sognamo insieme

君を夏の日に例えようか

ご挨拶-自己紹介記事-

はてブロがオワコン化しても私ははてブロを愛してるよ!

というわけで、今更ですがご挨拶記事を載せておきます。

(更新日:2021.04.29)

 

 

このブログについて

実質2015年頃からFC2ブログで書いていて、はてなブログには2018年頃に引っ越してきました*1。主に舞台の感想を書いてます。複数回行っているものが多いけど、一度観て「書きたい!」って思ったら記憶あやふやでも書いてる。お気持ち記事も最近はたまに上げますが、ネタがないと書きにくいので基本は観劇記録になってます。2.5もストプレもミュージカルもオペラもなんでも好きなものを観ています。

観劇が減って記事を書けなくなったため、お気持ちネタ募集してます。何か私の拙い文章でも書いてほしいネタがあれば入れていただけると泣いて喜びます。

🌻めぐたん(壁)🌻のお題箱 #odaibako

odaibako.net

 

推しについて

コロナ禍で推しスタンスが変わってしまったため、最近は推し表記辞めてしまいました。

 

k1mg.hatenablog.com

 

また状況が落ち着いたらコロっと推し文化に染まるかもしれないです。

よく書く方たち

矢崎広さん

2011年から知ってて2014年〜追い始めた。私の20代は彼と過ごしたといっても過言ではない。最近舞台ないんですが、あったら必ず記事化してます。イベント皆無なので接触の話は一生ないんじゃないかな(?)私の中で推しといえば矢崎広さんのことでした。

 

松田岳さん

薄ミュからゆるゆる追ってる。ツキステくらいからがっつり好きです。記事は気に入った舞台だけ書いてる。ごめん岳ちゃん。基本イベントが愉快なので接触レポあげがち。少年社中大好き仲間で矢崎広大好き同盟。

 

本田礼生さん

最近(2020年)ハマって、2021年からしっかり観たいと思っています。まだなんにも知らん。GEM CLUBとエーステと刀ステしか観てないです。愉快な人だけど面白すぎてイベントがレポ禁なのでどこまで本人のことを書けるかギリギリを攻めようと思っている(?)

 

A3!

2020年ハマった。夏組しか勝たんのよ。

 

少年社中

2014年から好きな劇団。近年は絶対1度は観に行ってる。毛利さんのおたく。

 

劇団朱雀

2013年から好きな劇団。2019年に復活したので狂ったようなエントリをあげがち。

 

スターと購読について

購読しているブログには基本読んだらつけています。検索して面白かったり共感した記事にもばんばんスター投げてます。読者の方は基本購読バックしてますし、好きな文体だったり好きな記事を見かけたらすぐ購読してしまいます。楽しそうな記事とか赤裸々な記事を書く人がとても好き。

 

私自身について

エンタメ大好きな30代のOLです。業種は医療業界とイベント業界の狭間で職種は事務してる人*2。大学で声楽勉強してたので、下手ながらも歌の分析するのが好き。でも耳が悪いので上手い下手はよく分かんないですね…心がこもってればそれでおk。元ジャニオタ(上田担)。好きな漫画家は辻田りり子。好きな作家は辻村深月荻原規子小野不由美。舞台の他に好きなものは歌と投資とカレー。

 

(比較的)人気記事

微々たるものですが、これまでにアクセスが多かった記事です。

 

k1mg.hatenablog.com

 不動の1位。こういうのまた書きたいですね。顔面進化に期待。 

 

 

k1mg.hatenablog.com

 多分きっとトリコロールシアターの情報が載ってるから。公式は情報載せて。

 

k1mg.hatenablog.com

 7ORDER界隈で有名な後輩がバズらせてくれた。コロナ終わったらまた上海遠征したい。

 

k1mg.hatenablog.com

 光一くんファンの方からコメントたくさんいただいて嬉しかったです。映画も最高だった〜。

 

 

k1mg.hatenablog.com

 ツキステ界隈の皆さんが読んでくれた初心者ブログ。今読むとなかなか失礼なので、ツキステの民は心広いなと思います。

 

以上です。タグは整理したら追記します。宜しくお願いします!

 

*1:FC2ブログはアダルト要素強すぎて…

*2:転職をガンガンしてるので現在の仕事です

舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵-大坂冬の陣-

なんか難しいことはよく分からんけど100公演!お疲れ様でした!!!考察とかは一切なしのエントリーです!!!

 

 

stage-toukenranbu.jp

 

〈あらすじ〉

西暦2205年。
歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」によって過去への攻撃が始まった。
時の政府は「審神者」なるものたちに歴史の守護を命じる。
その審神者の物の心を励起れいきする力によって生み出された「刀剣男士」たちは、さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。 

慶長十九年、大坂。
方広寺鐘銘事件を発端に、豊臣と徳川の衝突は避けられないものとなっていた。
戦国時代最後の戦いとなる大坂の陣が目前に迫る時代に、本丸より出陣した六振り。

徳川陣営の偵察を進める一期一振、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎。時間遡行軍による干渉は確認できなかったが、徳川本陣を偵察した鯰尾が、家康の傍で怪しげな従者を見かけたと報告する。さらなる調査のため、再び徳川本陣の偵察へと向かう鯰尾と骨喰。一期は異変を知らせるため、隊長である山姥切国広たちのもとへと向かった。

その頃、山姥切、加州清光、宗三左文字は、潜入調査のために真田丸に入り込んでいた。大坂冬の陣の要となる出城であったが、未だ改変の兆しは表れていなかった。
山姥切たちはその真田丸で、かつて小田原の地で戦った男と再会する。今は豊臣秀頼に仕えているという男の存在に、山姥切は不穏な気配を察するのだった。真田丸で合流した一期は成りゆきから、時間遡行軍に命を狙われる秀頼を護衛することとなる。

果たして、大坂の地で何が起きているのか?
そして謎の刀剣男士・太閤左文字との出会いが、一期たちにもたらすものとは…。

 

〈感想〉

お話について

舞台刀剣乱舞は悲伝までしか追っておらず、久しぶりに行きました。今回の座長一期一振の本田礼生くんが最近ちょーーー気になっており、久しぶりに行ってみますか、となった。昔から観ていた凌くんもいるし。

悲伝は私がタイムパラドックスについての素養がない為もうさっぱり着いていけなくて*1、その後追ってなかったので不安でしたが思いの外理解できてよかった!一番好きなジョ伝がベースだったからかもしれませんね。弥助が再登板してくれて嬉しかった。

自身の死後も時間遡行軍を飼い慣らして弥助に遺言を託した黒田官兵衛の執念やばすぎ。ジョ伝の時から官兵衛の考えは一理あると思っていました。未来を知って現実を変える物語なんてこの世に大量にあるのに刀剣乱舞の世界だけは、それを是とすることはできないんですよ。今回の「諸説に逃がす」についてもナイスアイデアだなって思ったもん。え、これもダメなの??義経はチンギスハーンになってほしいよ私は??刀ミュくんとこの三日月さんは良いって言ってましたーってチクリたくなっちゃう(誰に)

刀剣男士を斬って逸話にして新たな刀剣男士を作るぞーっていうのは、もうちょっと…なんかないかな…?って思ったけど、官兵衛はまだまだ企みがありそうなので、色んな抜け道を試みてほしいですね。

円環については超絶苦手なので有識者の考察を読んでふんふんと頷いてます。まあきっと太閤は山姥切が修行に出た3日間の間に来ちゃっただけだからさ…いつか未来でも逢えるよね。

末満さんはTRUMPシリーズのエグい印象が強くて、刀剣乱舞も一生不穏なんですけど、最終的にはそれなりに希望を残してくれるんじゃないかと思ってます*2。そんなことより私がこれからのストーリーに着いていけるかの方が遥かに不安。今回全くなにも解決しないまま无伝に突入しますが、それ以降もなるべく初見の人もそれなりに分かる話で続けてほしいですね。

 

