sognamo insieme

君を夏の日に例えようか

MANKAI STAGE『A3!』ACT2! ~SPRING 2022~

客席から見てた家族の一員に、オレも初めてなれた気がした

act2が始まるこのアオリで、咲也くんのことを想って泣きました。

 

ようやく始まったact2、MANKAI カンパニーに家族という居場所を見つけた春組が、それを確固たるものにするために一歩踏み出す物語でした。

 

原作の第5幕「めざめる月」について

周回遅れでハマった私にすら「この話は…当時荒れただろうな…」と思わせる展開。というか、A3!みたいな友情!努力!勝利!の話が好きな人に合わない話だったんだと思う。そもそも5人から6人に増える時点で抵抗感が生まれるのに、その新メンバーは劇団をぶち壊そうと思ってるんだもん。終わり方もなんとも言えない感じで、春組推しじゃない私でもちょっと千景を受け入れるのはキツイな…と思わせる終わり方でした。千景にやられたことをいづみは許しても、私は許してはいけないんじゃないかって思ってしまった。実際8幕まで読んでやっと千景の覚悟や想いを知って、彼が今後どういうスタンスで生きていくのか行動をもって理解できたので受け入れられた気がしました。だからこれまでのエーステの流れから、5幕と8幕一緒にやるのかなーって思ってたんですが、まあボリュームが爆増してるのでそんなわけはなく、5幕だけで3時間超えの舞台になりましたね。

 

春組単独公演の話

多分この話は動きがある(感情としても出来事としても)ので、アプリで読むより舞台の方が向いてるんじゃないかと思ってた。そして演出の松崎史也さんの総括力、この話はこういうことを伝えたいんですよ!っていうテーマを明確に伝える力に絶大な信頼を置いていたので、5幕の色んな感情が渦巻いてなんともいえない後味の残る結末を、きっとスッキリ明快にさせてくれるんじゃないかと思っていました。

結果、めちゃくちゃ面白かったー!!!エーステの感想ってもう語彙が消滅してしまって、とにかく楽しかったとしか言えない。何を伝えたいかなんて小学生でも分かるように描いてくれてるので、わざわざ口にするとチープになっちゃうし*1。春組が家族であるために問題を乗り越えて、赦しあって支え合って舞台を創り上げる素敵な物語に仕上がっていました。原作で消化しきれなかった部分を噛み砕いて昇華して、大好きな物語にしてくれてありがとう。今回からact2で次のステージに進み、音楽も舞台美術も演出も全部変わってしまったんだけど、置いていかれる気持ちにはならなかった。みんなで一歩ずつ階段を上がってるんだなーって思いました。

 

1幕

最初みんなが「おかえりなさい!」って迎えてくれるんだけど、それが久しぶりの本編に監督を迎えてくれたように思えたり、凱旋では本当に地方公演から帰ってきてくれるメタ構造で冒頭からダバダバ泣いてましたね。オープニングも華やかでワクワクするしディズニーのショーみたい。ANSERS新しい曲だけど、エーステに来たなーって気持ちになれるのすごい。

1幕は主に千景の登場と真澄がアメリカに行くのを引き止める場面までで。真澄が抜けそうになることで、より春組が家族として改めて自分達の関係性を認識できたので、必要な出来事だったなと思います。ちゃんと家族がいる綴と至が連れ戻すのに消極的で、家族に恵まれていない咲也とシトロンが積極的だったのが台詞でしっかり対比されていて良かったな。家族の絆は、血の繋がりを超えることができるのか。春組が悩んでぶつかって、より絆を深めているのが印象的でした。

高橋怜也くんは、映画で初めてだったので舞台でも初めましてだったんですが、とにかく可愛い。真澄ってなんかちょっと気持ち悪くて、そこが好きな人も多いと思うので*2、あまり気持ち悪くなく、ただただ可愛い怜也くんの真澄って原作好きにはどう思われてるんだろう。私はこんなに真澄にときめいたことはないだろうってくらいギュンギュンにときめきました!!!はーーーー可愛かったー!!!途中から1幕は真澄定点してました。お父さんに連れられそうになった時、監督から春組と一緒にいたいか聞かれて「そんなの、当たり前だろ(泣)」って泣いちゃう真澄可愛い。「家族ってなんだろ〜繋がりってなんだろ〜」って歌いだす時泣いちゃう真澄可愛い。涙目で監督に「何度でもアンタに恋をする」って言う真澄可愛い。泣いてる姿がツボなんだと思う。牧島くんとは全く違う良さを持った、素敵な真澄くんだと思います。これは真澄のオタクでも牧島くんや怜也くんのオタクでもない外野の意見ですが、牧ちゃんの真澄の空港の場面も見てみたかったなー!怜也くんで一つの正解を見たので、牧島くんならどう演じたのかなって思ってしまう。やっと素直になる真澄を怜也くんの10000倍ツンツンしてた牧島くんの真澄でも見たかったな。

 

2幕

千景から監禁される場面、私の想像力を遥かに超えてすごい演出でした。絶対笑っちゃうと思ったもん。観劇の数日前に観に行ったメリーポピンズが機構トラブルになっちゃったので、最初トラブルかと思いました。体感観劇史上1番長い暗転。千景の声だけが静かに聞こえる状態に、「あ、私たち監禁されたんだな…」って気づいて感動した。千景は後半とにかく監督との場面が多いんですが、監督(観客)は話せないのでどう演出するのかと思ったら、劇団員たちの稽古と織り交ぜて魅せる演出で、これが演劇的手法…!!って舌を巻きました。演劇でしかできない表現のオンパレード!!すごい!!

染様の千景は身長が違うし顔立ちが違うしイメージも違うしっていう原作オタクからの意見をすべて演技力で捻じ伏せてました。すごすぎた。元々エーステって不思議な舞台で、俳優の良いところを見つけられるんですよね。初めて見た俳優さんでも、もう10年近く見ている俳優さんでも、この人の芝居ってここが魅力なんだなって気づかせてくれる。染様もこれまでたくさんの作品を見てきたけど、改めてめちゃくちゃ芝居が上手いことに気づいた。そもそも基礎が段違いに強固。感情を見せない芝居もうまいし、感情を揺らす芝居もうまい。原作の千景は前半は分かりやすいけど、後半は自己嫌悪と後悔とオズへの共感とがぐちゃぐちゃになってて、千景自身も自分の感情が分からないだろうが読んでるこっちはもっと分からなくて混乱してる状態でした。これは私の読解力の問題もあると思う。染様の千景は後半、とにかく傷ついていて、その傷が彼の固く閉ざした殻を破るきっかけになるように演じていたように思います。咲也くんに自分の感情を吐露する場面で、こんなに共感することができるのかってくらい泣いた。初めて千景の本質が理解できた気がします。私はマンパニのみんなのことを好きでいたくて、千景のことも好きになりたくてイベストもバクステも読みあさってたけど、やっとストンと腑に落ちた気がしました。染様ありがとう。植ちゃんの密との組み合わせも最高だった。この話のために密は植ちゃんがやることになったのかなと思うくらい。

劇中劇もめちゃくちゃ楽しくて!オズ大好きだからウィキッドも観たくなっちゃった!こんなに劇中劇と本編の内容がリンクするの初めてでは?と思いました。良いお話だったなー。てかエースリー自体、act2から目覚ましく劇中劇のストーリーが面白くなってて、エーステの味つけが良い塩梅でした。夏秋冬も楽しみ!

