sognamo insieme

昨日の推しに会いに行く

りさ子のガチ恋♡俳優沼(再演)

俺たちのりさ子が帰ってきたぞ!

というわけで、お友達を連れ観に行ったりさ子のガチ恋♡俳優沼再演の感想です。

りさ子の叶うことのない不器用な告白を、どうか笑わずに聞いてほしい。

 

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約2年前、推しの結婚の1ヶ月後に観ることになり、救われて、迷って、考えるきっかけになったこの作品。

 

 

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2年前も今も同じようなことに傷ついて悩んでいて、本当に自分の変わらなさに笑えるんですが(笑えない)、あの時よりは少し冷静に一歩引いて観ることができたかなと思っています。作品自体は相変わらずめちゃくちゃ面白かったです。2年という月日で変わったこの界隈の流行り(?)にも迅速に着いて行っていててこわい…*1。やっぱり普段は土日と有休を観劇に使い倒してボーナスで家計の帳尻合わせているOLなのではと思ってしまう…くれはさん…。

 

今回はキャスティングが新垣里沙さん以外ほぼ変わったのでは?というくらい人が変わっていて、受ける印象が大きく異なっていたのが面白かったです。

アリスちゃん前回もう少し大人しかったよね?開演前声がでかすぎて引きました(笑)前回は開演前にいたことすら記憶になかったくらいには静かだったと思うんだけど…(上手だったからかも)今回はより印象づけたのかな。

たまちゃんは方言女子になっていて、前回より分かりやすくアリスちゃんが嫌いだった。前の嫌だなと思うところがあっても離れられないくらいの距離感がリアルだなーと思ってたけど、分かりやすくはなったかも。

 

いかんせん、この話はこの界隈にいる人には戦慄のあるあるオンパレードなんだけど、知らない人には伝わらない部分が多すぎて。

前の席にいたおばあさまが座組の女優さんの「女は切り替えが早いから!」という台詞で笑っていて、私が安堵したくらいです。おばあさま絶対これ着いていけないよね?ゴールデン街の小劇場で観た熱海殺人事件で隣にいたおばあさまぶりに同情しました。

 

しかしすべてのことが、初演より分かりやすくなっていたように思います。しょーたくんを始めとした舞台俳優役の方たちも年齢もキャリアもアップして、私も知っている俳優さんもちらほら出演していたし。

伝ステの殺陣の場面なんかも迫力が増してて、これは面白そうだな〜〜とうきうき観ていました*2

多分1番大きな変化はしょーたくんが品川くんから柏木くんに変わったことなんじゃないかなと思います。

品川くんのしょーたくん・・・育てたい、見守りたいタイプの若手俳優さん。実力はまだまだだけど、真っ直ぐで、素直で、可愛くて、これからを支えたい!応援したい!って感じ。生放送はラインライブ派

柏木くんのしょーたくん・・・若手俳優内では中堅どころで、2〜3年追ってるファンも多い安定した感じ。ストプレも2.5もしつつで、たまにドラマにも出るようなタイプ。生放送はニコ生有料チャンネル派。

個人の感想です。どちらにしても6万フォローでリプ返して、最後に彼女の有無を聞く質問に答えるのは普通に荒れるからやめましょう。

あっきーも奇跡の顔面の秋葉くんから、なんでもできる(と私が思っている)匠馬くんになり、宮永さんも激シブの萩野さんになり、カンパニーとしての重厚感が増した今回の伝ステ。

初演の時はラスト絶対に伝ステは頓挫したと思っていて、りさ子が最後チケットを捨てる時に(「それ払い戻しになるかもしれないから!取っときなよ!」)と思ってましたが、今回はなんだかんだやりそうですね。死んだはずの山縣有朋ゾンビがいない方が原作ファン的には二次感なくて良いんじゃないかと思うし。しっかしまあラストの変更は怖すぎました…。より現実感出すため…?祐介くん気をつけてとしか…

今回のしょーたくんは、これからも俳優を続けそうに見えました。それはスキルというよりは個人の性質として。ネットとか噂とかあんまり気にしないタイプそうだな、と。

あと、多分私はそうだったらいいなと願っている。板の上では平等だと。個人のバックグラウンドがどうでも、ステージの上で素晴らしいものを見せてくれたら、観客は拍手を送れる生き物だと。

だから、続けてほしい。しょーたくんのこれから進む道は茨の道で、石を投げられることもあるかもしれないけど、素晴らしいものを見せていけば必ず着いてくる人はいると思っているから。

 

推しが結婚してもうすぐ2年。2年前と全く同じ気持ちで応援しているかといえば違うけど、やっぱり舞台の上に立つ推しは最強で最高の演技を見せてくれるから、舞台にも前と変わらないペースで足を運ぶし、今も大好きで大切で特別。彼が幸せでいてほしいと思うし、彼が誇れるファンでいたいと思う。よわよわおたくの私の中にもりさ子はいるけど、2年前より少し小さくなった。

人として成長したとかそんなんではなく、「好き」との付き合い方が分かってきたんだと思う。相手を100%知ろうと思わなくなったこと。私なりに無償の愛を提供しているけど、見返りを求めたくなったらそれをステージで返してもらおうと心がけること。

 

それでも、りさ子の長台詞はやっぱり私の気持ちとイコールだから、笑わないで聞いてほしい。

 

彼女の叶うはずのない告白は、ファンと俳優という関係性の歪さを剥き出しにしていて、わたしもこれからどうしたらいいかわからなくなってしまう。

それでも舞台に立つ推しは今日も世界一輝いていて、私はそれを「好きだ」と思う。結局これで始まって、これで終わる関係性なんだと今は思っている。

*1:でもやっぱり現代りあこの主流はめぞんどふるーると編み込みなのでは?その子たちはこういうことはしないってことなのかなあ…

*2:けまりストライカーズより伝ステ派

音楽劇ライムライト

ライムライトの魔力に抗えない男の美しい人生の物語でした。

 

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1914年、ロンドン。ミュージック・ホールのかつての人気者で今や落ちぶれた老芸人のカルヴェロ(石丸幹二)は、元舞台女優のオルソップ夫人(保坂知寿)が大家を務めるフラットで、酒浸りの日々を送っていた。

ある日カルヴェロは、ガス自殺を図ったバレリーナ、テリー(実咲凜音)を助ける。テリーは、自分にバレエを習わせるために姉が街娼をしていたことにショックを受け、脚が動かなくなっていた。 カルヴェロは、テリーを再び舞台に戻そうと懸命に支える。その甲斐もあり歩けるようになったテリーは、ついにエンパイア劇場のボダリンク氏(植本純米)が演出する舞台に復帰し、将来を嘱望されるまでになった。かつてほのかに想いを寄せたピアニストのネヴィル(矢崎広)とも再会する。テリーは、自分を支え再び舞台に立たせてくれたカルヴェロに求婚する。だが、若い二人を結び付けようと彼女の前からカルヴェロは姿を消してしまう。テリーはロンドン中を捜しまわりようやくカルヴェロと再会する。劇場支配人であるポスタント氏(吉野圭吾)が、カルヴェロのための舞台を企画しているので戻って来て欲しいと伝えるテリー。頑なに拒むカルヴェロであったが、熱心なテリーに突き動かされ、再起を賭けた舞台に挑むが・・・。

 

 初演は観ておらず、映画は昔々にさらっと観た程度で、矢崎さんが出演されるということで観た今回の再演でしたが、とても、とても素敵な作品でした。

以下各役者さん毎の感想です。

 

・舞城のどか

ガチのバレリーナさんかと思ったら宝塚の方だった…。宝塚って本当凄いですよね…。アンサンブルとしてはカルヴェロの5番目の奥さんが1番目立つのかもですが、個人的には2幕の妖精がすごすぎてびっくりしました…。テリーのライバルなのかと思ったら脇役でもニコニコしてるタイプの人だった…。浮気の場面が色気やばいなーと思いながら観てました。

 

佐藤洋介

個人的に今回の掘り出し人(失礼)です。ダンスが上手い。上手すぎて面白いことをすべて踊りでやろうとしていて本当に毎回爆笑していました。この人何者なんだろうと思ったら中学卒業して航海士になったという謎の経歴が出てきたのも気になるところ。ダンス関係ないやん。コロンビーヌの相手役も好きなんですが、ダントツのツボはカルヴェロのマネージャーのお付きの人です。クセが強すぎるアシスタントでいちいち動きが面白くて大好きでした。春のコントの動物とか、カルヴェロの影は人なのか?本当に??と思いながら観ていました。重力とか感じないタイプの人間なのかな???ぜひぜひまたどこかの舞台で観たいです。ロミジュリの死とかやりませんか?