登場人物について

3ヶ月100公演あったので、配信いれて6回くらいしか観ていなくてもどんどん芝居が変わってマジで面白かったですね。ざっくり役者について語っていきます。

一期一振:本田礼生

れおち!今回距離を置いていた刀ステを観に行こうと決めた理由です。一期一振としては二振目ですね。大にゃん(廣瀬大介)の一期一振よりアイデンティティが確立していない印象を受けました。廣瀬くんの一期一振が結構イメージに近かったので、礼生くんのいち兄はどこか危うげ…というかふわふわとした存在感でしたね。

私は礼生くんの2.5に関して「二次元からそのまま飛び出してきた!」とはあまり思ってなくて、「二次元から三次元へリアリティを持って落とし込んだ」ように見えます。なので、まー解釈違いの人もいるんじゃないでしょうか。私はその「三次元化する説得力」みたいなところにめちゃくちゃ惹かれるのでこれからもこの路線で行って欲しい。三次元で生きているからこそ、迷いとかカッコ悪いところが見える。そこに二次元で見る以上のキャラクターの深みや魅力を感じることができるように思います。

芝居のギアはどんどん上がっていきましたね。最初は仮面を被ってる感じがしたんですが、どんどん馴染んできたように見えた。最後はカテコまで礼生くんなのか一期なのか分かりませんでした。礼生くんのお芝居自体複数回観るのが初めてだったのでひとつ学び。

腰のトラブルは本当に怖かった…。まだ折り返しでもないタイミングだったし、休演も2日ほどで再開していたので、場当たりはやってるだろうし、ここで無茶して今後に響いたらどうしようって2月はずっとぐるぐる考えてました*3。その後からの芝居の良くなり方がエグかったので、本人のプライドを感じました。私は礼生くんの数あるスキルの中で芝居に一番惹かれているかもしれない。あとこの人は多分、観に来てくれる人を楽しませる責任を物凄く背負ってるタイプぽいので。あんまり傍目には見えないけど(笑)言葉の端々に感じてます。

殺陣も最高でしたね。初日は「2作品目とは思えないくらいポテンシャル高いな〜」くらいだったのにどんどん速くなる桃さんとの殺陣!!!千穐楽はソロ殺陣復活〜阿形との殺陣まで絶叫しながら観てた。

初めて桃さんが若手俳優と殺陣してるの見たもん*4。太一くんの専売特許じゃなかったんだ(それはそう)。主人公が序盤に強い相手と戦い続けてレベルアップする少年漫画みたいでした。

他に殺陣出来る俳優たちを見てきてもいるので、単純にその環境が羨ましいし、本人の努力もすごく感じます。一期が後半にかけてどんどん戦慣れしていく段階が見えて良い。最後のラッーセーラー大回転の殺陣で切られた頬を押さえてニヤって笑ってて鳥肌立ちました。かっこよすぎか。

殺陣ものもっと観たいな〜鬼滅楽しみです。

 

鯰尾藤四郎:前嶋 曜

初日は「大丈夫か!?」と思うくらいセリフが覚束なかったので不安でしたが1週間後には安定してたのですごい。後半怒涛の殺陣からの「ご期待に添えました!」って可愛くなるのずるい。腹から声出すとめちゃくちゃ太いのでギャップがすごい。杉江くんの鯰尾だとしっかりし過ぎてるかもなので、礼生くんとのパワーバランスだと前嶋くんは可愛い弟としてピッタリハマると思いました。

 

骨喰藤四郎:北川尚弥

尚弥くんのばみちゃんは頭身がすごい。フィギュアか。ばみちゃんの時の顔と素顔が違いすぎて一生覚えられません。なんでばみちゃんの時こんなに可愛い女の子みたいなんだろ。素顔は普通にイケメンの男子なのに。骨喰と鯰尾はとにかく殺陣が多いんですが、一回サイドシートで見た時目の前でイナバウアーばりにのけぞって殺陣してたんですよ!!!でも!こんなサイドじゃ抜かれないしサイドシートの人か、ばみ推ししか見てないよ!!!涙

私はあの凄すぎるアクションを覚えていようと思います。


宗三左文字佐々木喜英

ヒデ様本能寺ぶりって言っててこっちが驚きました。もう5年も経つのね…こわ…。

メイキングでも言ってましたが相変わらず色気がすごい。傾国の美女ですよ丸太持つけど。

ヒデ様も殺陣がめちゃくちゃに良いんですよね〜。外見に反してばかすか力技で殴るギャップが良い。真田十勇士相手に「峰打ちです」って言ってガンガン斬ってるけど、峰打ちだからって何しても死なないわけじゃないからね!?

 

加州清光:松田 凌

観に行ったきっかけその2。凌くんの2.5は観るの久しぶりでした。Kステ以来かな。もうビジュアルが圧倒的に良くてフラフラとチケット買ってた。凌くんの役への愛とか熱量は信頼してたので、きっと素敵な加州くんになるだろうとは思ってましたが、想像を超えてよかったです。初日から「10000年前からこの本丸にいましたが??」という顔で山姥切と並んでるもん凄いよ。初めて観たはずなのに懐かしい初期刀同士のバディ感。荒牧くんとのこれまでの関係性ももちろんあるとは思いますが、後は単純に場数の違いを物凄く感じました。いつの間にか芝居めちゃくちゃ上手くなってるんだよなあ*5。2.5に戻ってくるとその実力がめちゃくちゃ際立つ。男前に成長して、ひよこの頃から観ていたオタクは目頭が熱くなるわね…。千穐楽に泣きそうになるのを堪えながら「俺もう30なるのに〜」って言ってたのは相変わらず可愛かったです。笑

凌くんは某桜のミュージカルで大好きだったので、沖田さんの話をする場面はいやでも泣いてしまいました。こんなん泣くよ。毎回凄まじい熱量だった。彼は初日から変わっていないです*6。ずっと120%で魅せてくれる。凌くんの熱量の高い芝居はいつも心を震わせてくれると思います。


太閤左文字:北乃颯希

めっちゃ動く。可愛い。刀ステの良心(?)

彼の明るいお芝居が、刀ステの重厚な空気を一瞬和らげてくれてました。ずっと気が張ってる状態を保つのもしんどいので助かった。太閤左文字劇場、毎回可愛かった。初日から手拍子してあげたかったね。

 

真田信繁鈴木裕樹

私は全然幸村への知見がないのですが、幸村に知見のあるお友達が「これは良い真田幸村」って言ってた。ラストずーーーっと叫んだ後の「歴史改変だ」がかっこいい。信繁の気持ちもわかるので、どうにかならなかったのかな…と思います。まさかみほとせ展開が刀ステにもやってくるとは思いませんでした。それはOKなんだ…。

ずっきーのお芝居、貫禄があって時の流れを感じました*7


大野治長:姜 暢雄

私ここ、イマイチよく分かってないのですが治長はどこまで知ってたんですかね?最初に弥助たちを招き入れてるのは治長だよね??諸説に逃がすところは知ってたのかな??弥助の思惑はどこまで知ってた??真田十勇士については??後半から彼の思惑を知ることができなくなったので、どこまで分かってるのかをイマイチ掴めませんでした。有識者どなたか教えてください。

 

豊臣秀頼:小松準弥

めちゃくちゃ良かった………!多分わたしは初めてお目にかかる俳優さんですが、この若さでこの貫禄。すごい。1幕ラストの一期と秀頼の気迫がどんどん熱くなっていってて、後半日程の時にはもう1幕終わりでスタオベしたかったもん。大阪城焼け落ちて自分も負けるって分かったのに落ち着いて歴史の通りに動く秀頼さま人間出来過ぎ。一期はそれを分かってて名を明かしたのでしょうか*8。无伝では一期に関する記憶は全て失った秀頼様なのでしょうが、どこかに一期の言葉が残っていると思いたいな。


弥助:日南田顕久

おかえり弥助。ジョ伝と同じくポルトガル語が混じるので脳内でがんばって訳しながら観た。本当に悲しい役でしたね…。こんなにも報われないことがあるのかと思った。後半弥助の気持ちになって泣いてたもん。付喪神も弥助も安らかになってほしい。


