sognamo insieme

君を夏の日に例えようか

2016-01-01から1年間の記事一覧

スカーレット・ピンパーネル

東京公演と東京凱旋公演を観に行きました。 1789年、王制に対する不満を爆発させた民衆が蜂起し、フランス革命が勃発。その後、ロベスピエールを指導者とするジャコバン党が権力を振りかざし、元貴族らが次々と処刑される恐怖政治が続いた。 嵐が吹き荒れる…

季節が僕たちを連れ去ったあとにー「寺山修司からの手紙」山田太一編(岩波書店刊)よりー

山口翔悟(寺山修司)×矢崎広(山田太一)回を観劇しました。 <あらすじ> 寺山修司と山田太一が過ごした学生時代、寺山は19歳で腎臓の病気(ネフローゼ)を発病し、入院していた時期に交わされた2人の書簡集。 それから季節は変わり、2人は大人になり、別々の道…

クレシダ

平幹二朗という俳優を生で観ることができるというのは、現代に生きる上でとても幸せなことだと私は思っています。 2年ぶりの平幹二朗さんでした。「蒼の乱」、その前が劇団四季の「鹿鳴館」。初見の鹿鳴館の影山伯爵で撃ち抜かれてしまい、未だにこの俳優さ…

宮本武蔵(完全版)

「殺陣が好き、時代物が好きって言ってるけど、刀を振るうことがどういうことか君ちゃんと分かってるの?」 と遠回しに問われまくった舞台でした。 薄ミュ(LIVEだけど)とつむ鴨の間に挟んで観てしまったので、余計にぐるぐると考えてしまいます。 あらすじ …

矢崎広と土方歳三〜ミュージカル薄桜鬼〜

自分が成仏したら、この記事を書こうと思っていました。 成仏というのは、矢崎さんが土方さんを辞めた際に仰っていた言葉で、つまるところ自分の気持ちを昇華させられたら、こういった文章を書こうと思っていました。 2016年8月17日、私はとうとう気持ちに整…

日本版ジャージー・ボーイズ初演

私は歴史的な初演に立ち会ったのかもしれないと思えた公演でした。 2月のPV撮影、いや10月のキャスト全発表からずっとそわそわしていた公演。私の中で2016年の目玉とも言える公演でした。アッキーの発表の時には、藤岡さんは選ばれそうだから1回くらいは行き…

朗読劇私の頭の中の消しゴム(矢崎広×三倉茉奈回)

朗読劇はあまり得意ではない私が唯一毎年通っている朗読劇、私の頭の中の消しゴム。 こちらに矢崎広さんが満を持して登場されるということで、4/29、5/3どちらも観劇してきました。 満を持して…というのも毎年アンケートに矢崎さんのお名前を書き、嵐が丘(去…

Eternal CHIKAMATSU

エターナルチカマツ、現代と過去が交錯し、蜆川の渦に巻き込まれたような作品でした。 ほんのちょっと、15分だけの恋のはずだった。 止むに止まれぬ事情から、売春婦になったハル。割り切って始めた商売だが、 足繁く通うジロウ(妻子持ち・現在失業中)と…

Endless SHOCK

鉄は熱いうちに打て。 興奮は冷めぬうちに書け。 ということで、この土日も観劇が続くので、上書きする前に書いちゃおうと思います。 Endless SHOCK 日本一チケットが取れない舞台 階段落ち フライング 観劇する前のSHOCKのイメージといえばこの辺りでした。…

ジャージーボーイズPVレポート

東宝さんはわたしのダーリンからイベントものにはそこそこ当選させていただけるので本当に感謝です。 それは恐らく私が様々なSNSを駆使して宣伝することを見込んでのことだと(勝手に)思っているのでジャージー・ボーイズのPVをレポートしたいと思います。い…

ドッグファイト

2015年こんなに行く予定じゃなかった舞台大賞でした。 それなのに名古屋の千秋楽を行きたかったとジタバタしてるなんて、オタクの欲望というものは底なしです。 以下あらすじ ベトナム戦争出征前夜のアメリカ、サンフランシスコ―。 エディ(屋良朝幸)と2人…