 

・植本純米

ライムライトってカルヴェロが芸人なはずなのに脇を固める皆さんが面白い人ばかりなのはなんでだったんでしょう…wるひまでいう面白おじさん枠だった植本さん。オネエ系演出家のボダリングさんが1番インパクトありました。いつもアドリブが面白すぎてめちゃくちゃ笑ってました。矢崎さんと2人の群衆が毎回ちょっとずつ変わってて面白かったです。カテコで石丸さんのあと「矢崎!」ってかけ声してくれてて、ありがたやと思っていました。

 

保坂知寿

私と母の永遠のドナ保坂さん〜!今回は歌が少なくて、シャウトするような曲でもなかったので物足りなかった…。それでももうオルソップさんが好きで好きで好きで!カルヴェロは絶対オルソップさんと一緒になった方が良かった!彼を生涯理解して影で支え続けてくれたのはオルソップさんだと思ってます。サバサバしてるし、テリーのことも最初は偏見持ってるけど、まあ家賃も払ってなくてドア(矢崎広)も壊されて部屋から消えてたら疑うよね…。後半は良き理解者となってていい女だな〜〜と思っていました。ドッグファイトの時もそうだったので、クリエのイイオンナ枠は知寿姐さんとソニンちゃんなんだろうなと思っています。

 

・吉野圭吾

圭吾さんが前半めっちゃアンサンブルしてて「!?!????」という驚きが隠せず…。なんという贅沢舞台…!めちゃくちゃ踊るし、序盤の街灯との小芝居は何度か観て仕掛けが分かっても、とってもチャーミング。そしてポスタントさん…あまりにも泣けてしまうポスタントさん…。カルヴェロと若かりし頃にやった掛け合いを、後半のショーの前にも繰り返すのはずるい…。ポスタントさんにとってカルヴェロは情けをかけた存在、本当にそれだけだったんでしょうか。青春を、1番輝いていた時期を共に過ごした戦友であり、憧れだった。だからこそ、カルヴェロのために公演を行おうと思ったんじゃないでしょうか。彼の人生を自分もこれから辿る、その希望を託して。

「私たちは一生アマチュアです。それ以外になる前に人生は終わってしまう」

「アマチュアじいさんから、もう1人のアマチュアじいさんへ。健闘を祈る」

この場面が大好きでした。

 

矢崎広

なんと推しがクリエで3番手になりました!!!めでたい!!!出番量にびくびくしながら向かったんですが、前半もめちゃくちゃ出てきて、後半はネヴィル様だったので、満足度が高かったです。前半は新聞売り、ドア、昔の観客、ネヴィル、今の観客が主でした。

新聞売り、最初は嬉々として事件について話していたのに、戦争が近づくにつれてどんどん涙でくぐもっていくのが辛かった…。チャップリンは平和主義だったなあということを、ここやカルヴェロの台詞で思い出しました。

ドアはとりあえず全力で笑いを取りにいく矢崎さんwwwwオフマイクであんまり笑いがなくてもひたすらボケを積み重ねていくその度胸すごい。

昔の観客もひたすらオタクあるあるを積み重ねられてこっちが恥ずかしかった!なんでそんなにオタクの物真似上手なんだ!わたし矢崎さんの前で笑顔で対面したことほとんどないんですが*1、いつも「今回も笑顔で話せなかった…こわいって思われてたらどうしよう…」と反省していたのですが、矢崎さんのお芝居によって、彼にはきちんと緊張が伝わっていたことを知り安堵しました←  途中でこちら(客席)に盛り上がりを指示されるんですが、どうしたらいいか分かんなくて、ただ面白すぎて笑ってました

ネヴィルの回想はめちゃくちゃかっこよくて!テリーから見たネヴィルだから、この回想の通りじゃないんだろうなーと思ってたら、2幕ではもっとカッコ良かったです!(笑)1幕は一声しか歌わないんですが、あまりに上手くなってて震えました…

観客パート2、こちらは1人だけの観客役ですが、観ていてすごくすごく心が痛かった…。興味もなく関心もなく、カルヴェロを馬鹿にしている若者の演技がものすごく上手で、最後にただ「帰ろうぜ」としか言わないのにあまりにも惨めにさせて、本当に最高でした。小杉*2より嫌な奴かもしれない…。こういう役ももうちょっと観たいなあ…最近見てなかったから新鮮でした。

2幕から颯爽と登場したネヴィルは、完璧青年で!ちょっと内気で、でも真っ直ぐでひたすらに良い人でした。最初に会った時からテリーのことが好きで、テリーしか見ていない。でも音楽が鳴ると音楽に集中してしまう、そんなところも好きです。「軍人からのダンスの誘いは断れませんよ?」とか「一度でいいから好きと言って」とか甘い台詞オンパレードであまぴろ*3では絶対言わないのに〜〜とにやにやしてました。でも1番好きなのは、「目の前にいる」に対する「知ってるよ!」の言い方。これときめかせられる矢崎広は天才なんじゃないかと思う。歯の浮くような台詞も貴重で好きですが、何気ない台詞をときめかせられるのも本当にすごいと思います。途中まで、テリーがなぜカルヴェロに想いを寄せているのか理解できなかったネヴィルですが、後半はカルヴェロの理解者にもなり、大切に思っている。彼に未来の自分を見ているのかな、と思いました。最後、カルヴェロが亡くなる間際にテリーの方を涙をためたまま笑顔で促して、息を引き取ったカルヴェロに咽び泣くネヴィルに涙が止まりませんでした。カルヴェロの死に目にはネヴィルしか気づかなかった。そのことになにかの意味を持たせたくてしょうがないです。

また、今回明らかに歌がレベルアップしていて、スカピン現象が起きていました…!満田先生と石丸さんと共演するとミュージカル俳優!ディズニー!な歌い方になるので、この歌い方も極めてもらえたら嬉しいなーと思います。ポップスとかは普段の歌い方で聴きたいですけど。ミュージカルに出続けるなら、この歌い方で高音や声量伸ばせたら強いなあ。惚れ惚れしてました。

 

・実咲凜音

みりおんちゃんは宙組エリザベート以来です。歌が上手なトップさんだなーと思っていたので、今回たくさん聴けて嬉しい。バレエも上手でした…すごいな…。

テリーは才能があるのに依存型で、絶対メンタルトレーニングをもっとしっかりやった方がいいと思ってたんですが、カルヴェロがいなくなっても、死にそうになっていても、舞台に立てるようになっていたので、実はカルヴェロによって自立できるようになっていたんだなあ、と千秋楽に気づきました。そういえば大人になってしまったと、カルヴェロと再会した時に言っていましたね…。

テリーは田舎に家を買うのが幸せで、カルヴェロは旅をしながら2人で舞台に立つのが幸せ。この幸せへの軸のぶれが、2人が交わることはないことを示しているなーと思っていました。テリーはこれから、バレエをずっとやっていくとは思えなくて。きっとピークを過ぎたら引退して、田舎で暮らすんだろうなあ…。芸術では意外といるタイプの人。その横にネヴィルがいるかは分かりません。彼もカルヴェロと同じく、舞台で死ぬタイプの人間だと思うので。

 

石丸幹二

いつもの迫力満点の歌唱力を封印し、あくまでも1人のピークが過ぎた芸人を演じ切った石丸さん。あまりにも素晴らし過ぎてブラボーでした。カルヴェロのプライドや、知性、悲哀を生々しく演じていて、1幕の終わりから尋常じゃなく泣いていました。もちろん全部を共感することはできないんですが、私も似たようなことあったなーとか、それでも続ける意味、のようなものを問いかけられていた気がします。彼は芸人として生き、芸人として死にたかった。それはテリーにも変えられない、彼のさだめだったんだと思います。若さも実力もない、もはや執着の塊になったその中にある輝きを、観客は評価したのかなと最後の歓声に思いました。