阿形:安田桃太郎

あの格好で殺陣してるの凄いな。桃さんの役がこんなにチャーミングだと思ってなくて、途中からマスコットキャラクターの感情で見てた。まだなんか官兵衛と企んでるよね?早く再登場してください。ステアラの神。


吽形:杉山圭一

阿形の桃さん見るつもりが吽形の杉山さんに落ちる…みたいなことを友達とやり続けた笑

カワイイんだもーん。「やっと出てきた〜刀剣男士ぃ🎶」ってぴょんぴょんしてるの可愛すぎる。もう癒し。声どっから出してんだろってくらい高いですね。刀剣乱舞、終わったね。

 

徳川家康:松村雄基

松村さんまだまだ若いのにこんなジジイの役やってて衝撃でした。しかもちゃんとジジイ。太閤との絡みが爺孫で可愛くてホッコリしてました。

 

山姥切国広:荒牧慶彦

影の主役でしたね。近侍が山姥切で主演が一期で、とても良いバランスだったと思います。インタビューも2人で出ることが多かったですし。礼生くんが初めてな分、影で支えてたんであろうことが私にすら分かる。

荒牧くんの実力が最近改めて分かるようになってきました。芝居も台詞のトーンも殺陣も全部バランス良くレベルが高い。すごい。

彼の刀剣乱舞に賭けている想いは並々ならぬものがあるんじゃないかと思っているので、今後も出演し続けて欲しいです。一応原作だと山姥切が好きなので…いつまでも家の鍵にまんばちゃん🔑

この頃の山姥切は少しずつ己の劣等感から抜け出している感じが良かったです。時系列的にこの後悲伝が待っているんですが、その時には既に自分は未来で本丸からいなくなることを知っていたんですね。この部分がこれからどう生きてくるのか楽しみにしています。

 

劇場について

WSS1以来のステアラでした。今回の刀ステは空席が結構あったので、これまでで1番観やすかったです。まあ、悲しいことですが…。

ぐるぐる回るのより映像が動くのが酔う人は酔ったかも。私も三半規管激弱で飛行機は酔い止めないと大惨事なんですが、これに関しては全然大丈夫でしたね。ディズニーでスタツアとニモ、USJでBtTFかスパイダーマン乗れれば余裕です*9

これまでのステアラの公演って一つ一つの場面に合わせて一周を作ってるから東西南北で区切りがあったと思うんだけど、それを極力なくして一回転させてたのが凄い。こんな使い方もあるんだなーと思いました。滝に関しては実際に川が流れてたこともあるので…そのインパクトよりは弱い。めちゃくちゃ標高が高いなとは思った。

末満さんって場面転換めちゃくちゃ多いのでたくさん回れて嬉しかったなー。WSSは回る意味あるかな?って思ったので(笑)ステアラ向きの演出家だと思う。

大回転の殺陣は正直ステアラで体験しないと映像では1/100000000しか楽しさが伝わらないので、生で観る楽しさを改めて教えてくれたなと思いました。あれ観るためにチケット代払えるもん。話分からなくても一度体験してほしい!映像もどうやって撮ってるのか気になるくらいにめちゃくちゃ凄いんですが。

神社の景で地蔵置いてあるんですが、ステアラなので誰か地蔵で殴るんじゃないかと…ドキドキしてたのは私だけではないはず。(あんなことするの太一蘭だけだよ)

无伝は配信組の予定なので、もうステアラは最後かもしれない…。関東荒野の時代からお世話になりました!!!!

 

まとめ

楽しい3ヶ月だった〜!こんなに長い2.5初めて通しで観たので色々面白かったです!无伝も楽しみだなあ。この状況下で100公演シングルキャストでやって、まあ完璧じゃないにしろ千穐楽を迎えられたのは凄い。偉業。2.5次元界はやっぱり気が狂ってると思いました。无伝もどうか無事に終えられますように。その前に全部履修したいのでDMM.comさんは慈伝と維伝を入れてください。

 

 

 

ブログのネタ募集してます。何かあればいただけると嬉しいです。

odaibako.net

*1:終わった後妹に、これ…三日月はタイムリープしてるってこと?ってきいたレベル

*2:TRUMPも9割絶望だからこそ1割の希望が一際輝くように作られていると思う

*3:完治したそうです!LLでも言ってたしこれくらいは書いてもいいでしょう

*4:嘘です下弦で観てます

*5:トゥーランドットで毛利さんからも言われてましたね

*6:唯一腹筋だけは3ヶ月で板チョコみたいに割れてた

*7:時の流れを感じてばかりいる

*8:えー!言っちゃうの!?ってなりません?あの場面

*9:ちなみに私はスパイダーマンは後半目をつぶってないと酔う

映画「すくってごらん」感想

ミュージカルでもラブロマンスでも金魚すくいの映画でもない。これはコメディだと思えばそれなりに面白いと思えました。演出と音楽が先に在って、それに合わせて脚本を作ったのかなあと思う。

 

sukuttegoran.com

 

 東京から左遷され片田舎の町へやってきた大手メガバンクのエリート銀行員・香芝誠が運命的に出会ったのは、金魚すくいの店を営む美女・吉乃。持ち前のネガティブな性格と左遷のショックから心を閉ざし、仕事だけに打ち込もうとするが、吉乃のことが頭から離れない香芝。しかし、吉乃は幼なじみの王寺昇への想いを秘め、こころを閉ざしていた。一方、女優の夢破れ地元のカフェで働く明日香には一目ぼれされ。果たして、エリート人生から外れてしまった香芝の人生の行方はどうなるのか?そして、秘密を抱える吉乃の心を金魚のようにすくうことはできるのか?今、金魚と恋心と出世をめぐるドラマがはじまる-

 

映画を観るとき、私はストーリーを1番重視してしまいます。そんなタイプの人にはちょっとおすすめしづらい、好みが両極端に分かれる話だと思った。

キャッチーな曲、ニナミカ的ビビッドな色づかい、空間軸や時間軸が捻れた演出、このあたりを中心に観るととっても楽しい映画なのでは。

あとなにより全員歌、うま。キャストのラインナップ観れば分かるやろって話ですが、耳が幸せだった。

ただ、私は主役の香芝誠がどーーーしても合わなくて、行動原理も理解できなかったのでミュージカルだと思って観てもストレスが溜まってしまって(笑)

「なんかおもろいことやってるなー。コメディなのかなー」って思って観たら1番楽しく観れました。その日の映画館のお客さんがガンガン笑ってたから、そのムードに呑まれて楽しくなっちゃったのもある。話は全く理解せずになんとなく楽しく観るのが1番良い気が。真壁監督は映画館で観ることを推してますが、私は正直おうちでダラダラと観る方が気楽に好きなところ摘めるので合ってるなーと思っています。演出も面白いとは思うんですが、芸術系大卒な割に芸術的な素養がないので…よく分からなかったですね。

 

原作もあるんですが、ほぼ別物。こちらは温かくて優しくて素敵なお話です。紙はほとんど売ってないので電子書籍がはやい。

金魚めちゃくちゃ掬いたくなります。金魚すくいって奥が深いんだなあ。

 

すくってごらん(1) (BE・LOVEコミックス)

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あとは各メインキャストの感想を簡単に。ここからネタバレ込みです。

 

香芝誠(尾上松也)

映画中の性格がほんっとに合わなくてストレスだったんですが、松也さん自体は振り切ったお芝居といい声で歌い上げててとても良い。顔芸やばいのでそれを見てケラケラ笑うくらいでちょうどいい気がします。脳内毒舌ラッパー。ポロッと溢れた悪口ラップが原因で左遷されたのに、左遷先では毒舌ラップを全部口から発してしまう状態になり、そのまま東京へ戻ることに…wwwこのままだとやばい奴がもっとやばい奴に進化して波乱の東京本社編が待ってると思うのですが、そこはスルーでエンドロールに入ったので笑いました(笑)