 

中止の話

今回はそんなにたくさん行くつもりもなく、東京2公演、凱旋2公演取ってたんですが、my楽の5/22(日)昼公演が中止になりました。

詳しくは他に書いてる人もいますが、前日も元々5分押しだったし気にせず待ってたんだけどBGMが流れてなくて「…おや…?」って思ってたらネルケの偉い人がきて、怜也くんが首を負傷して今日は大事を取って中止にしたい旨、本人は出たがっていたが、彼の将来を思うとここで無理させたくないという制作の決定をお話してました。正直中止慣れしてて、それはもう中止した方がいいね👍!!って思ってたんですが、最後に24flowersを怜也くん以外のみんなでやってくれて、そこではやっぱり泣いた。観たかったもん。出てきたみんながスーパー笑顔で通路でお客さん一人一人にレスしてくれて、良いカンパニーだなーーーって思いました。だってこれ、全部払い戻しになるから所謂タダ働きになるわけで。でもここまで足を運んだ人に少しでも楽しんでほしいって想いが伝わってきて、とても温かい気持ちになった。真澄への応援の拍手もできて、私は改めてこのコンテンツを好きになって良かったなって思いました。

この件はずっとトレンドにも入っていたし、やっぱりスウィングがいないのはどうなの?ってご意見も見たんだけど、私はエーステとスウィングって超相性わるいので、厳しいなという考えです。演劇という「あなたの代わりはどこにでもいる」っていう文化に「あなたの居場所は誰にも奪われません!」っていうスタイルで斬り込んでいるので*3。公演を全部どうにか遂行できる仕組みは必要だと思う。でも、この綺麗事を無理やりに体現してくれるエーステが私は好きだ!見れなかったのは残念だけど、中止が正解だと思いました。

 

切り替えの早いオタクなので、そのままディズニーのヌン茶に行きました。

 

Disney HARVEST MARKET By CAFE COMPANY

予約制ですが、店に行けば意外と入れる。値段以外内装もご飯も超可愛いので暇を持て余した方はぜひ。

 

春はやっぱりその後も当引を狙いましたがチケットは取れなくて、大本命の夏単独は絶対こんな思いで終わらせたくない!!!って意気込みになったので、今手元にチケットが十何…?枚かある!(笑)大好きな夏組の初めての6人!そして私は初めての夏組本公演です!楽しく通えますように!

 

*1:自分の語彙力のなさを誤魔化してます

*2:リボンで自分を縛りつけてるカードとかあるし

*3:今回の話は特に

朗読劇「リスナーたちの星空」

4/29 矢崎広×井上小百合回マチソワ

 

あらすじ

地方の深夜ラジオ番組『星屑ワイド 濱宮賢治ショウ』
この番組は10年続き惜しまれながらも聴取率が振るわず終了した。
それから10年――。編成の都合で、月一回放送の形で復活することが決まった。しかし期間は一年だけ。

第一回、4月。あるラジオリスナーから番組復活を喜ぶ投稿が届く。
それは番組でハガキ職人として有名だった高校生。今は会社員らしい。
須永祐紀、ラジオネームは「七転び七起き」。
昔、彼は番組の人気コーナー「あの人への手紙」でラブレターを投稿した。
相手は同じ番組のヘビーリスナーの佐倉聖美。
その恋愛を番組全体で応援し、最後には結ばれたという流れは伝説になっている。

七転びからメールには、番組復活への喜びと聖美さんとの恋愛の結末などが書かれていた。
当時聴いていたそれぞれからも次々に番組復活のこと、そして思い出話などが投稿されてくる。

すると第二回の5月に聖美さんからの投稿があった。
宛先は「七転び七起き」。番組の復活を喜び、そして現在の生活に対する悩みと七転びへの思いが綴られていた。

そして三回目には七転びからの投稿が届く――。

番組がきっかけで結ばれた伝説のカップルの恋の行方を軸に、番組の存続を願うリスナーたち奮闘、そして、それぞれの人生が番組への“投稿”を読む形で物語が紡がれてゆく。

メインの2人がリスナーの七転び七起き(須永)ときよみん(聖美)を担当し、他3人がそれ以外のリスナー、パーソナリティの濱兄(はまにい)は録音および客席に語りかける仕様でした*1

私も10年前はラジオめちゃくちゃ聴いてた方だけど、こんなに一部地域で内輪ネタで大盛り上がりするラジオが存在していることにびっくりした。全く知らない世界だよ。でも感想見ると「懐かしい」「○○(番組名)を思い出した」とかあるので経験者はいらっしゃるらしい。存在するとしても時代はもっと昔なんじゃ…?って気はするけど…。そこはかとなく登場人物も80〜90年代味を感じたので…。レコメンとか木村さんのワッツアップとかばっかり聞いてたゴリゴリのジャニオタだったので2000年代にもあったらすみません…。

脚本の感じも朗読劇というよりラジオドラマみたいだった。朗読劇を定義づける何かを私が持っているわけではないんだけど、地の文が全くないし、話の内容も劇場より車の中でなんとなくラジオで聞いてる方があってる気がしたので。

話は10年前にハガキ職人だった人たちが戻ってきて今の近況を話したり、新しいリスナーが加わったり*2、メインは七転びさんときよみんの恋愛とその後の復縁を1年かけて追いかけていって、ラジオの復活で大団円。きよみんが離婚するかどうかが1番山場だった。途中からラジオがチャット形式になるので、後ろの3人が演じ分けめちゃくちゃ大変そうでした。

きよみん役の井上さんは初めて拝見したんですが、上手だった〜。広くん、よく乃木坂の子たちと共演してるけど、みんなお芝居うまい。すごい。こういう子いる〜!リアル〜!って思ってた。でもそれはそれとしてきよみん…苦手なタイプの女子でしたね…。こういう女の子しか結局モテないんだよなーって凹んだけど、私の周り結構みんな苦手で安心した(笑)男子の理想の追いかけたくなる女の子って感じなんだろうけど、思わせぶりだし察してちゃんで面倒な女性だなって印象だったので、登場してる他のリスナーたちが女も男もみんなして七転びを責めてきよみんを守るスタイルなのが不思議だった。無事離婚できてよかったね。

七転びは…っていうか広くんは超久しぶりに見たー!舞台で見るのは8ヶ月ぶりだし、こんなに長く舞台でお芝居を見たのはいつぶりかもう覚えてません(笑)少なくとも1年は経ってる。久しぶりに観ると、本当に芝居が私好みだなって思います。芝居の自然さと聞き取りやすさがエグい。ぼーっと観ていても自然に聞き入ってしまう芝居。ナチュラル。でも技巧的。七転びのヘタレな部分も気持ちの切り替えもとても分かりやすかった。情けない場面として、みんなから本心言えよって言われて言い淀む部分があったけど、正直既婚者に告白するのは一歩間違えると不倫疑惑生まれてしまうので言いたくないの分かる。離婚裁判で証拠でっちあげられて慰謝料とか巻き込まれたくないでしょ普通…とか思ってました。

思ってた100倍ツッコミどころあったけど、あんまり何にも考えずにさくっと観れてよかった。武内くんの七転びも見たかったなー。ソワレにアフトクがあって、作演出の土田さんと広くんで井上さんを絶賛してました。本当センスありすぎて朗読劇初めてには見えん。分かる。広くんは昔「朗読劇こそ汗をかけ」と言われて今でも心に留めているそうです。朗読劇、意外とチケット代かかるので、見てるこっちからしても汗かくくらいの気持ちでやってほしいもんね。素敵だと思いました。ただ年始に見た毛利さんの朗読劇「桜の森の満開の下」がすごく良かったので、こっちにも出て欲しかった。今回朗読劇を観て改めて山賊見たかったなーーって気持ちがむくむくしてました。悔しい。

次の広くんは無限列車でしょうか。昨年の今頃、煉獄さんが発表されてからずっとずっと楽しみだったので嬉しいです。早く9月になーれ!

*1:エーステに通ってる友達と監督形式やんって言ってた笑

*2:私なら絶対入れないのですごいコミュ力だなと思った

2021年現場まとめ(A3!関係)

 

世の中には2種類の舞台しかない。A3!かA3!以外かー

 

ということで、こっちはエースリーの思い出をつらつら書きます!現場以外ばっかりなのでブログを分けた方がいいですね。そして遅すぎ!

 

1月

初めての周年で爆死。

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三角くんだけ開花してない現実

かなしい…。今年はもう最初から無茶しないぞと思ってます。でも周年楽しかったー!5周年も楽しみだなー*1

 

2月

ナンジャ

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可愛かったー!今年も行くの楽しみ!初めて2次元オタクになったので、ナンジャの楽しみ方をやっと知りました♪楽しいね。妹の推しの誉さんの誕生日も祝った!