私はなにかを死ぬまで続けられることは尊いことだと思っています。カルヴェロが死ぬまで芸人としてあり続けたのはとても羨ましく、カルヴェロの人生は眩しく見えました。

まるで石丸さんのためにあるような役。なんらかの形で認められてほしいと思います。

 

 

今年暫定1番好きな作品でした。

評価の分かれる部分もあるかと思いますが、1人の男の生涯を丁寧に描いていて、観客に委ねる部分も大きく、私はこの作品に向いているタイプの人間なんだなーと思います。矢崎さんを追いかけていると、自分からは手を出さない、けれど素敵な作品に出会えていて、これぞ追っかけの醍醐味だなーと思います。元々好きなタイプの作品に出るのも幸せですけどね(金銭的な面でも…笑)

矢崎さんにはいつかチャップリンの独裁者をやってほしいな〜〜、と夢が膨らみました。これはもう本当に願望でしかないです。あの演説、矢崎さんで観たいんですよね…。いつかチャップリン自身も演ってみて欲しいなと望まずにはいられなかった公演でした。

 


 

*1:そもそも対面する機会もほとんどないため、毎回緊張のピーク

*2:人間風車

*3:あさステ水曜日回のおまけコーナー

ツキステ。第8幕 TSUKINO EMPIRE -Unleash your mind.-

昨年10月に松田岳くん投入によりミリしらからの6幕を観劇し、そのままツキステ。にすってんころりんしたオタクの8幕感想です。

 

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6幕で初心者丸出しのブログを書いており、勝手なこと書きすぎて怒られるかな〜…と思ったら、皆さん優しくて疑問点教えてくれる方が現れたり、フォロワーさんになってくれる方が現れたりで、おかげさまでこの半年めちゃくちゃ楽しくツキプロについて勉強してます。楽しい。楽しいけど奥が深すぎてずっと初心者です。沼深すぎるやろ。

とにかく現場が多くて、6幕→7幕→ルナライ →8幕と気がつけば半年足らずで4作品。ハイペースにもほどがある。8幕終わって「まだ私ツキステ。見始めて半年経ってないの…?」って驚愕しました。充実度がすごいです。

 8幕はいよいよ年長お当番回。帝国について調べても調べても設定が分からなさすぎてついていけるのか不安でしたが、思いのほかついていけました。面白かった。6幕7幕で始と隼が世界とかその辺を叩き込まれたからか、すんなりと世界観に入っていけた感じ。

しかし、初心者なので考察はできないです!無理!でもひとりひとりの萌語りはできるようになりました!成長!

 

《年少》

師走 駆(輝山 立)

 かけるん。存在が可愛い。かけるんがいつも空気を読まずお腹減ったって言ってるのは敢えて空気を壊して和ませてるんだよねっと思ってる。大人。式典のかけるん日替りは春さんの爆笑が止まらず普通の世界の春さんに戻らせるのですごい。

 

如月 恋(横尾 瑠尉)

恋くんのコーレスに反応できるようになると自分のステップアップを感じる。安定してるなーと思います。年中組と別れる時に新に「当たり前」って言って殺陣が始まるのが痺れる。8幕BESTかっこいいポイント。

 

水無月 涙(佐藤 友咲)

涙くんがちゃんと戦ってる!かわいい頑張ってるかわいい(;_;)! 

隼がどんな状況でもフラットに、いつものようにやっほーっと接することのできる涙くんはかけるんと同じく、敢えて空気を壊して和ませているんだろうなあ。8幕は海兄との絡みがなくて寂しかった…。

 

神無月 郁(三山 凌輝)

アニメを見終わって最初に思ったことは「内魂関係なかったら1番好きなのいっくんかも…」でした。そこから7幕ルナライ 8幕でどんどん好きになる三山郁。かわいいのにかっこいい〜〜。「隼さんはそんなことしません♪朝起こすだけでも大変なんですから♪」って言いながらソリクベに剣を向けてる顔がめっちゃこわい。好き。三山くんの演技も地に足がついたリアルなお芝居で好きなんですが、ダンスが…!めっちゃくちゃエロくないですか!?!?solのバックダンサーが好きすぎて病気です。いつもキラッキラですし演じる三山くんは19歳…末恐ろしや…。これが…郁フラッシュ*1…?自分の誕生月はなんだか特別な思い入れをもってしまうのかなと思いました。

 

《年中》

皐月 葵(上仁 樹)

基本的に新を止める役に回りがちな葵くんは、実はあまりどういう人なのか分かっていなかったり…。王子様で、優しい人。人生で損するタイプだきっと!今回はしきてんぽの印象が強すぎました!!ファンサが手厚くてオタクは周りで見ていて眩し死にしそうです。上仁くんにつきましては、うちの推し*2がお名前のイントネーション間違い続けてるのでいつか訂正しにラジオ*3来てほしい。がくちゃんともいつも不思議なテンションのリプ送りあってるし、炊飯器の精が可愛すぎたので、たつきちの中身ももっと知りたいなーと思っています。

 

卯月 新(竹中 凌平)

8幕の新は台詞はそんなに多くないのに、ひとつひとつ印象的なものが多かったように感じました。彼は最初からずっと始さんを好きだし、信じている。

物事の真理が見える人なんだなーと。私は新みたいにはなりたいけどなれないので、人として憧れるタイプ。黒年中と新の曲がめちゃくちゃ好きなので、シャカリキダンスを見るの楽しいです。目の前に現れると「顔が綺麗」という感情(?)しかなくなり、思考が停止するので注意している。

 

 長月 夜(秋葉 友佑)

今回めちゃくちゃ良い台詞多くて思わず泣きました…。自分のコンプレックスとか弱さに向き合うのって大事なことだよね。最前線で戦って年少たちを守る、ちゃんとお兄ちゃんなんだなあ、と。あんなに頑張ってたのに、陽から褒めてもらえないとかヤダヤダ!絶対生きててほしいです。秋葉くん、なまじりさ子から観てて、あなもしからのツキステとなかなか追いかけてしまっているので、思い入れが強めになっています。

 

葉月 陽(鷲尾 修斗)

陽は業務遂行能力が高いので、毎度ぶつくさ言いながら働いてくれるところがさすがみんなのお兄さん。隼のことも心の底では大事なのが見え隠れしているところが愛しいなあと思います。ライブは軽率に葉月陽の女になれるのが楽しい。MC中いつツッコミ入れてもいいように常にマイクONになってるの、本編中もやっててほしい〜〜!オフマイクのツッコミを聞き逃しててちゃんと円盤ではマイクオンでツッコミ入ってるのか不安なのでした…。

 

《年長》

弥生 春(松田 岳)

スマイル封印で無表情な春さんかっこよかったーーー!涙

いつも俯瞰で物事を見ている穏やかな春さんが、始さんに対して激昂したり不器用だったり分かりにくかったり。メンタル安定してない春さんってこんなに始への愛が突っ走るんだなあと。でも、いつも見ている春さんも本質はこれなのかもしれないと思って見ていました。大人だし、始さんからの愛も得ているので上手に隠せているのかもと。分かりにくくて、重くて、面倒くさくて。始さんにそう言われて嬉しい春さんめちゃくちゃかわいい。あの場面は庇護欲がすごかったです。いつもみんなのお兄さんなのに、始さんの前で、しかも幻覚の中だと小さな子どもみたいになっちゃう春さんに愛おしみが爆発しました。始さんが1人で無理するのを止めたくて、でも何もできない歯がゆさを春さんは常に感じているように見えました。岳ちゃんの演技をここ数年観ていますが、今回あまり見たことない演じ方が多く、とても新鮮でした。春さん自体が岳ちゃんの今までの役ではかなり珍しい役どころなので、色んなお芝居を観られて幸せです。

ライブは噂の恋忘れ草がすごすぎて腰抜けるかと思いました。千秋楽、あまりにも衝撃映像すぎて私含め前後左右みんなしゃがみこんでた…。この人の色気はどこから来ているのか謎です。

ルナライぶりに腱鞘炎に真剣に痛がる演技をしている姿も見れて嬉しかった。やっぱり変わった人で面白くて好きです。ツキステはまだ知らない岳ちゃんの魅力をたくさん教えてくれる作品だなあ。今回はダンス、お芝居ともに魅力的すぎて千秋楽ではついに語彙力が「かっこいい」しかなくなりました。ありがとう岳ちゃん。ありがとうツキステ。(なのでお願いだからファンサください(強欲)(小声))

 

睦月 始(校條 拳太朗)

今回の主人公でした。真っ直ぐで強くて優しくて腰低くて、めっちゃいい人じゃないですか始さんって?設定に書かれてる俺様がどの辺にあるのか未だに分かってない…。仕切ってるからですか??