ピアノも当て弾きしたら良かったのになあ。全員適当ならまだしも、松也さんだけ適当だったので気になってしまいました。

 

生駒吉乃(百田夏菜子)

ももクロで見た時は元気なイメージだったけど、お淑やかで寂しげな吉乃でした。原作よりも寂しげな印象が強い(でもどちらも特に何か暗い過去があるわけではない)。

コンサートで自分より上手い子*1がいるから人前で弾きたくなくなって、荒屋で夜な夜なピアノ弾いてるのは相当な負けず嫌いだと思います(笑)ピアノもパワフルで荒いし。

見た目の割にこじらせちゃんだと思うので、明日香ちゃんの言う通り香芝にはこの子は無理。原作だと良いお友達って感じでしたが、映画だと吉乃ちゃんドン引きって感じで距離はほぼ縮まりませんでしたね。

ピアノちゃんと弾いてるし歌声も聞きやすいので、百田夏菜子ちゃんがこの作品によってミュージカルの苦手意識が強まらないといいな…って思ってます*2

 

王寺昇(柿澤勇人)

何の仕事をしているのかも、何を考えているのかも、誰に対してどう思っているのかもまっったく読めない人。原作と設定は全然違いますが、映画から受ける印象は原作と1番近かったと思います。柔らかくて飄々としてて。キャストビジュアルの時は全然違うなーと思ってたのにお芝居で近づけてた。凄い。あの帽子をずっと被ってる理由とかやって欲しかったなーーー。映画は結局タップダンスで投げるための帽子になってしまった*3…笑

歌ってピアノ弾いてタップダンスして全部クオリティ高くてびっくりしたんだけど、圧巻だったのは金魚すくい。伝説の人と言われるだけあって、金魚の方から近寄っているように見える。原作で描かれていた一定のリズムで掬うってこういうことかーーーー!と感動しましたね。私も金魚あんな風に掬ってみたい!

 

山添明日香(石田ニコル)

カワイイし色気あるし歌上手いし共感できるし、1番好きなキャラクター。何考えてるか分かる唯一のメインキャストです。

理想と挫折を繰り返しながらも前向きに生きてるところが素敵。喫茶店の経営危機は香芝のおかげでとりあえずは持ち直してそうなので、街の人に愛されるお店を続けていってほしいです。明日香は原作よりも映画の方が好きだなー!原作も可愛いんだけど、映画はキャラクターに深みがあってより魅力的。川西と幸せになるスピンオフを何卒!

 

川西(矢崎広)

メインキャストと言えるかは微妙なんだけど(笑)でも、ほぼメインキャストと言えるのではないでしょうか。

思ったより出番あってよかったー!少なくともGOZENよりはあった。

k1mg.hatenablog.com

 

休憩と称して1分20秒のソロもあったので本当にありがたい限りです…!

川西は基本的には香芝のツッコミとして存在しているのでパーソナリティはよく分からなかった。ライバル心メラメラしてるのか?と思いきや仲良くしたがってるし、そうでもなさそう。松也さんの方が貫禄あるので、先輩感はあまりない。(本人は苦手のようだけど)私は広くん、めちゃツッコミ上手いなと思っているので、存分に活かされててよかった。

川西がメインキャストじゃない割にソロがあって歌がうまいので、端から端まで歌うましかいない謎の映画として映画ファンにレビューされてるのが面白いね。美味しい役でした。明日香と幸せになって!

 

以上です!

まとめると

歌 良き

曲 まあまあ(感動して心が震える、っていうよりキャッチーって感じ)

演出 蜷川実花風で面白い?かも??

脚本 伏線を全部踏み倒すので深く考えない方がいい

金魚 可愛い

猫  可愛い

て感じです。

 

すくってごらん観てからミュージカル映画観たくなっちゃってドリームガールズとかバーレスク観て口直ししました。ちなみにララランドの時も同じ現象が起きたので、ララランド好きな人にはめちゃくちゃオススメしたいすくってごらん*4

金魚すくいはここに行きたい。

www.stroll-tips.com

かっきーと松也さんが練習していたらしい金魚坂さん。コロナが落ち着いたらすくいにいこう。

 

最後に妹のすくってごらんの感想が面白すぎるのでシェア

f:id:k1mg:20210408114019j:image

*1:王寺さん

*2:日舞台挨拶で松也さんが突然歌う場面で笑ってしまってリテイク出しまくったって言ってたので

*3:ピアノの上でタップダンスする人初めて見た。危なすぎて冷や冷やしました

*4:ちなみに私はララランドも………って感じ

推しも投資もリスク分散し始めた話

誰かを追いかけてそのためにお金を使ってるのって結構変わった趣味だと思っているんですが、最近の「推し活」ブームにより、なんかすごい一般的な趣味っぽく見えて不思議。

他人とか1つのコンテンツにお金を注ぎ込むことができる=オタクの素養がある、だと思ってるので、社会に肯定されている感じがむず痒いです。世の中はオタク活動を理解できない人の方が多いと思う。もっと社会の隅っこの日陰の趣味でええんやで。

 

今回は分散投資と分散推しを始めたよという記事です。

分散投資の話

大好きな美容垢の方から情報を得て、みようみまねで私も今年から積立NISA始めました。

投資めっちゃ楽しいー!!!

デイトレとかFXに手を出しているわけではなくてあくまでも長期投資、気絶投資法。ただぼーっと積立で投資信託とちょこっと個別株にお金入れてるだけなんで、全然お金はない。そもそもまず宵越しの金は持たないので元手がない。でも楽しい。

良かったこと、社会の動きに興味持てるようになった。高校大学でも政経を一切勉強しないでこの年齢まで生きてきたので、いま初めて社会の仕組みを学んでます。やばいね。

もちろん投資なので元本割れのリスクもあるんですが、基本的にオタクのマインドは投資に向いてると思います。ほら、メルカリでちょっと上乗せしたら買えるのに、ついついランダム商法に乗っかるじゃないですか?オタクって。損することに慣れてる感じがする。めちゃくちゃ不況になっても世界が滅亡しない限りは含み損してるときは寝かせといて、景気が上向きになったタイミングで利確すればいいんじゃない?って思うし。

idecoにしないのは、60より前に死ぬことになったらすぐに引き出して使い切りたいから。でも節税できるので来年くらいから少しだけ始めてもいいかもと思ってます。勝手に毎月カード決済されていくので貯金が苦手なオタクにこそ勧めたい積立投資。

劇団雌猫さんの「一生楽しく浪費するためのお金の話」にも簡単に書いてある。この本は最低限知っておきたい国の仕組みについて書いてあるので、オタクじゃなくても勉強になるのでは。ただ私はオススメに入ってない米国株で積立一本勝負してますし、全部を鵜呑みにしないで興味のあるものはもう少し色んな人の意見もきいていいかと思います。

 

books.rakuten.co.jp

 

(各オタクたちのライフプランニングはちゃんとしすぎてて自己嫌悪で辛くなるので読み飛ばしました)

 

分散推しの話

推しを分散した、というより推しが増えてきたので推しという表現を辞めた話です。俳優を推すというのは既に元本割れなので(?)、別にリスクなんて怖くないんですが、そもそも私のモチベーションが変わってしまった。楽しいことにしかお金を使いたくないし、面白いと思う舞台にしか通いたくない。私にとって1番怖いのは楽しいと思えることが未来からなくなること。好きなことをたくさん作ると、比例して楽しいことも増えるんだなと思いました。

でもそれは私にとって「俳優を推す」ことではないんですね*1。私の中で推しなら通わなきゃ!推しなら観なきゃ!という声が絶対にあって、それが=楽しいにはならなくなってしまった。

コロナ禍で面白いことも楽しいこともあったけど、しんどいこともどうなの?と思うこともあった。時間がアホみたいにある中で自分の中でも優先事項が精査されていった感じがする。