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3月

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エーステ(フォーライ、エーライ)のアニカフェがあったのでアニメイトの前の公園で寒空の下タピオカ飲んでました。私にしては珍しくあっという間に推しを集めた図。

 

4月

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集客イベを頑張りました。礼生くんのカレイベ向かいながら引いて、三角くん出して泣いた気がする(やばい)

 

5月

MANKAI STAGE A3! 〜WINTER2021〜

詳しくはブログに書いてる。

 

k1mg.hatenablog.com

 

エーステとは思えないチケットの取りやすさで見やすい席ばっかりで楽しかった。お願いなのでエーステは凱旋だけでも立川で公演するようにしてほしい。

 

6月

三角くんバースデーだったのでスーパーさんかくクンのケーキ作ってお祝いしました。

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可愛い通り越して若干の狂気を感じますね。

MANKAI STAGE A3! Film Collection

前回神戸で開催された時はもちろんオタクじゃなかったので、このイベントがなんなのか全く知らないままチケットを取ったんだけど、俳優が登壇する配信イベントでした。立川に通うの大変だったけど、夏組のトークたくさん聞けて楽しかった〜。といっても夏組の子どもたちは何故か毎回ソワレに紙飛行機大会をしていたので、退勤後にソワレだけ飛び込んでいた私はほとんどトークではなく紙飛行機大会を見ていました…(?)景品として礼生さんが全員にあてて自腹で買ったIKEAのサメを私も購入して、夏組との良い思い出になりました。

 

7月

とくになし。ひまわりのご飯とかパフェ食べてた。かわいーーーねーーー。

 

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サンデーブランチ下北沢店

www.sundaybrunch.co.jp

8月

 

MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE~SPRING 2021

初日大好き人間なので初日と前楽観劇。春組って2部から本当に家族になったと思ってるんだけど、エーステだとすでに5人の時点で家族として完成してると思います。牧島くんの卒業もあって、啜り泣く声が初日からあちこちに聞こえて私もボロボロ泣いた。牧島くんがいなくなるのも寂しいんだけど、それより春組のキラキラした感じとか暖かさが眩しくて泣けてしまった。ちょうどゲームでも12幕の公開中で、春組への情緒が崩壊してました。牧ちゃんは相変わらず愛しかったな。真澄のこと好きになれたのは牧島くんのお芝居の力が大きいので、ありがとうと伝えたいです。

 

9月はなにもしてないので割愛!

 

10月

MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE~SUMMER 2021

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今年全力を注ぐぞ!って誓った公演。CD先行で爆死した割に全公演行けて良かった〜!同じ番号の立見とか見切れに入りすぎて途中から立ち見スペースが自分の家みたいな感覚になりましたね*2(?)

6人の夏組を心待ちにしながらも、5人の、このメンバーの夏組のことも大好きなので、最後にたくさん目に焼き付けることができて良かったです。夏組は周りを巻き込んで楽しもうとしてくれるから、毎公演ネタが全然違って凄く楽しかった…。全公演DVDに収めてほしいですね。やっぱり私は夏組のことが大好きだなーと思いました。みんなで手を繋いで支え合って、1人では辿り着けない高みをこれからも目指してほしいです。来年(今年!?)も絶対みんなで花火見よう。

 

11月も特になにもしてないので割愛〜

 

12月

MANKAI MOVIE「A3!」 ~SPRING & SUMMER~

現在進行形で観ている。もう秋冬も始まりますね!!!!A3!ではなく、エーステの映画化。私は結構前向きに受け止める方のオタクなので単純にエーステを友達にたくさん見てもらえるのがうれしい。チケット取れないし招待するお金も余裕もないので…。

あと寮があって、MANKAI劇場があって、合宿もできて、単純に今までイメージ補完だった部分を可視化できて楽しかったー!MANKAIカンパニー…生きてる…

私個人の感覚として、どうしても舞台で得られる感動ほど映画では得られたことがないので、熱量とか生っぽさは感じられないんだけど、それでも誠実で良い映画だと思う。これまで色んなコンテンツを制作都合でぐちゃぐちゃにされたことがある身からすると、本当にメディア大事にされてる稀有なコンテンツだと感じる。全てのエースリー大好きおじさん*3に感謝しています。

 

MANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE~AUTUMN 2021

絶対取れないだろうと記念応募したんだけどありがたいことにご用意していただきました。夏からのギャップがすごいし、生バンドが最高に良かった〜!!!!夏組がKAATでやる意味は分からなかったけど(笑)、秋組は国フォの音響をフルに活かした構成で良かった。oneXoneが大好きなんですけど、本当かっこよかった〜!!ピカレスクも生で観れて嬉しかったです。エーステは新規にも優しいのでどこから入っても旗揚げを観れる5年間でしたね。目が足りな過ぎて私秋組推しだったかな….って思った。冬単でも春ライでも言ってる。

 

2021年も楽しい1年でした〜!SSRが引けなくてドブでも、チケットがCD積んだ方が当たらなくても、それでもその苦労(?)と引き換えてでも楽しいコンテンツで人生が楽しい。エースリーに出会えて良かったです。2022年も宜しくね!!!!

*1:今年は無事全員開花しました

*2:KAATの立見席がペンラ振りやすいし腰掛け椅子もある立見でめっちゃ快適だったのもある

*3:制作側のおじさんたち

2021年現場まとめ(A3!除く)

世の中には2種類の舞台しかない。A3!かA3!以外かー

 

ということで、2021年もエースリー関連が行動の半分を占めていたので今回はエースリーとそれ以外で分けました!こっちはA3!以外の観に行った舞台たちです!推しを作らず悠々自適気ままな茶の間ライフ🎶なのにお金は貯まらない🎶こまった

1月

音楽劇「星の飛行士」

毎年1月は毛利さんの作品を観に行くことで定番になってきてる感じがある。

これは少年社中とは別プロジェクトで社中メンバーは少なめ。心の内は燃えてるかもしれないけど、表向きは静かな作品だと思った。私は星の王子様とサン=テグジュペリが大好きで箱根の美術館もつい最近行ったので楽しかったけど、詳しくない人は着いていくの厳しいんじゃないかと思ったり。星の王子様と夜間飛行を補完として同時に朗読劇入れるのはとても良かった。作品中では2作品が断片的に出てくるだけなので、全編分かると理解できる部分も増えるなーと思いました。作品の展開としては毛利さんっぽい。相変わらず好きだったけどもうちょっと熱が欲しかったですね。

 

舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-

ほんとに2021年!?っていうくらい昔に感じる。感想はブログに書きました。

 

k1mg.hatenablog.com

 

無茶な企画だし、色々な面でハラハラしたけど、ステアラで回るの楽しかった。長かった3ヶ月でした。无伝は一瞬で終わったように感じたのに!行ってないからですね…。

 

リーディング「夜間飛行」

鈴木勝吾×朴璐美回。友人から譲り受けて行ったんですが、朴さんの演技力に黑世界で惚れ惚れしていたので、このペアで見られてよかった。サン=テグジュペリを演じている勝吾くんのお芝居は地に足が着いていたし、朴さんの声が!!!!声優さんの声というのはなぜあんなに惚れ惚れするのか。1/fゆらぎ*1ってやつでした。夜間飛行をざっくりしか知らなかったので、しっかり話を知れて良かったです。でも星の飛行士観てるか原作読んでないと着いていくの厳しそうだなと感じました。

あまり内容に関係ないけど、この時期めちゃくちゃ忙しくて開演ギリギリまで追い詰められて仕事してたんですが、この朗読の濃密な1時間集中したおかげで観劇後物凄くスッキリした。ずっと仕事のこと考えてるのって非効率的だと思ってるんですが、ONOFFの切り替えに観劇はめちゃくちゃ有効。スマホの電源を切って世界観に没入して、その間に現実のことは全て忘れる。私にとっては観劇って必要だなーと改めて思った瞬間でした。