外から来た始さんはリーダーだけど、いつもの世界の始さんより更に孤独で誰にも頼らず生きてる感じ。1人で倒せちゃうもんね…みんなとの距離はまあ遠くなるよね。遠ざけようとしてるのに春さんとか新にすぐ頭ぽんぽんしてるのが罪な男でした。大切なくせに!不器用なんだから!もう!今回黒年長はほんと不器用な2人って感じでしたね…最高でしたけど。

 始さんがみんなから好かれる魅力ってカリスマ性なのかなって思ってるんですが、それを体現できるめんちゃんがすごい。顔良しスタイル良し声良しで動けてお芝居できてパーフェクトガイすぎる。ツキステ観る前まではイケメンすぎる不知火でおなじみだったんですが、今ではムツキくんに全てを奪われてる感。頭おかしすぎて大好きです。今回いなくて寂しかったんですが、30日に見れて思わず紫のペンラ振り回してたので、私の二推しはムツキくんかもしれない。

 

 文月 海(土井 一海)

隼様の騎士。明るくて優しくてどーんと包んでくれる。年長の中では今回1番メンタルが安定してました笑

海さんの心の強さってどこから来るのかなー。天性のものなんでしょうか。

 隼様は海を騎士に誘う時に、騎士を「一緒に遊べる人」って言ってるけど、本来は「自分のために死んでくれる人」のはず。隼は海にそこまで求めてないし期待もしていなかったのに、海はずっと騎士として覚悟を持って隣にいて、役割を果たそうとしてくれていて。最後の白年長の場面でいつも泣いていました。

まぐろネタは未だに分かったような分からないようななんですが*4、一緒にまぐろとして出てきたTAKAちゃん岳ちゃん含めとっても幸せそうだったのでそれでいいや!

 

霜月 隼(TAKA)

リダズは孤独という共通点で結ばれているのかな、と思いました。終わりである隼様は始まりである始さんに常に焦がれている。だからこんなに始さん大好きなんだなーと今回腑に落ちた感じです。

いつもの世界の隼様より不安定なのは、始がいない世界だったからでしょうか。いつもの達観してる感じよりも孤独の方を強く感じて、幼い子どもみたいでした。みんなのことが大好きで大切で、両手で抱えきれないほどの愛で出来た人。いわゆる黒幕なんですが、自分の役割や運命に抗い続けてて愛おしかった。

 TAKAちゃん自体は可愛すぎて何やっても甘くなってしまう…。一発芸かわいい…。お顔が尊すぎてずっと皇族皇族って言ってたんですが、本当に今回皇族になりました。美しすぎる…。「楽しかっTAKA?」ってお客さんにコールさせてキャッキャしているTAKAちゃんの笑顔を守り隊…。

 

 

…どんどんまとめきれず長くなっていきました。ゲストについても書きたかったのに…。

世界は違ってもみんな底に流れているものは同じで、また新しい方面からグラビプロセラを観れてよかったなーと思っています。

私自身ハッピーエンド至上主義かつ毛利さん育ちなので、死滅エンドはあんまり考えたくない…モマの火星探検記*5ですらハッピーエンドになると信じてるくらいなので、10人の死をもって世界に安寧がもたらされるくらいのことをはっきり明示してもらわないとむり…。全員がそれにひとりひとり納得するとかそういう場面ほしい…。

 

あんまり深く考えずに観ているので、この後もみんなで仲良くツキノ帝国を復興させてると思っています。

余白がたくさんあって観客に見方を委ねてくれるところも好きだなあと思いました。

そしてやっぱりライブが楽しくて楽しくて。全てを吹っ飛ばすパワーに満ちたパフォーマンスなんですよね。あまりにも幸せで、この景色を忘れたくないほどでした。*6

今後の展開が発表されずに千秋楽が終わってしまったのですが、これから怒涛のDVDリリースラッシュ。勉強しながらのんびり続報を待とうと思います。

 

まずは明日のディレイ配信!楽しみです。 

*1:調べたけど意味が分かっていない単語の1つ

*2:某ぴろ氏

*3:超A&Gプラス あさステ

*4:一応ツキステTV観て経緯は知りました

*5:ガーシュウィン(岳ちゃん)の二の腕に食い込むミサンガになりたくなります。(余談)名作ですしAmazonでも買えるので松田春に落ちた人いたらぜひ。

*6:る・ひまわりとか劇団朱雀みたいなお芝居とショーの2部構成が好きなのにツキステ好きじゃないはずなかった

2018年印象に残った舞台振り返り

今さらですが、あけましておめでとうございます。

2019年も半月が過ぎ、そろそろ某チャートの季節にもなりましたので

記事にはしてないものの印象に残った作品を書いていこうと思います。

 

ひかりふる路(宝塚雪組)

望海風斗様がトップ就任されて初めて観劇した作品。

ロベスピエールって様々なフランス革命ミュージカルで善人だったり悪人だったりする役ですが、そのロベスピエールの生涯を描いた作品でした。

彼が国のために民のために打った施策がどんどん皆を貧しくさせる。

ロベスピエールは常に信念を持って改革しているわけですが、だいもんは本当にこういった陰を持った、でも真っ直ぐな役が似合うなあと思いました。

憎しみと愛の間で苦悩するヒロイン希帆ちゃんも素晴らしかったです。

ラストの2人が別れる牢屋での場面は美しすぎて泣きながら震えました。

このペアはめちゃくちゃ歌うまペアなんですが、互いに自分の意志がはっきりしていて自立している印象。すごくお似合いな2人です。

会場全てのお客さんを愛で包めるほど包容力のある望海さん。今年観劇作品も素晴らしかったので、これからも少しずつ観ていきたいです。

 

熱海殺人事件

このメンバーでは初見でしたが、こんなに笑えて泣けるつかこうへいがあったんだ、という衝撃でつい増やしていました。

味方伝兵衛大健闘なんですが、特筆すべきは石田明さんの熊田留吉。

石田さんのツッコミのテンポ感とつかこうへいの親和性が高く、会場中どっかんどっかん笑いを攫っていました。

あの留吉だからこそ、ラストシーンでぐっと締まる感じがしました。初めて熊田の場面で泣いたなあ…。

熱海は自分の田舎コンプレックスをじわじわと抉ってくる作品で、あまりにもしんどくてあまり観れなかったのですが、自分が結構かなりこの作品が好きだと改めて思いました。当時、味方くんのファンとのキスシーンで荒れに荒れたのが悲しかったので、今年は変更してくれないかなあ。もちろんファンの方はかなりしんどい場面ですし、それはすごくわかりますし。そしてなによりこの作品の評価があの場面だけで下げられるのは、とても解せなかったので。それくらいの熱量と愛に溢れた芝居でした。

 

・GEM CLUB 2

実は1も行ってるんですが、好きな人がいるGEMってめちゃくちゃ楽しいな!?と思いました。

GEMはまだ原石のエンターティナーたちを魅せるコンセプトなんですが、前回よりは今回の方がまだ原石感あって良かったです(笑)

それでもやっぱり原石というかほぼ輝いてる人たちなので完成度の高いショーで楽しくて仕方なかったです。

東山みっちゃんとか歌うますぎてるし…本田礼生くんダンスすごいし…木戸くんは貫禄(?)すごいし…たわちゃんは大型犬←

応援してる松田岳さんは歌でもお芝居でもダンスでもない完全に原石枠…!笑

私は岳ちゃんのダンスとっても好きなんだけどタップやアクロバットではないからなー…

斬られ役なのにやる気がありすぎてついしゃしゃり出てしまう役で、図らずも殺陣が見れて嬉しかったです。

その後の即興劇や小芝居で会場の爆笑をさらってて、この人の才能に底知れなさを感じました…こわ…。

2幕のdesireで壮さん率いるバブルなタイトスーツ着たメンバーがバブリーダンスをガンガン踊ってるのを見て、男女問わずタイトスカート履いて踊る人大好きって思いました。かっこよすぎた。

歌って踊って笑って、エンタメの楽しいとこ全部詰めの舞台でした。

 

・歌謡倶楽部艶漢

元々原作の艶漢が好きで、あまりの再現度にいつか行かねばと思っていました。

結果ショーとして、最高。最強。

こんなに楽しくてエロくて美しいエンターテイメントがあるのかと…!