元々ゆるい俳優オタクだったけど、それでも私の中ではまっしぐらで真っ直ぐだった。そのピンと張った糸を緩めようと思いました。それが私の中の「分散推し」です。「ひとつに絞って楽しいこと、楽しみなことがなくならない」ためのリスク分散。

今までもこれからも推しと呼べる存在は変わらないです。でも他にも増えるかもしれないし、いつか全て辞めてしまうかもしれない。それなら、いっそ推しという表記をやめてその人個人の話を名前を出して話していきたい。

「推し、燃ゆ」をはじめとして、推しという単語がカジュアルになったことで天邪鬼な私は使いたくなくなってしまっただけなのかもしれません。

一度好きになったら大体ずっと好きなので、特にスタンスが変わる予定はないのですが、面白いものに課金して楽しく経済を回していこうと改めて思ったという話でした。

*1:人の数だけ推しという言葉に意味があると思ってる。あくまで私にとって

2020年観劇まとめ(下半期)

この状況下で幕を開けてくれた全てのエンタメに感謝して。幕を開けられなかった全てのエンタメのこれからを願って。

 

k1mg.hatenablog.com

 つづき。

2020年下半期のまとめです。

 

7月

配信を経て、コロナ感染者がいなければ公演できるようになってきました。7月上旬にエグめの劇場クラスターが発生してしまった*1ので、毎回ドキドキしながら劇場に行っていました。

 

グッバイ・エイリアン

岳ちゃんで一旦お休みした観劇が岳ちゃんで幕開きました。2時間でスパッとまとまってて良かった。笑いのツボは合わなかったけど、お話は結構好きでした。今思うと。

 

ジャージー・ボーイズ・イン・コンサート

絶対どうしてもやって欲しかったから、開幕が後ろ倒したときには冷やっとしたけど無事に観られてよかった。

k1mg.hatenablog.com

感想は別エントリにて。

この頃わたしは何故こんなしんどい想いをしてまで劇場に足を運んでるのか考えてたんですが、初日の幕が開いてボロボロ泣いてしまったので、やっぱり劇場で観ることが好きなんだ、という結論に達しました。

配信も楽しいし、行けない日はほとんど配信を観てたんですが、やっぱり心揺さぶられるのは劇場であのハーモニーを聴いた瞬間なんだなあと思いました。無観客公演後の客入りの初日、全てのピースがハマったあの感覚を私は一生忘れないと思う。

 

8月

ちょっと舞台の公演数が増えてきてた。マウスシールド芝居&フェイスシールド観劇が増えてきたのもこの頃。未だに慣れない…。振り返ると8月は名作揃いでしたね。

 

ミュージカル「憂国のモリアーティ」Op.2 -大英帝国の醜聞

おっっっもしろかったー!!!!

前回あまりの評判の良さに次回は行こうと決めていた作品。

ジャンプラ先行逃したら一切手に入らなくなってて、当日券が当たったのが分かった瞬間に家を飛び出して銀河劇場に滑り込みました。

感染対策の冷房によりめちゃくちゃに冷え切って少し湿度を持った劇場内が既にイギリスのようでワクワクした。

原作は全然履修してなかったんだけど、ホームズとモリアーティについては理解していたので全然ついて行けました。序盤モリアーティ兄弟の関係性を分からず観てたのが悔やまれるけど*2

いわゆる貴族階級が残るイギリスでのダークヒーローもので、正義とは?というテーマに真正面から覚悟を決めてる2人のバチバチの推理戦にゾクゾクしました。

貴族階級制度と人種問題と宗教問題は三大日本人が理解できない問題では、と個人的に思ってるので*3、こういった形で分かりやすく見せてくれるのは私は好きです。

贅沢に生演奏でクラシックのアレンジも効いてる楽曲も歌も芝居も上手いキャストも良い。西森さんの演出もかっこいいし話も面白い。今他人に薦められる2.5といえばモリミュだなあと個人的には思います。

 

MANKAI STAGE A3!冬組単独公演

正直先行全滅した時点で行ける気がしなかったんですが、一般発売でゲットできて神に感謝しながら向かった。

冬組はストーリーは「剣に死す。」、公演ストーリーとしては「Risky Game」が好きだったので、次回に期待♪と思ってたんですが、最最最高すぎた…!!!

ゲームで読む時の面白さと実際舞台の上でお芝居するのって魅力が全然違うんだなあと思いました。なので、結構他の単独もゲームとステで好きな話は違うんですが、「真夜中の住人」は舞台にすると私にドドドハマり作品だった…。れおとこーた…。

実際エーステに足を運んだのも初めてで、ドキドキしながら観てました。DVDで観るより映像演出がすごい。ほとんどプロジェクションマッピング…!

声は出せなかったけど、ほぼ観客全員ブルスマの振りが完璧でした…すごい…。

冬組は前から観ていた子達が多いんですが、凄い実力あるんだな、と改めて気付きました。みんな芝居もアクションもめちゃくちゃ上手。

サポートメンバーも綴とシトロンとカズと臣くんで配信も毎日楽しかったー!DVDが楽しみです。

荒牧くんの紬が最後に全てのエンターテイメントに向けて、と言って歌っていたショーマスがとても印象的でした。

 

かがみの孤城(NAPPOS PRODUCE)

もしえんぶチャートがあったなら、迷わずストプレ第一位にしてました!!!!それくらいめちゃくちゃ良かった。元々辻村深月が大好きで、名前探しの放課後辺りまではガッツリ読み込んでたんですが、年齢が上がるにつれ自分との乖離を感じて最近は離れていました。

かがみの孤城本屋大賞を受賞してるのは知っていましたが、今さら中学生の話を読むのもな…と手が出ず、舞台ならと足を運んだ形。ネタバレは一切知らなかったため結末にマスクがびちゃびちゃになるくらい泣きました。観に行って良かった…。

生駒ちゃん演じるこころが、等身大でピュアで一生懸命でとても愛おしかった。生駒ちゃんって可愛いのに中身愉快な隠キャで面白すぎるよね。そんな彼女とこころがとてもシンクロしていて、等身大にはまっていてとても良かった。こころはめちゃくちゃ可愛いんですが、モテてしまったが故にいじめに遭うので、むしろ同世代だと鼻についたかもしれない(?)笑

学校という狭い括りからドロップアウトした少年少女たちが鏡の中で出会い、鍵を探すファンタジーですが、それぞれが抱えている悩みは思春期の時に感じていたこととよく似ていて、思わず「がんばれ…!」と応援したくなりました。

辻村深月の面白いところは所謂ミステリーとしての叙述トリックだけではなく「こんな気持ちを抱えていたのは自分だけではなかった」と気づけるところにあると思います。

舞台はこの大長編&叙述トリックストーリーテラーを交代で用いることで分かりやすく作品に落とし込んでいて、お見事としか言いようがない。

孤独な少年少女たち、かつて少年少女だった人たち全てにおすすめしたいです。再演!望む!

 

9月

なんか仕事をずっと休めてなくて個人的にすごくしんどかった時期。フォーライのために生きてましたね。

 

BSP承久の乱

日本史ROCK showと銘打った新シリーズ。でもまあいつものBSPなので、歴史知らないとちんぷんかんぷんだと思います…わたしは!

BSPがめっちゃ楽しく深く理解できる人もたくさんいるので、気になった人はとりあえず観に行ってみてください。私の高校の先生が幕末と鎌倉好きで、ひたすらディープに教わってたので、意外とついて行けた。田中なおきちが良かった。とっくんの言ってた内容は一言も理解できないままでしたが…*4

最後のダンスがわーって楽しくて良かったです。和田さんと新良エッちゃん夫妻楽曲最高ー!