 

2月

習ってたオペラの公演と天伝しか観てない。ナンジャ行ってました。

 

3月

双牙〜ソウガ〜新炎

めちゃくちゃ好きな話だった!!!!!!結局2021年好き作品はこれかウエスタンモードかみたいなところある。

今後も再演されることがあると思うので核となるネタバレは避けますが、人を想うための嘘に弱いので途中から涙が止まりませんでした。全キャラクター魅力的で、特にキャストで追いかけてる人はいなかったのでみんな好きーって言いながら劇場を出た。伊崎くんがカテコでオススメしてくれたコッペパンも美味しかった。

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シアター1010の公演に行ったらまた買いたい。

 

ミュージカル「ゴースト」

2018年の再演。桜井玲香ちゃんモリーの回で観ました。ゴーストは「死」と3時間ずっと向き合わないといけないのでしんどくなる。オダメイの場面が愉快で楽しいのが救い。あと3曲くらい欲しいもん。岳ちゃんのウィリーの悪役度が増していたのと、オダメイのバックダンサーでアイドルアイドルしていた。キラッキラでした。あと水田くんのカールははっきりと悪役で良かった。モリーに迫る場面もキモかったし(褒めてる)。前回カールの壮ちゃん、大好きな役者なんですけど芝居に共感しすぎて庇いたくなってしまうので、ストーリーだけ追うなら水田くんの方が話の筋がスッキリするなあと思った。

 

すくってごらん

なんだかんだ5回くらい観に行きました。

感想はブログに書いてる。

 

k1mg.hatenablog.com

 

長めのPVと思えばそれなりに楽しめる。国内外で数々の賞を受賞しているようなので、やっぱり映画の良し悪し全然分かんないなーと思いました*2

 

4月

ミュージカル「薄桜鬼」相馬主計

ここ数年の薄ミュで1番好きだった!相馬役の梅ちゃん、殺陣も歌も恋愛ものの芝居もなんなくこなしててすごい。キャスト全体的にレベル高くて、前キャスト引き摺らずにそれぞれで役を作ってるところも好感持てました。初代のような一丸となる熱量は感じられないけど、重めの襷を繋いでいく意思は感じられて良い。斎藤一篇も薄ミュライブも楽しみです。

 

ミュージカル『スリル・ミー 』

新納田代ペアと山崎松岡ペアを観賞。成福は無理でしたねー。渋すぎた。

山崎松岡ペアから見たんですが、若さ爆発してて良かった。この話って若者たちの閉じた世界で起こった事件だと思ってるんですが、そのイメージにとても近い。山崎くんの彼がいい塩梅で世間知らずな感じが良かったし、松岡くんはいつも芝居が上手でびっくりする。歌は…ガンバレ!って感じでした。2.5ではうまい方なのになー。

新納田代ペアは初代の貫禄を感じました。歌も芝居も最高に上手くてよかった。ただ、新納さんだとちょっと年齢を感じてしまう…仕方ないけど…。田代万里生くんは若く見えたり老けて見えたりの芝居がすごい。年齢不詳。スリルミーは作品として面白すぎるのでまた観たいです。また近々再演あるらしいので楽しみにしとく!

 

メガステ『FIRST DREAM -あなたとみるはじめてのゆめ-』

楽しくて別エントリに感想書いてます。

 

k1mg.hatenablog.com

 

女の子たちの舞台は可愛くて元気もらえるなー。2月の2作目も楽しみ。

 

亡国のワルツ

スケジュールの組み方が壊滅的に下手になってて途中から観た。社会派ってタイトルにどんな感じなのかドキドキしてたけど「国を変えるのはまず自分だ」って感じの前向きなメッセージで良かったな。普通にストーリーのギミックも面白かった。

 

5月

ほとんど冬単行ってました

ミュージカル 『夢から醒めた夢』

昔から好き。待望のはるマコだった!はるさんのマコ、歌が上手だし可愛くて良かった。ピコの四宮さんも存じ上げなかったけどイメージぴったりだった!母が大好きな加藤敬二さんがヤクザなのウケたけど、お別れの場面がさすがだったなー。例年に比べてあんまり子どもがいなくて悲しかった。ファミミュがやりにくい世の中なので*3、ぜひ夢醒めを旅公演してほしい。

 

6月

ほとんどフィルコレ行ってました

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

ロミジュリはなんだかんだ毎回観に行ってる。今回はキャスト一新だったので、立石俊樹ティボを楽しみに観に行きました。すごい顔が良いティボルトでなんでジュリエットはティボルトを選ばないのか不思議でしたね…。甲斐ロミオ犬顔だし犬顔好きなのかな…。甲斐ロミオはベイビーフェイスで可愛かった。味方ベンヴォもお芝居上手だった。イケコ先生へ、立石俊樹と木村達成のロミオをお待ちしております!

 

BSP 応仁の乱

承久の乱が結構分かったから余裕かましてたけど、全然分からなかったですね………(笑)

友達から「ねこねこ日本史見てから観にきた方がいいよ!!」って推されてねこねこ日本史見てから、ざっくり流れを知った上でギリ!ついていけるかなって感じでした。

www.amazon.co.jp

ねこねこ日本史がすごいよってことですね!みんなもついていけるか不安な時代物はねこねこ日本史で予習しよう!(ダイマ)

 

7月

ミュージカル 「レ・ミゼラブル Les Misérables」

内藤大希ちゃんのマリウスが観たくて、あとそれ以外も観たくて2回行きました。レミゼは一度見てしまうとキャスト違いで何度も観たくなるので、鋼の意志で諦めないといけないツライ。大希くんのマリウス、ひたすら弱くて泣いてて可愛くて仔犬マリウスでした。こんなんエポニーヌ勘違いするわ!唯月ふうかエポ、大優勝でしたね。ふうかちゃん、前見た時もすごく良いエポニーヌだったけど今回もとても私好みだった。めちゃくちゃ足早いし機動力ある使えるエポニーヌでカッコいい。今回めちゃくちゃ良かったのは伊礼さんのジャベール。どんどん崩壊していくのが着衣の乱れでわかる!色気すごい!分かりやすい!好き!今までのジャベとはっきり演じ方変えてて面白かったです。

 

ミュージカル 『アナと雪の女王

初日厨なのでなるべく早い時期に観たい!と思って四季先行*4でなんとかゲット。歌がめちゃくちゃすごかったー!レリゴーがすごいんですよ。すごいことなんて分かりきってるじゃん??すごいんですよ!!!!!すごいだろうという予想を遥かに超えてすごいから1幕後の休憩はレリゴーのことしか覚えてなかった!!!!!!!

岡本瑞恵さん、ピコでしか観たことなかったけど顔がエルサで可愛かった〜歌がすごい🎶三平さんもコメディエンヌとして天才だった。

演出面はコロナの影響か劇場自体を変えられないからか、さほど…って感じでした。後半登場人物が平地地面にいすぎなので箱物欲しくなってしまった。氷の城の山とか。プロジェクションマッピングについては、今の日本の2.5次元とか新感線が使い倒してて見慣れてしまった感じがある。座席が動いてる感覚とかほしいもん(?)あんまりそういう舞台*5行かない方なら新鮮に楽しめるんじゃないでしょうか。

 

浦安鉄筋家族

笑いのツボしんでた。岳ちゃん足長かった。スペース・ゼロは自分達の椅子の硬さを自覚して3時間以上の公演をするのはやめてください!それかエアウィーブを明治座から持ってきてください!

 

アレン座「ホウム」

ギャグとシリアスのバランスがよくて楽しく見られた。もっと短いとなお嬉しい〜。ゲストが長かったせいかもしれないのであまり強くは言えませんが…笑

久しぶりの無法地帯チェキ楽しかった🎶アレンの皆さんはみんなフレンドリーで明るくてイイネ

 

8月

全体的に会場内の寒さとのたたかいだった

ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.3-ホワイトチャペルの亡霊-

寒かったー!ステラボールの平面しんどかったー!でも話が面白かったから楽しいのすごい。モリミュは本当面白いんですよ…。今やってる2.5次元作品で誰にでもおすすめできる作品ってずっと言ってる気がする!ホームズとモリアーティが互いに激重感情抱いているところの表現が見事。これはミュージカルで表現した方が分かりやすい気がする。特にそういう言葉を交わすわけではないので…。

話も上手くまとまってて見やすい。原作はふわっとしか知らないけど全く問題なかったです。次回作が楽しみだなー!