ステージで向かい合う櫻井くんの詩郎とみかしゅんの安里に客が赤いリボンを投げて巻きつけていく構図は衝撃すぎて忘れられません…。

 会場がアングラ感あって、雰囲気も大好きでした。

グッズがステージ満喫できるものばかりで構成や演出にも脱帽。お客さんが舞台に参加できる、その方法が工夫が凝られていて楽しいものばかりでした。

田上真里奈ちゃん、千鶴のイメージが強かったんですが、六口かっこよすぎて大好きです。末原さんが汗きらっきらで爽やかでかっこ良すぎました…。

大満足でした。次回あるなら万全の体制で臨みたいです。

 

・MAPS(少年社中)

これはたくさんの嘘の物語。もしくはあなたの物語。

少年社中の脚本演出を手掛ける毛利亘宏さん、おそらくその人自身の物語。

少年社中20周年作品の中で、最も意味わからなかったんですが、最も好きな作品でした。

3人の地図にまつわる者たちの人生がどんどんクロスオーバーしていき、世界が交わっていく。

多和田秀弥くんの冒険家、岩田有民さんの伊能忠敬南圭介さんの漫画家の世界がありましたが、主に漫画家の話が中心だったように思います。

圭ちゃん、笑いのセンスが神がかっていて面白い人だなーと思っていたのですが、本作でもその実力を遺憾無く発揮していました。好きだなあ、この人。それだけではなく、どんどんメンタルに支障をきたしていく様が実にリアルで、観ている方も怖くなりました。

今まで自分が培ってきた地位や結果が全て幻覚で、実は病気が生んだ妄想で実際には何も持っていなかったら…。

大した地位なんてない私でさえ、これまでの人生で頑張ってきたことが全て無になる恐ろしさを感じました。これは毛利さん自身の話なのかもしれませんが、結構色んな人が刺さるエピソードがたくさんありました。多分、なにかクリエイティブな活動をしていた人はより共感するところがあると思います。

冒頭で書きましたが、「これは、あなたの物語」。この口上をキャスト全員で読み上げる場面は熱い。

少年社中は、共感を目的として書かれている作品が多いと個人的には思っています。全てが好みということはないかもしれないけど、これは私の物語、そう思える作品がきっと見つけられるんじゃないかなあと。MAPSは私の物語でした。そして、この間観たトゥーランドットも私の物語だと思います。

あなたの物語を探しに、ぜひ劇場に足を運んでみてください。少年社中のまわし者より。

 

・半神

萩尾望都のわずか16ページの傑作を野田秀樹によって舞台化された作品。中屋敷法仁の手で再演出されました。野田版は観ていませんが、萩尾先生の原作は読んでいます。

今年のストプレのNO.1でした。夏は熱病に侵されたごとくこの作品の話をしていた気がする。

シャムの双子として産まれたシュラとマリア。10歳までに切り離さないと2人とも死んでしまう。醜く賢いシュラと愛らしく赤子のようなマリア。2人の未来は…

八百屋舞台でした。役者のフィジカルが試されるかのような、しんどそうな構造。

メタ的な場面がちょこちょこあって、集中を解かせてくれるのがありがたかったです。なにせ難しくって…。ベンゼン環とか第六世界とか単語がいちいち難しすぎたので、考えるな感じろで楽しみました。

とにかくシュラの桜井玲香ちゃんとマリアの藤間爽子ちゃんが素晴らしかったです。

前半はひたすらシュラの悲しみに寄り添って、マリアの無垢な美しさに癒されていました…。

シュラが愛されたい!と全身で叫び、マリアを全身で憎み、そして自分の魂より愛している様があまりにも悲しく、ひたすら泣いていました。桜井玲香ちゃん、すごい女優さんだなあ…熱量がすごかった。また観たいです。

マリアは前半と後半の演じ分けが素晴らしい。そして2人が独立した1人ではなくて、ちゃんとあわせて1人なるように見えたのが素晴らしかった。

先生の太田基裕さんは、今まで飄々とした役を観ることが多く、こんなに熱量高い演技をされるのかと驚きでした。もっくんの台詞量膨大すぎる…。

終幕に残ったのはシュラなのかマリアなのか…。原作と違いどちらなのか分からないようになっていましたが、最後まで2人で生きることを諦めなかったシュラとマリア。この双子を愛おしく観続けた2時間でした。

 

タイタニック

そもそもトム版初演の自分のブログが長すぎて*1

 

k1mg.hatenablog.com

 

この熱量で書くのは無理だと断念したんですが、それでも再演すごくすごく良かったです。

イスメイさんが今回石川禅さんになっていて*2、ラストのオープニングリプライズの演技に涙が止まりませんでした。壮麻さんの時から思っていたのですが、イスメイはタイタニックの出航した喜びを共有したかった純粋で可愛いおじさん…。会社にもよくいる憎めない上司でした。ラストのタイタニックとともに沈んだはずの皆がキラキラした様子で自分の前に現れる。驚きと後悔と悲しみでボロボロになっているイスメイさんがつらすぎました。

初演も泣いていたのですが、今回再演を一緒に観た妹から「よくこんなに重い話を何度も何度も観たよね」と言われて、確かになあと。

再演の方がずっしりくるように作られていた気がします。

矢崎さんが演じていたハートリーは木内健人くんになっていて、元々ドッグファイトの再演でとても良かったので期待していましたが、ダンスうま!!!素敵なハートリーでした。

大好きな藤岡バレットと上口ブライトのproposalも最高でした。本当に細やかな演技と美しいハーモニーで幸せな場面なのに涙が出ます。

どんなに言葉を尽くしても前のブログに勝てないので諦めますが(笑)この時期はタイタニックについて調べるのがブームになりました。シュトラウス夫妻の実話が最も愛おしいです。ぜひご一読ください。

http://‪http://harpersbazaar.jp/lifestyle/culture/titanic-cuddling-couple-true-story-171222-hns‬

 

 

・スリル・ミー (松下私×柿澤彼)

年末のギリギリのところでどかんと重いドンピシャ私好みのミュージカルが見れました。

頭脳明晰な私と彼。彼は自分をニーチェのいうところの超人だと言い始め、スリルを味わうために私とともに強盗、放火、そしてとうとう殺人にも手を染める…。

エグい話なのに、とにかくひたすらピュアに彼を求める私と、私をいたずらっ子のようにからかいながら陰をもつ彼の欲求と愛の物語でした。

ピアノと演者2人で緊張感のある芝居。展開を知らずに行ったのでハラハラしながら観ていました。

私にとって彼が必要なように、彼にとってもまた、私が必要に見えました。私の自分への愛を試すように酷いことを言い、罪をなすりつける。私はそれを全て分かっていて、その上で彼を愛しているように見えました。

ラスト、生きる気力のない私のこれからの人生に幸あれと願わずにはいられませんでした。

受け取る側の余白が多く、解釈や想像(妄想?)も無限大の作品で今でも悶々と考えています。

松下洸平くんは前観た舞台*3でもその演技力に慄きましたが、今回もリアルな地続きの演技がすごく好みです。柿澤さんは顔がいいな〜〜。攻め方が上手いな〜〜。

成河私と福士彼も観たかったのですが、年始の仕事始めから想像を超える激務に断念しました…。観たかった…。

推しに出て欲しい舞台第1位です。絶対絶対観たい。

 

・歳が暮れ・るYO  明治座大合戦祭

最近のる・ひまわりの公演に行けてなかったのですが、平成最後の年越しはやっぱりるが良いよねってことになり、久しぶりに行ってきました。

感想…

なんで毎年行かなかったの〜〜!わたしのばかー!