 

MANKAI STAGE A3! Four Seasons LIVE

9月はこれを楽しみに乗り切ってました。多大な期待しすぎて逆に肩透かし喰らわないか不安だったけど、期待を超えて楽しかったからすごい。エーステって天才のコンテンツだなと思った。大好きな夏組の皆さんに会えてとってもとっても嬉しかったです。詳しい感想は別エントリで

k1mg.hatenablog.com

 

10月

GOTOも始まって結構劇場に通いやすくなった。ディズニー満喫したりしてました。

 

劇団四季ライオン・キング

LKは私の原点ともいえる作品で。中学生の時に初めてこのミュージカルを観てカミナリに撃たれたような感動をしたのがきっかけでこの世界に入ったので都度友達を誘って行ってます。

今めちゃくちゃ穴場で、前方通路席が余裕でゲットできちゃう。ステージ上と客席の人数あんまり変わんないんじゃないかな?ってレベルの客入りでも、キャストは物凄い熱量で演じてくれます。さすが劇団四季。四季にはたまにとんでもない棒読みさんがいるんですが、LKはあまり気にならないと思う!

最初は壮大なこの物語に大感動していたのですが、繰り返し観ているため今では転換をうまく使って飽きさせない演出に感心してしまいます。観に行った後は結局サバンナから抜け出せなくなるんですけど!

私のオススメ四季作品はLK、ノートルダムの鐘、ウィキッド、夢から醒めた夢、赤毛のアンでしょうか。ディズニーは全部好きですがファミミュも好き。ウィキッドは早く再演して。

 

真夏の夜の夢

今考えても、ひろしくんがこのキャストと肩を並べてお芝居していることに驚きます。またシェイクスピアやってほしい。

詳しくは別エントリにて。

k1mg.hatenablog.com

 

11月

公演できたり中止になったりがおさまらない。古典ミュージカルは予習してから観た方がいい。先人の教えと思ってください。

 

RENT

元々ちょー苦手な演目だったんです。元になったオペラのラ・ボエームが好きだったので、描き方を受け入れられなかったし。話もよく分かんないし。誰にも共感できないし。エンジェルですら犬殺すし…笑

来日版観てから、登場人物たちの心の奥を少しずつ理解できるようになった気がします。

だから東宝版は観るの初めてでした。これ、RENT知らない人が観たらどれくらい話の意味わかるんだろう?まあここでガッとハマる人もいると思うんですが、私は事前に映画などで予習しておくのを勧めたくなりました。話を理解しようとする構成じゃなくないですか(?)

でも日本人キャスト、みんな歌うまくてお芝居も良くてとっても良かったー!遥海ミミが海外キャストのような歌声でとっても好きでした。

上口くんのエンジェルも、私の理想のエンジェルに近くてとても良かった。天使というより聖母様のような。加藤さんのコリンズととてもお似合いで、I'll cover youは1幕から泣きっぱなしでした。

できたらもう一組全く異なるキャストのチケットも持っていたので、そちらを観たかったのですが、私が観た翌日にコロナ感染者が出てしまったため、全公演中止になりました。NO DAY BUT TODAY…。それでも、素晴らしい作品を届けてくれてありがとう。

 

岸和田少年愚連隊

妹の推しが出ていたので観た!自粛で甘やかされたあとのストプレで4時間(休憩10分)はキッツイ!2時間でまとめて欲しいナ。

 

劇団四季オペラ座の怪人

オペラ座って絶対寝るんだよなー!でも久しぶりだからなー!と思って観たら、めちゃくちゃ面白くなってた。古典ミュージカルってブラッシュアップされることあるんだ!?って驚きでした。あまり言ってる人みないけど、照明の明るさとか冒頭の人員配置とか変わってる気がする。マスカレード以外真っ暗で、場面の切り替わりがイマイチ分からなかった気がするのに、今回はとても分かりやすくなっていた。

おかげでこれまでにない集中力で観れたので、もうあらすじ忘れないでいれそうです。映画も公開中に何度も通ったのに全然覚えてないもん…記憶力のなさ…。

雪組のファントム経由したからかもしれないです。個人的にはオペラ座も予習ゼロで挑むものではないと思っている。

 

12月

めちゃくちゃ感染者増えてきてるけど、舞台自体は増えてきてた気がする。カウントダウンしたかったな…。

 

HELI-X

某メサ○アの制作陣が作った新シリーズ。めちゃくちゃ込み入った設定を紹介しつつ話としても盛り上がりを与えつつ2時間にキッチリ纏める手腕…!理解力が低めの私ですが、めちゃくちゃ面白く観れました!!!さすが安定と信頼の毛利&西森コンビ。続編が普通に楽しみです!てるまー泣

 

劇団朱雀あおい劇場幕引き公演

この時期に岐阜に行くことを悩みに悩みましたが、でも行って良かったーーー!と思いました。我が家三姉妹、全員朱雀が好きなのでみんなで旅行できたのも良い思い出。なんだかんだ初めてだったかも。いつかは行きたいと思っていた聖地だったので、なくなるタイミングではありましたが、行けて良かったなあ…。帝劇が閉まる前に最後に連番したお友達と2020年最後の連番をしたのも縁を感じました…。また行こうね。

今回は前回の復活公演とは違い*5大衆演劇メインだったので久しぶりにガンガン観れて楽しかったです。めちゃくちゃ久しぶりにゆっくんの女形も観たよーーー!!可愛かった…

今回はハンチョウもスタンディングもなくて寂しかったけど、それでも観客に寄り添ってくれてめちゃくちゃ楽しかった!!!須賀くんはゲストで過去一踊ってたのでは??お疲れ様でした…!また東京で、今度は掛け声のできる状況になってたらいいな。

 

チャオ!忠臣蔵討入・る祭

年末の祭りにまた岳ちゃんが召集されたー!基本的には推しがいようといまいとるひまでカウントダウンするんですが、やっぱり推しがいるとみんないて嬉しいね。今回もみんなで年越ししたかったんですが、この状況なので前倒し。るひま時間でカウントダウンしました。笑

るひまは毎回トンチキな舞台ですが、それでも第一部お芝居は毎年良い演目だなあと観ています。今回もツッコミどころは多々あったけど、それを上回ってめちゃくちゃ楽しかった!多分忠臣蔵がすごく好きなんだと思う。浅野内匠頭の小林くんは今回しんたの代役でしたがめちゃくちゃ良くて泣いてしまった…。広くんの浅野内匠頭より泣いちゃったかも(笑)しんたのトリッキーな浅野内匠頭の観たかったな…。また来年会いたいです。

2部ではとうとう気狂いなことがバレてしまった岳ちゃんが大暴れしていて非常に楽しかったです。大暴走しちゃうんですが、これからもどうぞ宜しくお願いします…!!るひま、出演者もお客さんも狂ってる人に慣れてて温かく受け止めてくれるのでホッとしてます。母親のような気持ち。まあるひま自体が狂ってるもんね。毎回高度なパロを見せてもらえてうれしい。今年エーステにハマった身としては冒頭のエーステパロにめちゃくちゃ笑ったwww去年のK3も今更ながら観たかったな。

 

以上、2020年の舞台感想でした!今年もまだまだ予断を許さない状況ですが、少しでもエンタメ界に希望の光がさしますように。早くコロナどっか行け〜〜

 

 

*1:個人的にはあの事件は不運だったなあと思ってる。あの時やれる範囲の対策はしてたようだし、そもそもモリエールは感染対策しにくい劇場だよね…

*2:3人ともなかよくてめちゃくちゃ可愛い

*3:個人の見解です

*4:古語だからね!

*5:復活も岐阜のときは大衆演劇メインでしたが

2020年観劇まとめ(上半期)

明けましておめでとうございます!毎年お正月にえんぶチャートに載らないであろう自分の好みのお芝居についてまとめて勝手にえんぶチャートしてたんですが、

今年はえんぶチャート未開催!

まあ公演できてないものも多いですもんね…。幕が上がること、無事千秋楽を迎えることが全く当たり前ではなくなってしまったこの頃なので。

それなら、2020年観た公演は全部書いちゃお!というのが今回の企画です。

下手したら1行とかあるかも!察してね!