 

舞台「鬼滅の刃」其ノ弍 絆

これは記事書きました。

 

k1mg.hatenablog.com

 

活躍するフィールドも武器も違うので絶対共演しないだろうと思っていた2人が共演して祭みたいな8月でした。嬉しかったです。また奇跡が起きればいつか。

 

9月

少年社中「DROP

ハンプティとダンプティを1度ずつ観ました。

難しかったーーー!!!正直わたしの頭では半分も理解できてない気がする…。最近の社中(というか毛利さん)は温度が低めの作品が多く、もう少し熱量の高いものが観たいです。熱量高ければ少し理解できなくてもオールオッケーなタイプなので…。燈がかっこよかった!メサイアだなって思いました。安西しんたは「夜中に犬に起こった奇妙な事件」を演ってほしい。社中メンバーだと、内山智恵さんがいつもと違った役どころでめちゃくちゃサイコーでした!!!

 

舞台『Collar×Malice -榎本峰雄編&笹塚尊編-』

前作・岡崎契編がまじで話についていくのに必死で、ゲームしなきゃ…と思ってる間に次回作が決まり中止になり再度公演が決まり終了しました…。さすがにやれよって話ですが、峰雄と尊は岡崎ルートより事件が俯瞰じゃないというか、一部分だけだったためか、前作より余裕でついていけました。峰雄可愛かったね!!!全力で応援したくなった!尊ルートは普通にめちゃくちゃトキメキ要素高くて大好きなルートでした。これは俺様が嫌いじゃなければハマる。

妹がどハマりして配信一生観てました。

 

演劇調異譚「xxxHOLiC

あまりの高評価についつい観に行った作品。良かったー!すごく良かった!HOLiCについてはその昔高校生のころにどハマりして読み漁ってたので、まずオールメールでの再現度の高さに驚きました。あと前半のHOLiCは所謂短編集なんですが、その中に一本筋を通してくれたので全体として訴えたいことが見えやすかったです。演出もめちゃくちゃ良かった!冒頭の客電がつけたり消えたりする演出も、こんなことできるんだ…って感動したし、セットもすごかった!これだけで終わらせて収支大丈夫!?絶対続けないと元取れないよね!?続編期待しています*6

キャストも全員良かった。もっくんはもちろん、四月一日阪本奨悟くんの腕の角度が原作準拠で最高だという話で盛り上がりました。日テレプラスで何度もやってるので気になる方はぜひ。

 

ミュージカル『ドッグファイト

広くんが初演に出てから好きな作品でずっと行ってます。今回は屋良くん以外ほぼキャストチェンジで演出もかなり変わってた。歌詞がゆっくりになって分かりやすい部分もあれば若者の勢いが落ち着いてしまった部分もあり。演出もローズの部屋の外からお父さんお母さんが見守っている描写は分かりやすくなってたけど、ラストは再演の壁に刺さったバラにスポットが当たる演出が好きでした。ローズがエマちゃんから昆ちゃんに変わって、どちらもとても良かったからそれ自体は文句はないんだけど、ローズが最初の方は肉襦袢入れてメイクもおかしくて…。エマちゃんの時にはそういうことはしてなかったし、カテコで「ローズのメイクは最初から変えてないけど話が進むにつれどんどん美しく見えるように演じてる」って言ってて、それが素敵だったのにな。何故変わってしまったのか…。

ポリコレが叫ばれる世の中であまりに世間と逆行した改変(改悪)だなーと思いました。別にローズ太ってる必要ないですし…。太ってるなら太ったままでもいいし…。最後だけ美人になってる必要性もないよね?ヒッピーであれば十分では?次回はこの点は考え直してほしいですね。

 

10月

舞台「HELI-X II 〜アンモナイトシンドローム〜」

めちゃくちゃ面白かった!!!一作目も面白かったんだけど、話をほとんど忘れてしまって怯えながら行ったんだけど全然大丈夫だった!この作品から見始めても何の支障もなくて超面白くてワクワクしながら観た。アンガーとサッドネスが切なすぎ泣いた。話がどんどん混み合ってきたけど、輝馬のリュウジンの行く末とか全く分かってないので続編も楽しみだなー。

 

11月

劇団ドラマティカ「西遊記悠久奇譚」

あんさんぶるスターズのことを何も知らないで観に行ったけど普通に楽しかった。メタ構造ではあるもののそれぞれのキャラクターが影響されてるくらいで、あとはカテコでキャラクターで挨拶するくらい?輪廻する西遊記って感じ。ポップな舞台刀剣乱舞悲伝って感じだったけど演出はすえみつおじさんではないので、千穐楽だけ演出変更するなんてことはなかった。面白かったけど、立川サイドで観たので腰が痛かったなー。あと30分くらい縮めてほしかったです。さすがに2月の本編までにはアニメだけでも観ます…!

 

12月

コンボ・イ・ランド

THE CONVOY SHOW観てみたいなーと思って観に行った作品。35周年記念でこれまでの感謝を込めて!って感じでメドレー形式で様々な作品の1部分をやっていたので(多分)、正直初見では話が全く分かりませんでした…笑

初めて観に行く話間違えた感あるけど、普段もこういう感じなのかな…?考えるな感じろ形の舞台あんまり得意じゃないので、今後は話の内容がわかる舞台だといいな…。

ダンスは皆さんめーっちゃくちゃ上手でレビューが楽しすぎた。どんなに話分からなくてもバチバチに踊られると満足度高くなるので、色んな舞台関係者の皆さんも心に刻んでほしいです。レビュー、大事。礼生さんのダンスをたくさん観たいなーと思っていたのでその欲は満たされました。また行くと思います。

 

元メンに呼び出されたら、そこは異次元空間だった

2021年ずっと配信含め流してたのに年末ギリギリ滑り込んだ。舞台挨拶ってキッカケになるので偉大。木津くんと岳ちゃんの挨拶回に行きました。監督がマイペースだからか2人がツッコミに回ってて面白かったですね。作品は40分くらいの低予算若手俳優映画って感じ!起承転結がある。エライ。木津くん、映像芝居が上手いのでもっと映像出たらいいのにと思いました。

 

WBB vol.19「ウエスタンモード」

評判が良くて見に行ったらとっても楽しかったー!公演時間も内容もキャストもチケット代も全部バランス良くて最高に楽しかった舞台でした。ジャニーズの佐野さんたちの舞台、初めて観たけどシリアスとコメディのバランスも良いし、話の筋も分かりやすいけどグッとくるし、コメディも内輪ネタに頼りすぎない質の高い笑いで凄くクオリティの高い作品だった。なんでジャニーズは話の筋がわけわからん話だけDVD化して(悪口)、こういう素敵な作品のDVD化は阻害するんだー*7

燈と新ちゃんが可愛らしい兄弟すぎてのたうち回った(?)。燈、笑いをとるセンスが高いし膨大な台詞量をものともしないの凄い。主演のジャニーズ2人、原くんも富岡くんも当て書きか!?ってくらい合ってて良かったな。大和さんとらばくんのマフィアコンビも良かったです。初回、大和さんとらばくんとサトちゃんのアフトク回でお腹痛くなるくらい笑ったし、大和さんがおそらくジャニオタが大半の観客からの支持を得まくっててビックリした!面白いってすごいな!