やっぱり大好きの詰め合わせでした。

笑ってふざけて泣いて、世界が少しでも平和になることを祈る、そんな舞台でした。

 はじめましての主演の佐奈宏紀くん、TLで大人気なんですが、かわいくて、エロくて、キャラ強くてお金持ちでした。可愛いお顔立ちなのに声が低いところも魅力。腹から出てる感じ。

晴信、きらっきらで甘っちょろくて、みんなの希望なところが義経くんを思い出させました…。てか今回るフェアを思い出させる箇所がちょこちょこあった。

主演2人目、歌うま面白役者の内藤大希さんですが、本当に凄かった。今年は彼のマリウスが観たいです。元々歌が上手で、頭の回転が速いから、めちゃくちゃ面白い人なのも知ってたんですが、こんなに劣等感のある役が合うなんて…。勘助にひたすら泣かされました。絶望しかなかった彼の人生に、晴信が光を連れてきた。それは、自分の劣等感との戦いだったのかもしれないけど、自分らしく輝ける日々でもあったのではないかと思います。諏訪姫へのピュアな恋もとても良かった。彼女(かっちだけど)の絵を選ぶ場面は無理泣く。明治座を歌声で包み込んでしまう歌唱力は心地よかったです。すごい。

キツツキションのカンスケさんでは、ラッパをピポっと鳴らす仕草が可愛すぎました。笑わない設定を完全無視して直子にもASIMOネタにも床を転がりながら爆笑してて愛おしい…。

メンバーも大分分からなかったのですが、兼ちゃんたっきー龍くんの場面はずるい。

辻ちゃんのヒールはさすがの貫禄でしたが、もっと最後まで観たかったなあ…。

若い子たちもやる気があったりなかったりから回ってたり殺陣が妙にうまかったりと個性が爆発してて楽しかったです。

また来年からも明治座で年を越したいと思います。

 

 以上です!

こうして振り返ると素敵な作品に恵まれた1年だったと思います。

2019年も観劇始めから素敵な作品に出会えていて、今年もどんなものに巡り会えるのか楽しみです。

 

 

 

*1:1万字越え

*2:鈴木壮麻さんはスミス船長にでした。若すぎるのではと思いましたがこちらも素晴らしかった。

*3:木の上の軍隊

右まわりのおとこ

誰にでも普通にできることと、ちょっと他の人とは違うことがあって、そのちょっと違うことをそのまま抜き出した人たちが繰り出す不思議な話でした。

 

www.owlspot.jp

 

これはストーリーに頼らない芝居なのか、それとも筋書きのあるダンスなのか?
まさしく、身体言語で演劇する新しいジャンルの舞台

建物入口から会場への導線*1以外は大好きなあうるすぽっとの、まさかの舞台上での観劇でした。舞台を3〜4列でぐるっと囲んでそれで200人も収容できるのがすごい。
ラッキーなことに1番前で観れることが多かったのでこの近い距離感を堪能しました。
女中たちのマダムシートに似ていたかもしれない。セットも女中たちに似ていたので、ぜひこのセットでもう一度観たいなあと思っていました。
 
話の内容は不思議の一言。
同じ部屋で4人が互いのことが見えないかのように暮らしています。
何か思いついても成し遂げられない男、規則正しいことしかしない女、右にしかまわれない男、目測を見誤る女。
どこかが抜け落ちている人たちとシナモンロールをめぐる小さな話。
ダンスで演劇といわれていましたが、思い描くようなダンスはあまりなく、近藤さんくらいだったような…。近藤さんの逆回転の動きがすごかったです。
皆動きをモチーフとして繰り返しているところがダンスだったんでしょうか…。あまり踊りに詳しくないので自信はないです。
効果音もBGMも全部役者の皆さんでされていたのが印象的でした。ロシア語の歌…
登場人物たちはみんなユーモラス。ちょっとこれは病院に行った方がいいかも?なレベルもありつつみんなユーモラス。矢崎さんは成し遂げられない男で、ほぼランニングシャツとパンツでした。あとは犬もされてたんですけど、それがうますぎてびっくりしました。タルコフスキー飼いたい…。
 私が好きなのは千葉さんの見誤る女。舞台上のトラブルも見誤りながら回収していたのがお見事でした。
私はズレたり失敗したりしょっちゅうだけど、絶対人のせいにはしない。あははと笑って、全部受け止めるの。そうしたらこんな私だって愛せるようになるんだから
この台詞が大好きなので、自分の中に刻んでおこうと思います。
 
自分語りになりますが、私は小さい頃1日の半分くらいはぼーっとしているような子どもで、考えごとに集中して人の話を聞くことがとても苦手でした。
何を考えてたのか今となってはよく分からないけど、この世の中の不思議とか、何に感動するのかとか、神さまっているのかなとかそういうことを考えていたような気がします。
先生から呼ばれてもあまりにも反応しないものだから、つけられたあだ名はフロル星人*2。宇宙と交信しているとからかわれていました。
大人になるにつれ、今流行りの同調圧力というか、こういう風にしないと変なんだなっていうボーダーラインを読めるようになって、「普通」の中に溶け込むことができるようになって。
でもあのまま、あの時のままを許容していたら私はもっと違った私だったのかもしれない。そんなことを思ったお芝居でした。
 
 
 

*1:2階といいつつ階段であがると4階分…エレベーターは来ません

*2:星新一著「おみやげ」の登場人物

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」再演〈BLUE〉

終わらない青春を一緒に過ごせた楽しい2年間でした。

推しである矢崎さんの出演が決まってから、PV撮影、初演、TENTH、コンサート、再演と観客役として盛り上がって、毎回とてもとても楽しかった。

初演、コンサートの記事はこちら

 

 

k1mg.hatenablog.com

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今回は再演〈BLUE〉をメインに書こうと思います。WHITEも観たのですが、初演と大きな違いをあまり見付けられず…私が観る回数が少なすぎるからなんですけど。初演の時とほぼ同じ感想でした。

BLUEは結局グループとして一番好きなチームに。個人だけで言えばREDとかWHITEに出演している方も大好きなんですが、グループとしての絆が一番目に見える。1人1人が誰かの為に動いているように感じたBLUEがとても好きでした。

長くなるので季節ごとに1人ずつ書いていきます。

 

〈春〉トミー(伊礼彼方)

もうめっちゃ好き!!!!です!!!

初めて観た時から、ずっと心奪われていました。伊礼さんって私の見た作品ではヒールが多い印象なんですが、今回もヒールです(笑)

でも、誇り高きワルでめっちゃくちゃかっこいい。映画で観たトミーと近くて、映画ではトミーが一番かっこいいと思っていた私にとってはめちゃくちゃタイプドストライクでした。

秋の場面、他のグループのトミーは大体ジップの前でしゅんとしているのに、伊礼トミーは飄々としていて。伊礼さん自身も伊礼彼方の部屋で言ってましたが、突っぱねてかっこつけて最後まで折れないトミーが悲しい。もう自分では引っ込みがつかないところまで来てしまっている感じ。春と夏、確かに彼はチームを引っ張っていた、回していた。独り善がりでなく、そのリーダーシップがしっかり見えるのも伊礼トミーの特徴だと思いました。

cry for meでひとつになった時も、最後に入ったトミーがコンダクター的な役割を果たして音楽を作っているんです。「もっと、もっと、そうだもっと!」とフランキー、ボブ、ニックの最大値を引き出していたトミーは紛れもなくリーダーだった。あの音楽は最高でした。詳しくは夏に語ります。

トミーはトミーなりにグループをメンバーを愛していたんだと思います。その方向が捻くれているだけで。自身の経験からきっとファンだったら私はトミーを許せない自信があるんですけど、それでもRAG DOLLの「この賞をくれるのは、一般大衆だからだ」にはぼろぼろ泣いてしまいました。伊礼トミーは観客のこともちゃんと愛してくれている。ほんとどうしようもないクズだと思うんですけど、その不器用な生き方に強烈に惹かれました。

 