 

 

1月

まだコロナの影響は0だったのでツイートもひたすら呑気。観劇回数も通常営業でした。

ミュージカル『刀剣乱舞』 歌合 乱舞狂乱 2019

地元の同窓会蹴ってこっちに行ってました。それに関してはあんまり後悔してないけど、地元の友達とこんなに長いこと会えなくなるとは思ってなくて、会っとけば良かったなーとは。

同僚が刀ミュにハマってしまい、責任の一端を背負ってるのでチケットを用意して観に行きました!

らぶふぇす(とは少し違うけど)久しぶりでしたが楽しかったー!!!神出鬼没すぎてキャストを目で追えない…笑

岡宮来夢くん凄いなって思いました。ルーキーすぎる。オチが大変な事態だったので、オタク友達はたくさん作っておくべきだなと改めて感じました…。

 

少年社中「モマの火星探検記」

好きすぎてめちゃくちゃ通ってた。感想は別エントリにて。無事に公演終わってよかったなあ。大好きな作品なので母親にも観てもらえて嬉しかったです。

k1mg.hatenablog.com

 

BSP新選組リメンバー

BSPの新選組も3年目だったので、さすがに話分かってきた*1。今回は小噺集って感じ。その割に重たい内容も多かったけど、基本は歌と踊りが多くて楽しかった。とっくん(土倉さん)の岡田以蔵が良かったなー。あと池之上頼嗣くんはもっと大きい役がきても良い役者さんだと思います。泣けるお芝居する。

 

舞台 Starry☆Sky on STAGE SEASON2 ~星雪譚~

妹に連れられてSEASON1行ってないのに観劇。文化祭なので全然ついていけた。みんなでWSSとかやってるの楽しかったなあ。月子役の竹井未来望ちゃんのダンスかっこいい〜!なぜ攻略対象じゃないんだ(?)

 

少女仮面

トライストーン制作の舞台は小難しいんですけど熱量が高くて好き。今回も話の意味分かったかと訊かれるとあんまり分かってないけど、若村麻由美さんのお芝居が凄すぎて圧倒されました。春日野八千代さんって実在した宝塚トップスターみたいなんですが、こんな描かれ方されて許してるとか心広すぎる。宝塚歌劇団も心広すぎる。

井澤勇貴は何やらせてもキマるので、本当に器用だなーと思いました!

 

ツキステ 10幕「月歌奇譚 太極伝奇」

めっちゃ良い松田岳ならぬ春さん…!セットが普段より力入っててびっくりしちゃった。

お話も結構好きだった。(長いけど)

DVD観たら自分が映ってたんですけど、アドリブパートの岳ちゃんの暴走に困った顔してて笑った。

相変わらずダンスライブがめちゃ楽しい〜!この時まではまだ客降りがあってハイタッチとか余裕でしたね…早くまたファンサに沸く日常に戻りたいです。

 

2月

ちょっとずつ、舞台に行くことへの翳りが出てきた時期。あんまり気にせず京都遠征満喫したり、福岡行ったりしてましたね。

 

浪漫活劇譚艶漢第4夜

艶漢は、2019年にノリで行った歌謡倶楽部がとてつもなく楽しかったので観劇。本編は初めてだったんですが第4夜も楽しかったです。原作読んでるので、原作そのままの詩郎や安里にドキドキしちゃう。ギャグの入れ方も、話の構成も原作好きにも薦められる素晴らしさだと思う…!田上真里奈ちゃんの歌謡倶楽部最高だったので、次は観たいなー。

 

シェア・ザ・ワールド2020

家城さんの作品は好きなので大体観ています。この作品もとても良かったー!シェアハウスで起きるゴタゴタにはイライラするんだけど、最後に仕掛けが分かったときに脱帽してしまいました…。ネタバレは出来ないけど、ネタバレを知った上でもう一度観たくなる作品。家城さんの作品って笑って泣けて考えさせられるような内容が多くて、もっと色んな作品が観たいです。最近はあまり作られないみたいなので…。

 

Hundred days

話がめっちゃ難しかった!!!!彼女の空想と現実の線引きが全然出来なくて大混乱(笑)

でも曲が楽しいーーー!藤岡正明&木村花代コンビなので歌が上手すぎなのよ…。耳が幸せで元はすぐ取れる。中野は中止になったので、ギリギリで観に行けてよかったモリエール。あの劇場まだ生きてるのかな…。

 

Endless SHOCK2020

実質千秋楽を観ました。はるか昔に担当だった上田竜也くんが、誰しも全推しに演ってほしいであろう*2ライバル役に抜擢されて、その出来も素晴らしくて!光一くんに大感謝です。ダンス苦手なはずなのにめちゃくちゃ踊れるようになってる。芝居は元々好みなんですが、さらに磨かれてましたね。さすがえんぶチャート1位(?)

上田くんは人一倍向上心がある方なので、これからの成長を期待していた分、道半ばで終わってしまってとても悲しかった。演出を変えて今年もやるみたいですが、本来のバージョンもまた観たいなあと欲張りな私は思ってしまうのでした…。

 

3月

舞台が次々に中止に。持っていた宝塚雪組とアナスタシアとSHOCKがただの紙になって泣いた。通勤は普通にするし、相変わらず東京には人がわんさか密集してるのに、ライブエンタメだけ先に止められるの意味が分からなくて反抗してました。絶対かかりたくなくて手とか死ぬほど洗ってた…。今まで罹ってないのは運が良かっただけだけど。それでもメンタル的にしんどいと思いながら公演してる舞台には行ってました。

義経冥界歌(ライビュ)

ライビュだったけど、とっても楽しい演目だったので観れて良かった…!る・フェア×薄ミュ×GOZENなので、矢崎広ファンも楽しいと思う。出てないけど。ピカレスクセブンにも似た、悪役たちのかっこいいことよ…。私は超楽しかったです。またゲキシネで観たいなあ。ライビュの時のアクシデントでゆっくんの烏帽子が取れてしまい、銀髪ロングポニテで殺陣してたのが美しすぎました。うりうり。

 

改竄熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン

熱海殺人事件大好きなんですけど、モンテカルロ・イリュージョンは初めて観た。オリンピックの年にやるべき作品だったので、延期が決定してから観たからなんとも寂しい気持ちになりました…。熱海は環境が違っても熱海なんだなあ。しかし私は通常の熱海殺人事件の方が好きです。共感できる。

 

Dr.コルチャックとこどもたち

自粛要請の合間を縫って公演してた。子どもたちたくさん出演してたんですが、みんな上手で素晴らしい公演でした。

岳ちゃんのコルチャック先生役、斬新というか、役の年齢に追いつくのは何十年後だ!?って感じなのですが、見たことない演技で良かった。幅広がったというか、広げざる追えないなあというか笑

内容は重たいんですが、ナチスのグロい部分は描かれなかったので見やすかった。

 

4月

緊急事態宣言で、舞台が全部中止に。リリイベなどのイベントもなくなって、本当に暇になりました。パンケーキ膨らませてた。ツイステッドワンダーランドさんにハマる。

 

5月

引き続き自粛。GWはあつ森してたら終わりました。

6月

A3!にどハマりする。

k1mg.hatenablog.com

詳しくはブログに書いてるんですが、今年めちゃくちゃ楽しくなったのはA3!のおかげなので大感謝です。

配信でお芝居やイベントを観ることが増えてきたのもこの頃。今でも相変わらず配信は全然集中出来ないタイプですが、お布施も込めて死ぬほど買ってる。なんだかんだ3〜4000円するので配信破産しそうです。

 

上半期はここまで。後日下半期も更新します。

*1:わたしはBSPの話が1ミリも分からないタイプの人間

*2:主語がでかい

東京芸術劇場30周年記念公演「真夏の夜の夢」

人は人に恋してるのじゃない。

星だの、月だの、太陽だの、
ただの石ころで着飾ったコトバに
恋してるだけなのさ。

日本を舞台にしたオシャレで洗練された乱痴気騒ぎの一夜を目撃しました。

 

www.midsummer-nights-dream.com

 