 

シン る・ひま オリジナ・る ミュージカ・る『明治座で逆風に帆を張る!!』

明治座で年越しは毎年の決定事項なので2021年も無事終えられて良かった。今回はミュージカル ということで笑いは少なめに…というか、2部に全振りしてた感じある。岳ちゃんはとうとう鳩になってしまって出オチで最初の方全く頭に入ってこなかったwwwwwwそれはそうと、歌詞聞き取るのが難しすぎて*8、今回理解するのが大変だったなー。るひまには歴史分からない人間でもなんとなく歴史がわかる、って部分は残したまま今後も作品作ってほしい。多分今回は源氏の話と北条家知らないとかなり厳しいと思いました…。私はたまたまどちらも舞台作品観てたのでなんとなく理解できましたが…元々歴史オタク!ってわけではないので結構ギリだった。私自身がるひまの民から酷評のる戦が大好きだったりするし…なので人によっては超楽しめる人もいると思います!個人の感想です!大希ちゃんが気持ちよさそうにのびのび歌っている姿が好きなので、そんな大希ちゃんを再びるひまで観られて良かったです。また年明け一発目に大都会聞きたい。

2部は相変わらず楽しくて、もっとやって欲しかった〜。岳ちゃんが相変わらず狂っていて、関係者各位にご迷惑かけてないかとか他の推しの皆さんにご不快な思いさせてないかドキドキしましたが、めっちゃ受け入れられてて良かった〜。るひま温かすぎるよ〜!もう爪痕どころか傷跡残す勢いで頑張ってるので、そろそろ大丈夫だよって誰か言ってあげてほしい…(笑)2年連続前川くんにもお世話になりました!!これからもお世話してもらえると嬉しいです!!前川くんもルマンド兄さんで爪痕残しててほっこりした!!!良かったー!かわいいー!圭登くんもめちゃくちゃ身体張ってて可愛かったー!!

着実にるひまに岳ちゃんが受け入れられててありがたい限りです…!願わくば今年も出演が決まったらいいな。そろそろ本当の年越しもしたいので、よろしくお願いしまするひま様!!!

 

はい!2021年振り返りました!なんだかんだ色々観に行ってましたね。あまり良い感想を書けていないものもありますが(ごめん)、今年ももう少し減らしつつ(笑)色々観に行きたいと思います!

*1:突然の鬼滅の刃

*2:舞台も小説もわかんないですけど

*3:大体最後みんなで歌うため

*4:抽選は全落だったので先着にした

*5:プロジェクションマッピング多用舞台

*6:ここまでで分かる人は分かると思うけど、私は西森さんと松崎さんの演出が好きです

*7:昔上田の竜也くんのロミジュリが大好きでDVD化を何度もお問合せに送ったことがあるけど結局叶わなかったので…

*8:ひらりょの歌が特に難しかったけど、初めてひらりょの歌詞聞き取れなかったので、歌い方っていうよりメロディが歌詞を聞き取れるように作られてない気がする

舞台「鬼滅の刃」其ノ弐 絆

気がついたら千穐楽から1ヶ月以上経過してしまった…。各キャストの振り返り配信もさすがに大体終わったので、私も振り返りブログを書こうと思います。

 

kimetsu.com

 

前置き

1作品目の鬼滅の刃は配信で観ました。原作のスプラッタ色の強さが苦手なんだけど、舞台だとイメージに委ねられる部分が多いので幾分か救われた。だけど、演出の末満さんの2.5次元作品は原作が好きな人に向けて作っている傾向にあると思っているので*1、未履修で挑むと大体よく分からないんですよね。なのでやっぱり理解しきれない部分が多く、結局アニメを観て原作も読破しました。面白かった。笑止千万は履修後でも笑ってしまいそうになっちゃうけど。

元々義勇さんを演じている礼生くんにコロナ禍でがっつりハマったので2作目は観に行くつもりだったのですが、予習するぞー♪と思ってアニメを履修していた時、公演の詳細が発表されてびっくり。

矢崎広2.5次元舞台に帰ってくる…?

広くん出演の2.5次元作品といえばミュージカル薄桜鬼。未だ彼の代表作といっても過言ではないですが、出演は2014年が最後。その後もSAMURAI7バイオハザードに出演していましたが、それすら2015年。約6年ぶりの2.5次元舞台です。私が広くんをきちんと追いかけるようになったのは薄ミュがきっかけだったし、やっぱり今でもあの役を超えて好きな広くんの役には出逢えていません。そして当時はまだ駆け出しの俳優たちが大舞台に出る腰掛け的なイメージも強かったですが、今となっては演劇界の大きな柱の一つとなっておりミュージカルや大御所俳優さんも出演されることが多くなった2.5次元舞台。

またいつか大きな作品で大きな役で2.5に出る広くんを観たいな〜と思っていました。彼の演技力や歌唱力、殺陣を余すところなく披露できる役で、2015年より確実に客層が広がっている2.5次元舞台で多くの人に見てもらいたいと思っていました。

そして決まったのが全てを兼ね備えている役といえる煉獄杏寿郎!!!400億の男!!!

え〜かっこよすぎるよ矢崎広〜最高で最強のおかえりだよ〜大きな役すぎてお腹痛くなったよ〜

キャスト発表の時点で推しの2人が柱になることが決まり、私の最高の夏が始まりました。

前置きが長すぎですが感想です。

 

時は大正、日本。
炭を売る心優しき少年・炭治郎は、
ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。
さらに唯一生き残った妹の禰󠄀豆子は、
鬼に変貌してしまった。
絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、
“鬼狩り”の道へ進む決意をする。

鬼殺隊となった炭治郎は新たな任務で
同期の我妻善逸や嘴平伊之助と共に
那田蜘蛛山へと向かうが、
山に潜む不気味な鬼の集団によって、
鬼殺隊は壊滅状態に陥っていた…
本来は群れないはずの鬼たちが、
お互いを家族という、異質な蜘蛛鬼一家。
現れる十二鬼月。
圧倒的脅威を前に追い詰められる一行…
はたして炭治郎たちは窮地を脱することができるのか―

そして、ついに動き出す鬼殺隊最強の剣士"柱"たち。
その目的は!?
炭治郎と禰󠄀豆子に更なる試練が訪れる。

新たなる脅威、紡がれる絆、集う柱…
鬼狩りの剣士たちの戦いは次なる舞台に―

 

感想

前述の通り、アニメを無限列車まで履修してから臨んだので最高に楽しかったです。

やっぱり絶対履修してから観に行った方がいい。知らない人も楽しめる作品が1番だけど、原作が好きな人に限りなく寄り添う作品づくりも2.5では“正解”だと思うので。

というか、国民的な作品すぎて見てる前提で作るに決まってる。

ただ、一作目は情報量も多くどうしても「忙しい人のための鬼滅の刃」になってしまっていた部分も否めず、それに比べると今作はエッセンスをギュッとまとめて限りなく観やすくしてくれていると思いました。少なくとも展開の速さは感じなかった。

蜘蛛の糸光ファイバー(?)で表現していたのが分かりやすくて好き。八百屋というには急すぎる斜面のおかげで映像の投影もめちゃくちゃ綺麗だった。

あと末満さんの作品はとにかくキャスパレがかっこよくて、ここでしか見れない無惨様vs煉獄さんの睨み合いが最っ高でした…!私は義勇さんと煉獄さんを定点しなければならなかったのでキャスパレと柱合会議は常に目が足りなかったです。結局2人の大事な場面を見逃しまくっているので何も見てなかったのかもしれない…。

今作、那田蜘蛛山編は義勇さんの活躍回なので殺陣がたくさん見れて嬉しかったな〜。今年前半に刀剣乱舞で100本ノック(物理)をやった本田礼生さんは殺陣が初演に比べて目覚ましく上手くなっており、水柱に相応しい流麗で速い殺陣でした。えーん最高。本人はまだ色々と思うところあるみたいなので、今後の成長楽しみすぎますね。

礼生くんにとって義勇さんは色々とスペックを抑えないといけない役だと勝手に思ってるんですが、殺陣がめちゃくちゃ魅力的になったのですごく良かったですね。日替わりネタも(伊之助が)頑張ってましたけど。千穐楽の笑止千万ネタで頬が緩む義勇さん、収録には上手く隠されそうなのでここに記しておきます。柱合会議のトラブル回収は全く見れなかったので配信で見れてありがたかった。