 〈夏〉ボブ(矢崎広

この人を追いかけてここまで来たんだなあと、感慨深い想いです。

2年前のボブで急成長を遂げてからの再演。まず、ものすごくものすごく歌が進化していて、今回は初演の藤岡さんが歌っていた最高音パートを任されていました。ものすごい音圧でした。DAWNを初めて再演で聴いた時、あまりにも声量も歌声もパワーアップしていてびっくりして泣きました。本当に矢崎さんには感服です。わたしたちの知らないところでどれほどの努力をしていたんだろう…。

そして1番なにがどう変わったかと言うと、この2年でcry for meがお芝居の肝としてとても大事な場面になっていました。初演の赤、私が泣いたのは矢崎広という役者がクリエの舞台でcry for meを歌い上げるという事実でした。私はお芝居というより中の人ありきで感動していて。それは今回もそうです。でも今回のcry for meはその感動を遥かに上回ってきた。歌はめちゃくちゃに上達しています。今回はそこに皆が納得して乗っかってきてくれる。音が重なって音楽になっていく。一つになって、最高の瞬間になる。うまく言えないんですが、音楽をやってきた人でこの場面が刺さらない人、いないんじゃないでしょうか。

音楽が楽しい瞬間は、1人でピアノの前にいる瞬間じゃなくて。人前で拍手をもらった時でもなくて。小さな部屋で誰かと歌ったり演奏を重ねた時だったりする。

ラストシーンでフランキーが語る最高の瞬間は、cry for meなんだと思います。街灯の下ではないけど、きっとBLUEは最高の瞬間をcry for meに持ってきている気がする。他のチームではそこまで思わなかったので、この場面の衝撃は強く残りました。

矢崎ボブはクリエでは赤よりもクールだったと思います。特にフランキーの前で。ツアーに出て徐々に熱くなっていくのが楽しかった。後半はBLUE全体どんどん熱量が上がって見応えがありまくりました。

赤の時と比べると、青のボブは「フランキーのため」という意志を強く感じます。序盤にボブ・クルーから言われた「誰のために書けばいいか」ボブはフランキーのために書いている。あの握手に込められた意味を考えながら、フランキーを支えている。

彼が「誰かと一緒にいる方が楽しい」と、とても良い表情で言うのはフランキーがいないoh what a nightの後。天才で孤独だったボブが誰かと一緒にいることの楽しさを徐々に感じ始めた時にはニックとトミーがいた。「スポットライトの下がしっくりこなかった」ボブが、それでもスポットライトの下にいくのはみんながいる時なんです。口ではどんなメンバーでもいいと言いながら、彼は途中でグループから抜けてしまう。でも、オリジナルのフォーシーズンズで歌えるならスポットライトの中でも演じられる、その人間らしさが好きです。

だから秋の場面、伊礼トミーに対してボブはもう泣きそうになりながら怒る。許せないし、なんで…?っていうトミーへの失望もあるように見えました。そのタイミングは変わったりしていましたが、どんどん崩れていくグループの中で、フランキーを支えなければという意志で動いていたところは変わらなかったなあと思います。

文化的成長のため、兄貴みたいな存在、そして親友だったニック。きっとボブはニックのことを本当に親友だと思っていたんだと思います。だからstayは本当に辛そうだったし、観ているこっちも辛かった。ボブのことだからビジネスとプライベートは全く切り分けていて、フランキーとの取引もビジネスの一環。そこにニックが傷つくなんて思いもしなかったんだと思う。フランキーを支えなきゃ、と必死になるあまりに大事な親友を失ってしまったボブ。しかし、それをフランキーには見せない。stayでぼろぼろに歌えなくなっても、opus 17でニックの面影をじっと見ていても、フランキーには大丈夫だから!と支えてみせる。

矢崎さんは誰かを支える役がめちゃくちゃ上手いなあとつくづく思いました。自分の悲しみも自責の念も全部フランキーには見せず、ただ前を向かせる。can't take my eyes〜の時も、あんなに世に出すのに苦労したのに、フランキーが見ても軽く合図するだけ。そしてフランキーの背中に「フランキー、君の曲だ」と指を指して静かに呟き、握手した右手を見ながら去って行く

フランキーも覚えてないかもしれない若い頃の夢。ホーンセクション全部入れてもいいかも!という提案をボブは本当に叶えてしまう。なんて人なんだ…。

矢崎さんが作り上げた、ボブの垣間見える人間らしさと支えようとする強さが大好きでした。

 

〈秋〉ニック(spi)

今回1番特筆すべきはニックだったかもしれないです。音域も役どころも彼には合わないのかもしれませんが、私はとっても好きでした。なんかもう別にミュージカルに私はそんなに歌を求めてないのかもしれない。芝居が面白ければそれでいいやーって思い始めたのもspiさんのニックの影響です。というのはspiさんが下手とかではなく(笑)

コンサートで聴いたspiさんのBeggin'が最高だったので、それが聴けない本公演なんて…と思っていたのを見事に覆されたからです。

私はニックは、ずっと前に出ることのない不満を溜め込んだ悲しい人だと思っていました。年上だからなのか、きっと最初の頃からあった不満が膨らんで、爆発した悲しい人、そう思っていました。

spiさんのニックは、楽しそうだった。100%満足しているわけじゃないけど、楽しいし、このままでいいかなーっていう、転職するか迷ってる人くらいの軽さ*1。特に前半のみんなといる時のニックが温かいんですよね。

再演からニックはトミーのことを「相棒」と呼ぶんですが、本当に相棒っぽい。トミーとは相棒でボブとは親友でフランキーとは兄弟って感じ。バックコーラスでトミーの悪ふざけに乗っちゃうし、ボブと車の話する時も絶対お客さんを笑わせようとしてくるし笑

本来は環境が変わるのが嫌なタイプなんだろうな、と。それが、秋に一変する。ずっと引っかかっていたことが積もって、つい出た言葉が「家に帰りたい」なんだと思います。再演はこの直前のstayの場面でニックが決定的に傷つく時、観客から笑いが起きるようになりました。多分あえて笑わせるように仕掛けられていて、笑われていればいるほど、ニックの自尊心がずたずたになるのを観客が目の当たりにする構図になっていました。ニックが石鹸が見えないくらい小さい、そんな些細なことの積み重なりに惨めさを感じて、もう居なくなりたいと思うこと。それは多分ニックの不満の表層部でしかないと思うんですけど、彼が自尊心を保てるギリギリのラインだったのかな、と。これ以上言うと余計に惨めだから。

責めるボブに「彼の気を引いたぞ!やあ、ボブ。…久しぶり」と今にも泣きそうな笑顔のニックにこちらが泣きそうでした。そして笑顔で別れた後、たまに2人に背を向けてからめちゃくちゃ泣いている回があって、そこで大号泣。上手の端から泣いているニック越しに苦悩するボブを観るのがとても好きでした。たしかに親友だったはずの2人が、どこかでボタンを掛け違えた切なさをいつもヒリヒリと感じていました。

BLUEは各メンバーがニックとの一場面一場面をとても大事にしていて、そこがグループとしての絆をより深く見せていたのかもしれません。

 

〈冬〉フランキー(中川晃教)

BLUEのフランキーはやんちゃでちょっと口が悪くて、怒りやすく甘えん坊な印象でした。

白ではもう少し大人でクールにしている気がする。

特に秋の場面は毎回めちゃくちゃキレていて、トミーが蹴った椅子をどこまででも拾いにいって毎回震えるほど怒っていました。いつだったかトミーとニックの言い争いに被せて何か話そうとしていて(間違えたのかあえてなのか分かりませんが)アドリブなのでトミーとニックがまるで無視して2人で言い争い続けた回があって。余計にこの2人の関係が浮き彫りになってとても好きでした。あっきーはなんだかトラブルも強みに変えるようなパワーがあって、底知れないなあと思います。

あと、初演の時にフランシーヌの死の場面とニックの死の場面、あまり泣くことはなかったのですが今回は大体泣いていました。まりゑさんのフランシーヌが階段の上で天使のようで尊かったのと、私がspiニックが大好きだったこともありますが、なんだかあっきーのフランキーの演技もちょっと変わったような気がしています。

