんですけど笑

チャーミングで明るくて、なにより歌が上手いー!フランキーに寄せてる?気がします。私はフォーシーズンズに馴染みがあるわけではないため、あまり大きなことは言えないのですが、イメージを崩さない歌声になっているんじゃないでしょうか。私が知ってる中川さんのお声とは結構違った気がします。PV撮りながらも完全口パクではなく、ちょこちょこ生声が聴こえてきたのですが、ハイトーンが素敵でしたー!

他の曲も楽しみです。

藤岡さん

とっても優しいんですよね、藤岡さんって。

1番お客さんとの距離が近かったかもしれません。

私は前日の居酒屋まさから2日続けてだったためちょっと気まずく(勝手に)なっていたのですが(笑)

それでもやっぱりとっても気遣いのできる方だなあ、と思いました。

毎テイク「よろしくお願いします」と頭を下げてくれるし、キャストがお水を飲む時間が2テイク目か3テイク目にあった時も「すみませんね、みんな喉渇いてるのに僕たちばっかり飲んじゃって」と気遣ってくれるし、最後にはハイタッチ大会でしたし。カメラが回ってるときにだけ行われているのが可笑しかったですけど(エキストラがサクラみたいで)

盛り上げ上手でエキストラに1番感謝してくれていた気がします。

テイクの合間も衣装が可愛いというエキストラの声に反応して、ドットの部分を見せてくれたり、そのまま中川さんと芸人になってくれたり。(「マサです!」「アキです!」とやってくれました。)

Redはツッコミ不在らしく、1番ツッコミらしい吉原さんが「なんでやねん」とツッコミを入れてくれました。

そんな藤岡さんですが、フリと歌は1番入っておらず、序盤は毎回矢崎さんに確認してました。

矢崎さんと仲良しな感じでタイタニック以来に2ショットを見た私は大喜びでした。

カメラが回ればきっちり決めてくれていたし、楽しみです。

吉原さん

Redのコワモテ代表でガラ悪い代表で面倒くせえって言う代表の吉原さん。

身長も高くて威圧感たっぷりですが、私吉原さんの飾らない人柄が好きなんですよね。

以前吉原さんが「お客さんと役者はステージと客席で繋がっていると思っているし、それが理想」とおっしゃっててすごく共感できたし、心に残っていて。

そんな吉原さんには今回のPVは距離が近すぎたのか、「動物園じゃねえ!」とか「どんな感じでいればいいのかわかんねーよ!」とかおっしゃってたんですが、いいんです。吉原さんのカタギでちょい悪なところが好きなので。そして面白かったので笑

そしてカメラが回ってない時はやってらんねーよ、って感じなのに、音楽が始まるとすっごくかっこよく盛り上げてくれるんですよね。天井に指差しながら。

なんだかんだ盛り上げ上手なのでした。大人な貫禄が素敵でした。あと、初めて低音ボイス聴いたのですが、低い音域もびっくりするほど素敵な声ですね。バスマスター(楽器)かと思いました。

矢崎さん

はい!今回の1番の御目当てです。今年初めての矢崎さんはキョドっていてふわふわしてて、なんだか久しぶりの素のぴろしでした。

最初マイクの前に立って目の前が男性なことを吉原さんに大爆笑されていた矢崎さん。実はジャンヌダルクイングランド軍のエキストラの方だったらしく、矢崎さんもそれを覚えていて、ステージの上から久しぶりの再会をされていました。

矢崎さんは1番踊りがしっかり入っていて、テイク毎に他のメンバーに教えたり(主に藤岡さん)、自分の振りを確認していました。

矢崎さんは藤岡さんにはほぼタメ口、中川さんと吉原さんには敬語でしたが、皆さんと軽口を叩いていて、ほんと人見知りしなくなったなあ、としみじみ。

中川さんから「スポーツなにかやっていたの?」って訊かれて「野球やってました。」「小学生のころから、野球だけやってましたね」ってお話されていて、運動神経いいんだねー、と。

本当、運動神経いいですよね。ドッグファイトを経たからか、ダンスのキレがさらに精度を増していた気がします。

Redの中では最年少なので恐縮しているところも見受けられましたが、意外と(?)堂々とフォーシーズンズしてました。ただ、お客さんには1番気圧されてましたけどね笑

肩をダウンダウンダウンする踊りがとってもかっこいいので、PVにも映り込んでいたらいいなあって思います。

歌い終わったらすぐ笑いながら中川さんの方を向いて肩組んでいたテイクが多かったので、PVのラストはニコニコの矢崎さんが見れるかもしれないです。

踊ってる間は全く様子が伺えなかったので、私も完成を楽しみにしています。

そんな感じのPV撮影でした。

なんだかとっても長くなってしまいました。

公開は3月頭を予定しているそう!

まだ5ヶ月も先ですが、こんな個性豊かなメンバーで行われるジャージーボーイズ。RedもWhiteもとっても楽しみです。