義勇さんは今後無限城まで出ないんじゃないかと思ってるので、4作品後また礼生くんで観れることを切に願っています。

煉獄さんは、出番としては全然なくてトータル20分くらい?でした。2幕まで台詞ないので第一声に私が緊張した。だって煉獄さんだし、10ヶ月ぶりの舞台でしたし。声の大きさにびっくりしたけど、それも煉獄さんぽくてよかったですね。あまり知らないけど原作好きの方の評判も良いみたいで良かったです。柱合会議までの煉獄さんって目がかっぴらいててサイコパスなアッパー兄さんって感じだったんですけど(悪口)、広くんの煉獄さんはいい意味でサイコパス感が減っててスッキリしました。アニメや漫画だとどうしてもコマにいない時にその人がどんな様子なのかが全く分からないので、予測がつかないと感情がぶつ切りに見えて「何考えているか分からない人」になるんだと思うんですね。

その点舞台だと、板の上に立っている限りその人は芝居を続けているので、様子を窺うことができる。本来なら読者が想像力でなんとかしないといけない「点」と「点」を役者が繋げてくれる。原作からさらに踏み込んだ一面を見ることができるのは2.5の良いところだなと思います。柱合会議の煉獄さんがまさにそうで、炭治郎の行動によって考えがどのように変化したのか非常に分かりやすくなっていました。さすがでした。

ラストは末満さんありがとうキャンペーン。こんな予告編見せられたら誰だって次回作を期待してしまうので早く発表してください。かっこよすぎて心が苦しくなってしまうので、無限列車編までに心肺を鍛えて全集中の呼吸ができるようにしようと思っています。

 

大好きな2人については話しきってしまったので、その他について。

まず、開幕したその日に小林亮太くんの体調不良が発表され、初日から3日間休演になりました。そもそも感染者数もやばいし、無事に幕が開いてほっとしたところだったので、結構本気で初日で終わるかも…?と思いました。ちょうど半年前に礼生くんが公演中腰をやった時も心配すぎて完治するまでやらないでほしいと願っていたので、該当チケありましたけど3日間の休演は当然というか、この期間にどうにか治ってほしいと思ってましたね。無事元気なこばりょた見れて良かったです。初演よりはだいぶ配慮された構成になっていたと思うので、暑さって怖いなと思いました…。

あと今回も歌すごく多くて、「なんでこれはミュージカルじゃないんだ…?」と一瞬2.5における舞台とミュージカルの違い考えちゃいましたね。どういう分け方なんだろ。キメステは和田さん作曲なんですが、なぜか佐橋先生イズムを感じるというか、薄ミュ初期を感じる音楽が多いです(伝わる人には伝わると信じてる)。江戸〜大正くらいの作品だから雰囲気似るのかな。1作目のトンチキ感が薄れて普通に良い曲が多くなってたのが逆に寂しかったですね。無限列車では夢の場面とかでトンチキな曲が聴きたい。そしてアンサンブル含め、今回から参加キャストの歌唱力が底上げされててストレスフリーで聴けました。門山さんのしのぶさんすごかったね。いつか義勇さんとデュエットしてください。

アンサンブルもみんな上手で可愛かったー🎶大好きなアオイが超可愛かったので満足です。また遊郭編で見たいなー。

銀河劇場も梅芸も立川も、全部の会場で雨が多いし*2、劇場寒くて防寒対策極めていたし、色々と思い出に残るキメステでした。楽しかったなー。無限列車ももちろん楽しみなんですが、大好きな2人が同じ板の上に立っているのを見るのは今作限りなのでめちゃくちゃ幸せで、振り返り配信も含めて大いに楽しませていただきました。

これから広は森へ、礼生はタタラ場で暮らしますが、わたしはどちらにもヤックルに乗って会いに行きます(は?)

*1:舞台Kで得た教訓。

*2:ちなみに広くんも礼生くんも雨男です

MANKAI STAGE A3! winter2021 冬組単独公演

2020年版の再演。前回より良くなっていなければ再演する意味がない、そんな意思を団員から強く感じた公演でした。

 

前回も1公演だけ取れて、あとは配信で観てる。以下の記事に簡単に書いてます。

 

 

k1mg.hatenablog.com

 

 

2.5次元舞台というのは、今や大きな劇団のようになっているように思う。

5年ほど前までは2.5次元舞台に出演することは大きな舞台に出るまでの踏み台、繋ぎのような印象の俳優が多かった*1が、近年では2.5次元舞台に立っていることにある種の矜持を持っている役者が第一線に立っている印象を受ける。

冬組のメンバーはその矜持を持っているようにみえる筆頭の面々。すでに数多くの2.5次元作品の代表作を持っていて、劇団でいうところのトップを走っているような役者たち。そんな彼らに、『ただ公演を成功させることだけではなく、一歩歩み寄ってチームになる物語』を描かせているのは、本来の彼らとリンクしてとても面白いなと思った。

すでに何度か共演しているメンバーで、他の組のようにぶつかり稽古をしなくてもある程度形になる。そこを一歩踏み込む難しさが彼らの現実と重なるような感じがしました。

 

冬組第二回公演『主人はミステリーにご執心』

有栖川誉主演、御影密準主演の第二回公演。誉さんのトンチキソングとポエムがパワーアップしていて楽しかったなー。私は誉さんと同じような経験がある…というか、傷ついている人を上手く慰められないタイプの人間なので、誉さんが自分が「人の気持ちが分からない」ということに後ろめたさを抱いているところがとても好きです。芸術家肌で常に変なテンションだけど優しくて繊細な人なんだと思う。あまり舞台では出てこないですが物事の真理を知っているところが1番好きです。そんな誉さんと記憶喪失で情緒の発育がいちねんせいの密くん。アラサーなのに拗らせ思春期の冬組を象徴したような可愛いペアでした。

涼星のトンチキなダンスや振り切ったアドリブができる強いメンタル、るひまでしか見れないと思っていたのでエーステは貴重。

今回雄三さんが入ったことによって稽古場が締まったなーという印象でした。お芝居の稽古場なんだけど、結局立場の違う人が1人いるって、創作の現場では大きなことなんだと思う。特にエーステでは監督は直接その場で何かを言うことはないので、新しい外部の人がいると説得力や言われた側の反応にまで影響が出るのが面白いと思いました。

劇中劇の大正ロマンミステリーはめちゃくちゃ好きな系統の話。綴はこの話の続編あと2〜3作書くべし。志岐と鷺島の出会いとか、中津刑事からの依頼とか相馬京一の復讐とか。観たい。

原作で読んだ時から好きな話だったので、大正の雰囲気をバッチリ再現されててサイコーだった。とにかくこの2人は身長差も関係もカワイイ。ダンスや集合の場面でもこの2人はいつも一緒にいてくれるので、需要を分かってくれててありがとう……という気持ちになります。

 

冬組第三回公演『真夜中の住人』

雪白東主演、高遠丞準主演。

特に推しではない、推しもいない冬組単独公演に数回通うことにしたのは本作の影響が大きい。こっちは再演でかなりBGMや演出に変化が加えられてたと思います。

ゲームでも東さんの過去は重たくて、未だに100%彼の気持ちの整理がついているわけではないんだけど、初めて一歩前に進んだ場面がこの冬組との出会いなんだろうな。

久しぶりに冒頭に彼の独白が始まったところから観ると、あまりにも悲しくて泣き続けてました。繊細で自分を隠すのが上手な東さんと正直で不器用な丞の凸凹コンビが、旗揚げの衝突を彼らなりの時間と交流で乗り越えて分かり合える過程がとてもリアル。

現実と混ぜてしまうけど、俳優としてキャリアを積んでプライベートな部分に関わらなくても形にできる力が備わっている彼らに「公演はうまくいくかもしれない。でもアンタ自身はどうなんだ」って言わせるの凄い。冬組自体がもう一歩前に進むための本作品の大きなテーマになっていて、冬組のキャスト自体が彼らなりの距離感を作っている感じがとても好きでした。冬組の俳優たち、みんな何度も色んな作品で観ているけど特段推しなわけではないのにここにきて大好きになってきたのでエーステって不思議な作品だと思います。

劇中劇、大きな月のセットの下でおこなわれる悲しい男たちの話。原作で読んだ時には「なるほど綴はブロマンスの話も書くんだなあ」くらいに思ってたのに、舞台では玲央と浩太の激重感情に頭を抱えてました。この話を観たくて通ってしまったところある。お互いがお互いの事を思っているのに一緒にいることが叶わないなんて、なんて切ない話なんだろう。これを東さんがやっていることも相俟って毎回泣いていました。真夜中の住人は、再演で明らかに全員の解像度が上がっていたし、回を重ねるごとにどんどん良くなっていったので、フル尺で観たいですね〜〜!!!こんなに好きになるなんて、私が1番びっくりしてる(?)