そういえばひろしくんには「これからもシェイクスピア作品をやってください!!!」って言ったことあったなあと思いつつ*1、コンスタントにシェイクスピア作品に出演してくれて、しかも今回はシェイクスピア作品きってのイケメン、ライサンダーなんて、推しがいのある推しだなあと思うわけです。

 

あらすじ引用

創業130年の割烹料理屋「ハナキン」。
その娘・ときたまご(ハーミア)【北乃きい】には許婚がいた。
板前のデミ(デミトリアス)【加治将樹】である。
デミはときたまごを愛していたが、彼女は板前のライ(ライサンダー)【矢崎広】に恋心を寄せていた。
ときたまごとライは〈富士の麓〉の「知られざる森」(アーデンの森)へ駆け落ちする。
それを追いかけるのはデミと、彼に恋をしている娘・そぼろ(ヘレナ)【鈴木杏】。
森では妖精のオーベロンとタイテーニアが可愛い拾い子をめぐって喧嘩をしている。
オーベロンは媚薬を使ってタイテーニアに悪戯をしようと企み、妖精のパックに命令する。
ついでにそぼろに冷たくするデミにも媚薬を使おうと思いつく。
しかし悪魔メフィストフェレスが現れ、パックの役目を盗みとる。
そこに「ハナキン」に出入りしている業者の面々が結婚式の余興の稽古にやって来て、事態はてんやわんやに……。

 

日本に置き換えているにも関わらず、演出も衣装もルーマニア輸入だったので、私の知ってる日本でもない、異世界感が漂っていたなあと思います。ビニール袋とか多用してて色合いがビビッドで可愛い。現代演出オペラみたい。

 

大学院生の時にシェイクスピア論の授業を取ってたんですが、シェイクスピアって台詞が韻を踏みつつ綺麗なので、そのセンスが凄いなって話を当時友人としていて。

Helena Love looks not with the eyes,
but with the mind.
And therefore winged Cupid painted blind.
Nor hath Love’s mind of any jugement taste,
Wings and no eyes figure unheedy haste.

ヘレナ  (恋人ディミートリアスへの
移り気を嘆いて) 恋は目で見ず、心で見る。
だから、絵に描かれたキューピッドは
いつも目隠しをしてるんだわ。
恋の神様には判断力もない。
翼があって目がないのは、
無分別でせっかちなしるし。〔第一場〕

夏の夜の夢(シェイクスピア) 12の名言

例えばこことか。発音にそんなに詳しくないので違ってたらすみません。詩だったらこういう韻を踏んでる形めちゃくちゃあるんですけど、セリフにこんなに上手に組み込んでるの凄いですよね。これって翻訳されると全く意味がないので*2、この楽しさを英語がわからない自分には体験できないんだろうなあって思っていたんです。ところが、野田秀樹版だと擬似体験がたくさんできる!!!これがとても楽しかった〜!言葉遊びが好きな方だからですかね。「木の精」=「気のせい」とか「夏の精頭」=「夏のせいかしら」とか。妖精以外にもたくさんあったんですけどあんまり思い出せない。ウィットに富んだ言葉遊びで、シェイクスピアも原語で聴くとこんな感覚になるのかなあと思いました。貴重な体験だった…。

登場人物について。世の中の女はみんなそぼろ(ヘレナ)を抱えて生きてると思ってるんですが(主語がでかい)、鈴木杏ちゃんのそぼろが舞台を背負っていて解釈大一致でした。そぼろ、仕草も美しいしバレエのような動きが綺麗だし、メイクは怖いのにどこかかわいい。自己肯定感低いのにデミさんへのアピールが激しいのは海外の女だなって感じがする(笑)そぼろは観客と同じように見て、同じように覚えているので、ストーリーテラーとしても存在してくれてました。おかげでこの不思議な話になんとかついていけました。

でもやっぱり主役はメフィストだと思います。

舞台を日本に変えたことや役名を和名にしたことより、メフィストフェレスの存在がこの話を混沌とさせていたと思います。

この話、ただでさえ登場人物多いのにこれ以上メフィストなんて必要か??と未だに思ってるんですけど(笑)

どういう繋がりかと思ったらファウストにもワルプルギスの夜が舞台になってる幕があるんですね。ワルプルギスの夜(夏至祭)の乱痴気騒ぎってことかー!真夏の夜の夢のあらすじを知っていても、初見では話の内容も登場人物の見分けもよく分からなかったです。みんな白塗りだし。どうしてもメフィストはパックと役割が被るので、手塚とおるさんのパックが影が薄くなっちゃってたのが残念。チャーミングなのに出番が半分だもんなぁ。

メフィストの行動の目的が分からなくて*3、あと隅々で伏線ぽいものがありつつ回収されなかったりするから、最初は観たいタイプの真夏の夜の夢じゃないな〜〜〜って思ってたんですけど、結局メフィストは寂しかったのかなって思ったら後半可愛く思えてきました。これは単に今井明彦さんのお芝居によるところが大きい。カタコトでチャーミングで、そこが怖い感じ。でも、掴みどころのなさの中に幼い子のような側面があって。私はやっぱりメフィストはそぼろが生み出したと思ってるので、後半2人が自分の中にある気持ちに気づいて泣いてる場面は2人とも愛しかったです。

そぼろを取り巻く3人は全員若くて正統派なお芝居。ときたまごのきいちゃん、東京後半は声枯れしてたけど歌上手だったので、今度は歌のあるお芝居観たいなー。デミの加治くんは、多分はじめましてなんだけど、若手俳優として異質な存在感。声も聞き取りやすいし、間の取り方も面白かったのでまたお会いしたい。我が推し矢崎さんはスーパー最高にイケメンでしたね。もはやパンイチはネンイチ頻度で観てるので*4、そんなに驚きはしないんですけど、改めてめちゃくちゃ綺麗な身体でした!!!!ひろしくんの身体のライン好きだなー!!!私は矢崎さんの台詞の温度の高さが好きで、シェイクスピアにぴったりだと思ってるんですが、今回もライサンダーの熱っぽい台詞と合っていてとても良かった。こういう可愛さを封印した正統派なかっこいい役、久しぶりな感じしました。今度はリチャード3世が観たい!この間プルカレーテさんやっちゃったけど!!「馬をくれ!代わりに国をくれてやる!」って言ってほしい台詞すぎる…!!

他の登場人物としては妖精の夫妻もよかったー。加藤諒くんのタイテーニア、どぎつさと本人の可愛さが相まってとてもキッチュ。あと厨房の出入り業者の皆さんも面白かった。最初のミーティングがダントツで笑えたので、元々の皆さんが面白かったのかも。

笑いのツボは正直全然ハマらなかったんですが、これは単純に世代が違うのと笑いのスピードが合わなかったからかなと思う。最近気づいたんですが、わたしは台詞のスピードが速い方が笑いのツボがハマりやすいんですよね。作品としても台詞のスピードとか物語のスピードが速い方が合う。性格がせっかちだからかもしれない。なので、同じ野田秀樹脚本でも中屋敷さん演出の半神の方が、話の意味はわからなかったけどがっつりハマってました。まあタイプ全然違うので、シェイクスピアの悲劇を観たらコロっと掌返すかもしれないです。やっぱりシェイクスピアも悲劇が好きなので。

あと今回、舞台美術と衣装の方のスタッフの方とのレクチャートークがあって、これがとっても楽しかったー!

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舞台セットや衣装のイメージや意味、稽古の裏話まで盛りだくさんで、演出の意図とか作品の理解が深まった気がします。

難解な舞台はこういうのガンガンやってほしい。難解じゃなくてもやってほしい…助手で登壇者の女性2人が経歴も面白くて、普通にパーソナリティについても聞きたいくらいでした。もはやお金払いたかったな…。詳しくはTwitterにまとめています。

総じて芸術の秋を満喫しました。あと2公演、なんとか無事に走り切りますように。

*1:いつの話だ

*2:高橋和子さんの訳はめちゃくちゃ好きですが!!

*3:森を燃やしたいのは分かったけど、なんで燃やしたいの??

*4:あえて韻踏んだ