やはり今はあっきーのフランキーがあってのジャージー・ボーイズで、これからのことを考えると他のフランキーが出なければとも思うんですが、同時にあっきーの声を存分に浴びれる今のこの時間に居合わせたことを幸せに思います。

 

 

4人個々については以上です。

BLUE全体通して好きだったところも、たくさんあります。

例えば「ジャージー式の契約」の重要性。

ボブが初めて会った時に何気なく差し出した手を誰も取らないニュージャージーの3人。加入して初めて握手をして、ボブはその後のフランキーとの握手で、初めてその重さを知る。私たちもボブの人生を通して握手の重さに触れられるところが好きでした。決めどころに握手は必ず入ってくるので、BLUEの4人の契約を丁寧に演じているところがとても好きでした。

あとは、cry  for meを最高の瞬間として持ってきているところ、秋の場面のヒリヒリするような空気感、そして、who loves youでみんながまたひとつになる温度感。とにかくBLUEはアイコンタクトが多かった。そして台詞以外のところでもなにか話していることが多い。ミュージカルで、台詞も決まっている中で、そういう些細なところで4人の関係性を補完できたなあ、と思います。カーテンコールもいつも大爆笑だった。一発芸*2を矢崎さんが披露したり、伊礼さんとspiさんがお詫びタオル*3でひたすらふざけていたり。あっきーさんもoh what a nightでシャカリキに踊ってついていけてない矢崎さんを困らせたり…笑

大阪であった伊礼彼方の部屋もものすごく内容の濃い1時間半で、とにかく毎回楽しいことばかりでした。

 

千穐楽にはCD発売も決まり、本当ーーーーーっに嬉しかったです。なんかもう客席でひたすら叫んだ気がする…。なんらかの形に残って欲しいと初演から散々リクエストしていてようやく叶いました…。関係各社の皆様に心より御礼申し上げます。特に東宝の方々の苦労は計り知れません。そしてそして寛大な心を見せてくれてありがとうボブ・ゴーディオ様。いつか海宝さん、矢崎さんのボブをご本人が見てくれたらいいなあと思っています。

 

本当に矢崎さんがボブをやってくれて良かった。きっとボブは矢崎さんにとっても私たちファンにとってもずっと思い出に残る役なのではと思っています。この作品に出会えたこと、この作品の観客になれたこと、心から感謝しています。ジャージー・ボーイズという作品は私にとってWho loves you の歌詞そのものでした。

 

 

 

*1:どうでもいいですが、今の私自身ともめちゃくちゃリンクしてます

*2:彼はとにかく一発屋芸人のモノマネをひたすらしていた

*3:9/30公演が台風で中止になり振替公演のチケ代の差額で配布されたタオル

ツキステ。第6幕「紅縁」

これは軽率にツキステ。にすってんころりんしたオタクの記録です。

 

ミュージカル薄桜鬼で大好きな土方さんを演じてから、松田の岳くんの舞台には大体足を運んでいるんですけど、彼が薄ミュから去って選んだのは…アイドルでした。(美容師*1もやってたけど)

 

7月、今年の年末もBSPかなーっとぽやぽやしてた私とお友達に起きた青天の霹靂。アラサーにして初めて挑むアイドル舞台。もうジャニーズのコンサートでも立ちっぱなしがしんどい。ステフェスも腰が痛かった老いの実感が始まっているこの時に初めてのアイドルもの。

しかも第6幕。1ミリも分からないのにいきなり第6幕。

 

🍁黒の章(Six gravityメイン)

🍁赤の章(Procellarumメイン)

※黒の章・赤の章ともに登場キャストは共通(12名全員)です。
本編物語の大きな流れは共通ですが、 各ユニットごとのやり取りがそれぞれ追加されます。
※ダンスライブは全日程グラビ・プロセラの合同ライブとなります。

(公式HP)

 

 

…????

初日に行ったお友達から「うちわ!うちわがないと浮く!」と言われたので、うちわ作りながら(妹が)とりあえずアニメ第6話まで視聴しました。

筋金入りのオタクなのでこの時点で登場人物の名前とグラビとプロセラの構成は覚えられました。オタクってすごい。

 

ツキノウタ。

ツキノウタ。

 

 

ちなみに初日初見で見たお友達の初心者向け(薄桜鬼履修前提)のツキステ相関図面白すぎるので転載します。

f:id:k1mg:20181105233056j:plain

ツキステ相関図

 

薄桜鬼知ってると位置関係が非常にわかりやすくてめちゃくちゃ役立ちました。

葵ちゃんありがとう。

各所から怒られたら消す。

 

ツキアニがとても和やかにアイドルがキャッキャしている様子を描いたものだったので、そんな感じなのかなと思って観劇したmy初日。

第1幕、わたしが見たものは天狗同士の抗争と世代交代でした。

アイドルしてない!天狗が主役!?そして内容が想像してたよりハード…。

この時点で2時間!びっくりした!2時間!!

 

休憩終わって会場内に戻ったら

うちわ!ペンラ!ペンラ!リングライト!ペンラ!リングライト!ペンラ!ペンラ!

もはやペンラ1本の人なんていないのではレベルにお客さんが光り輝いている…。みんなどうやって色変えてるの…?拍手してるの…?手は2本しかないのに…。あ、それとは別にお客さん良い人めっちゃ多かったです。民度高かった。

そしていよいよライブパートスタート

なにこれ…楽しい…楽しすぎる…ダンスうまい…キラキラしてる…

歌わないので皆ひたすらめちゃくちゃ難しいダンスをキレッキレで踊るもんだから、そうだこれ、2.5次元ダンスライブ 「ツキウタ。」ステージなんだと思い出しました。

そしてこれまで見たことない松田岳…いや春さん!!!がいて笑う膝。

いつも色っぽいなあと思っていたダンスをこれでもか!これでもか!と色気100倍増しにして殴りつけてきた感じ。ジャンプも高いし腰がめちゃくちゃエロいし目線も指先まで全部神経が届いていて美しい…。 個人的にメガネ属性がなかったのですが、それすら色っぽい…メガネで優しくて微笑んでるのにたまに真顔になる色気…どこでそんな技身につけたんだろこの人…。

直視できない…立てない…何回か倒れそうになりながら、結局ちゃんとペンラが振れることなくあっという間に1時間のライブが終わりました。

グラビメインの黒の章とプロセラメインの赤の章。どっちも楽しすぎて1回の予定が黒→赤→黒→赤→黒→黒→赤と通ってました…赤もう一回行きたかった…ビーマス*2

 

ファンサービスもすごくて、みんな誰のファンでも大体目が合えばなにかしてくれるという好待遇っぷり。始さん不器用でエロい隼様ガクト海の妹になりたい新のシャカリキファンサ愛しい葵くんジェントル夜おかん陽お前に泣く駆と恋がいないと始まらない郁くんスパダリすぎ推せる!涙くん女として完敗!3回入る頃には全員愛しくなって箱推しです。でも春さんが一番です。

頑張りがいありすぎるのでペンラ複数持ちしたいんですが、いかんせん私も推し*3と同じくらいマルチタスクが苦手…。2本で手がつる…。

4本の持ち方*4を他の人を見つつ勉強したので、今年の目標にします。

最後に見た黒のGravity!を聴きながら、この幸せが終わるのが悲しくて泣いていました。

こんな楽しい演目に連れてきてくれてありがとう岳ちゃん。役を受け継ぐことの多い岳ちゃんは、今回も色々と悩んだことと思いますが、私が見た彼史上最も輝いていたように思って、ここにきて松田岳にもドーンと落ちてしまいました。

これからもまだ楽しいことたくさんなツキステ。なんで海はマグロとキノコのネタなのか、新の失恋レッドってなんなのか、コーレスの終わり方なんなのか、分からないことが山積みですが、少しずつ覚えていきますー。

12月もこれからも楽しいことがたくさん。

神様、どうかこの哀れな初心者に第7幕のチケットをください(切実)

 

 

*1:クレスト・シザーズ

*2:年齢制限かけなきゃいけないレベルでやばかったもう一回観たかった…

*3:矢崎の広氏

*4:全部の指に1本ずつ挟むんじゃなく、親指人差し指で2本、人差し指中指で1本、薬指小指で1本持つ