ちゃんとチームになれた、運命共同体という形になった冬組。彼らの現実ともリンクするバランスがとても好きになった公演でした。願わくばガイさんがいる冬組はこのメンバーで観たいし、第5回公演の丞がMANKAIカンパニーに残る理由の先にはこのメンバーがいてほしい。忙しいみんなだけど、そんな夢を描きたくなるほどです。

劇場について

みんなが嫌いな劇場ランキング上位にランクインしつつある立川ステージガーデン。個人的には、まあ好きにはならないけど最悪でもないって感じの劇場でした。前方シアターサンモール、後方TDCって感じ。今回中通路以降で心ばかりの段差がつけられててそれが2列ずつだったので、後方の偶数列は何も見えない事態が発生してました。私は運良く通路側や前に人が来なかったりしたのでそこまで見えないことはなかった*2

サイドシートで取った2階バルコニー前方はめちゃ当たり。映像は見えないけど、各キャストがすごい近くてファンサ貰えるのでハッピーでしたね。カズナリありがとー!

フィルコレでも何度も行ったので多少の愛着が湧いてしまったところある。マチソワ間のIKEA楽しい。あとはジョナサンにひたすらお世話になりました。ありがとうジョナサン。

8月もまたお世話になるので、変な席引かないことを願うばかりです…。

取れないくらいなら立川行く方がましなので、激戦の公演であればまあアリ。

 

エーステ楽しかったなあ。楽しいなあ。愛に溢れてるこのコンテンツとこれからもたくさん思い出を作りたいです。

*1:俳優が思っているかは知らんが、ファンにこういう考えが多い印象を受ける。個人的にはこの考え方は全く好きではないし、2.5次元舞台を他の演劇と同等に観劇している私からすると、何故か下に見られている感じがして非常に腹ただしい。

*2:本当に運が良い人はそもそも後方偶数列をなんども引かない

「ツキウタ。」ステージ Girl’s Side MEGASTA.『FIRST DREAM -あなたとみるはじめてのゆめ-』

昨今、常々思っていたことがありまして

それが

女の子推したい

ということ。イケメン推してるのは楽しい。若い*1男性から得られるキラキラとしたエネルギーは何にも代え難い幸福感とパワーをもらえる。

でも、男性の考えてることよく分からないのでたまに疲れるんですよね…。女子校育ちで友人関係も女の子ばっかりで、女の子に囲まれて育った地味女なので…。そこまで深追いしなきゃいい話なんですけど、そんなブレーキがきくならオタクやってない。

というわけで、男性に疲れた私に沁みる清涼剤のような舞台観てきました。一回しか観てないので気力で書く。

 

あらすじ

某大手商社で働いている高瀬里奈(たかせ・りな)には、誰にも言えない秘密があった。それは女性アイドルを推すという趣味だ。周囲の目を気にしてカモフラ生活をする陰で、こっそりライブに通う日々。しかし、秘密の推し活仲間である中島 暦(なかじま・こよみ)が、趣味が高じてイベント制作会社に入ったことで、カモフラ生活に迷いが生じるようになるのだった。

私も……好きなものを好きって言いたい!

そんな彼女が、暦からのヘルプで急遽手伝いに入ることになったのは、ツキプロの女性アイドルユニット「Fluna(フルーナ)」と「Seleas(セレアス)」の合同ライブ「LUNATIC☆GIRLS LIVE(ルナライ)」!
ステージ裏で巻き起こるトラブル、事件を乗り越えて、届けたいのは全力の歌とダンス、そしてキラキラの笑顔!

——これは、FlunaとSeleasがまだまだ駆け出しだった、あの頃の物語。

 

感想

めちゃくちゃ現実世界の話だったヤッター🙌

ここ数年でやっとツキウタ。の世界観に慣れてきたので、久し振りにツキウタ。の舞台に来れて懐かしかったです。ふじわらさんの作品ってめちゃくちゃ独特だと思うんですが、私はすってんころりんより日常系の方が好き。

女神たちに興味を持ったのはツキステ9幕で椿ちゃんと麗奈ちゃんの星年少の2人がめちゃくちゃ可愛かったから*2。メガステが発表された時に女の子のパワーで元気になりたいなって思ってついついチケットポチってました。

うっっっすらとしたFlunaとSeleasの知識しかなくて行ったんだけどめちゃくちゃ楽しかったー!!!駆け出しのアイドルたちとファンである女子2人、みんなが頑張って支え合ってステージを創り上げる話だった。

お話→お披露目ライブ→お話→ライブ→2部ライブって構成も大大満足。ダンスライブの名に相応しいダンスボリュームだったので、お腹いっぱいになった。他のユニットもこれくらいのボリュームでお願いしたい…。

アイドル出身の子達があまりいない中、よくここまで仕上げてきたなあ。会場もステージも女の子ばかりという異様空間だったんですが、めちゃくちゃ落ち着いた(笑)女子校時代思い出しちゃう。

私が観たのはSeleas回。 Seleasのこと、めちゃくちゃ好きになっちゃったナ😍ついオジサン構文使いたくなるくらい可愛かった。Flunaも可愛かったのでFluna回観たかった…。全然チケットなかった…。コロナ禍で女子しかいなくてこのチケットの売れ行きは普通に凄い。ツキウタ。コンテンツの地盤の強さを知りました。

あと、ファン役の里奈と暦がリアリティのある悩みを抱えてて親近感沸きました。私もその日ちょうど会社を放火したいくらいムカつく出来事があって(物騒)、イライラしながら会場入りしたので里奈の悩みがグサグサ突き刺さってしまった。女性だからこその悩みをみんなが抱えてる世の中、アイドルに癒されて頑張ってこ!って切り口で書かれてたので、明日からも頑張るかーって気持ちで終えられてとても良かったです。楽しいことがあるって大事*3

その一方で、アイドルたちもファンに見てもらって成立するという描かれ方で、各々がスキルアップするために力を合わせて頑張っていて微笑ましかった。Seleasラストの曲T.O.T.M聴いて思わず泣いてしまったもん。可愛すぎて。人を応援するのってこんなに幸せなことなんだー!って実感できた楽しい舞台でした。

女神は月の世界がなんたらって話ももちろんあるんだけど、あまりすってんころりん*4せずに現代の話をしてほしいです。

 

とか言ってたら第二弾キター!!!

 

tsukino-pro.com

 

フレネミーの話…舞台も客席も女子しかいない空間でなかなかリスキーだなと思いますが、また現代の話で嬉しい。ゆるっと推していきたいのでルナライも配信があれば観たいですね。ツキの推しメンが全員キャス変してしまったため、今後は女神ちゃんたちをメインにツキコンテンツを見ることになりそうです。ツキステのキャス変はめちゃくちゃ寂しいけど、意図せず女の子推しがしたい!という気持ちを満たせる状況になったのでこれからもマイペースに観にいこうかなと思っています。

*1:若くなくても

*2:男子たち観た記憶あんまりないもん9幕

*3:結局制作会社にパンピが潜り込むの、企業体質としてはヤバいんですがツキウタの世界は性善説なので…

*4:ツキウタ。用語:異世界ワープ